益岡 想
慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。
英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
また、現役人気英語講師が英会話スクール・オンライン英会話を徹底的にリサーチし、
実際の内容や評判・口コミに関して紹介をしています!
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TOEFLとはどんな試験なのか
そもそも、TOEFLとはどのような試験なのか、おおまかな特徴について知っておくことが第一歩です。
実用英語技能検定、TOEICとの違いはどこにあるのか、確認していきましょう。
4技能が試される
TOEFL最大の特徴は、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能全てが試されるという点にあります。
それぞれ30点ずつの配点なので高得点のためにはまんべんなく実力をつける必要があります。
TOEFLの平均点
リーディング | リスニング | スピーキング | ライティング | 合計 | |
世界平均 | 20.8 | 20.2 | 20 | 20.6 | 81.5 |
日本平均 | 18 | 18 | 17 | 18 | 71 |
TOEFLを運営しているETSの公式データです。(2017年)
日本平均は世界平均点より各セクション2-3点ずつ、合計10点ほど下回っていることが分かります。
TOEFLで必要な点数
TOEFLのスコアを何に利用しようとしているかによって、必要な点数は変わってきます。
一般的に海外大学への留学には最低60点が、トップレベル大学を目指す場合や大学院の出願の場合は100点以上のスコアが求められます。
TOEFLの勉強のための教材の選び方
TOEFLは、他の受験者が多い試験と比較すれば教材が充実していないとも言えます。
その中でもより良い教材を選ぶために必要なポイントを3つご紹介いたします。
①TOEFLの形式になるべく忠実なものを選ぶ
TOEFLはどのセクションも特徴的な出題形式を持っていて、それに慣れているか否かはかなりスコアに影響してきます。
問題に慣れるためにもしっかりと本番のテストを研究して作成された参考書を選びましょう。
②解説が充実したものを選ぶ
独学で勉強をするにあたって、解説の充実度はかなり大切です。
特にスピーキング、ライティングなど解答の自由度が高いセクションでは採点基準についての解説が詳しくないと自己採点ができず、実力アップにつながりません。
③音声付きのものを選ぶ
リスニング、スピーキング、ライティングセクションのIntegrated Taskなど、問題演習に音声を聞くことが必要になるので音源が利用できることはもちろん必須です。
また、ただ演習に使うだけでなくシャドーウィングに用いてリスニング・スピーキング力の底上げにも使うことができます。
TOEFLを初めて受験する人におすすめの教材
初心者の方がいきなり難易度の高い参考書に挑んでも、あまり効果が出ないことがあります。
初回の受験では基礎作りと形式に慣れることを優先していきましょう。
単語集
シンプルで使いやすさ抜群
TOEFL学習者のほとんどが使用しており絶大な支持を得ている単語集です。
すっきりとまとめてあるため、必要な情報だけ身に付けることができるのが特徴です。
はじめてのTOEFLテスト完全対策 改訂版
WEBテストを受けられる
そもそも、どのようにTOEFLの勉強を進めていけば良いのか?どのような傾向があるのか?
と言ったことから学びたい初心者の方におすすめの一冊です。
ただし、これ一冊で対策するには不十分なのであくまでも最初の一冊として使い、各セクションごとの参考書などを並行して学習しましょう。
はじめて受けるTOEFLⓇ TEST攻略×アプローチ [改訂版]
単語から模試までがこの一冊で完成するようになっている
こちらの参考書もビギナー向けに作られているため、これからTOEFLの研究を始めるというときにぴったりな参考書になっています。
単語集から実践問題、模試の受験が一冊で可能になっています。
TOEFLで高得点を取りたい人におすすめの教材
次に、さらに高得点をとるために各セクションの点数の底上げに効果的な教材をご紹介します。
単語集
初心者の方向けと同様の単語集で、3800語全てをしっかり頭に入れると各セクションで「知らない」「分からない」単語が減り、ぐっと効率的に解答を導くことができるようになります。
リーディング
TOEFLを運営するETS公式の問題集なので、本番の形式に一番近い問題を演習に使用でき、附属のCDで本番さながらの模試を受けることができるのも魅力です。
ライティングも自己採点の際の採点基準がまとめられているので、独学での勉強に必須の参考書です。
リスニング
メモの取り方などコツが学べる
TOEFLリスニングの参考書としてだけでなく、実際に留学先でも経験するであろう英語での講義の構造を理解することができます。
本番の試験でどのようにメモをとるべきかと言った実践面でのコツも身に付けることができおすすめの教材です。
スピーキング
TOEFLのスピーキングについての教材は、他の試験・TOEFLの他のセクション専門教材に比べ選択肢がかなり限られています。
その中でも、一冊でスピーキングの苦手克服にも十分な演習量、質を誇る教材がこちらです。
ライティング
英語でレポートなどの公式な文章を書く時の基本的な構造や言い回し、語彙を身に付けることでライティング力を基礎から積み上げることに役立ちます。
また、WEB模試で本番形式で実力を試すこともできるのがポイントです。
TOEFLの勉強に役立つオンライン教材
TOEFLの学習に効果的なのは、紙媒体の教材ばかりではありません。
スマートフォンなどを使って隙間時間にも勉強できる教材をご紹介します。
①スマホアプリ 旺文社 TOEFLテスト英単語3800
シンプルで使いやすい
単語集でおすすめした旺文社の書籍のスマホアプリ版です。
レベル別に単語を学習できるようになっていること、必要な情報に集中して暗記できることから使いやすいアプリになっています。
オンライン英会話レッスン mytutor
留学・ビジネス英語に特化
講師の方は全員が社員で構成されており、担任を決めて集中して学習したり、いろんな講師の方と授業をしたりと自由に学習が進められます。
また、特に留学やビジネス英語に特化したオンライン英会話レッスンなので、TOEFLだけでなく実践面でも活用できる英語が学べるのがうれしいですね。
Youtube MagooshTOEFL
実践的な内容が分かる
問題、解答、解説まですべて英語で紹介してくれるところが一押しポイント。
具体的にスコアを上げるために各場面でどんなコツがあるのか学ぶことができます。
TOEFLのおすすめ外国教材
和書での対策が完璧になって、さらに演習を積みたい!と感じたら質の高い外国教材を使ってみるのも1つの方法です。
韓国のTOEFL対策テキスト
演習量を増やしたい時に
解説は韓国語で書かれているので問題と解答のみしか分かりませんが、問題の質も良く和書での演習が足りないと感じた時に追加で学習する時に使用すると良いでしょう。
洋書のTOEFL対策テキスト
CDが附属されている
6回分という大ボリュームの模試を収録、CDつきで本番形式の練習を積むのにぴったりの教材です。
まとめ
今回は、TOEFL対策に教材の選び方やおすすめの参考書をご紹介しました。
TOEFL対策で学習する内容は留学後の実際の学校生活でも役に立つものです。
良い教材を選んで英語の基礎からしっかりと身に付けていきましょう。
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