益岡 想 慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。 英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
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toeflスコアの有効期限は?取り直す必要があるかも
結論からいうと、TOEFLスコアには有効期限があり、スコアを取得してから2年間有効です。
この有効期限は、いわゆる公式のTOEFLスコアとして見られることの多い「TOEFLiBT」だけでなく、TOEFL ITPなどの他のTOEFLスコアも同様です。
TOEFL受験から2年以上が経過してしまうと、My TOEFL Home上でスコアを確認できなくなり、Official Score ReportsやTest Taker Score Reportも発行できなくなります。
2年以上前にTOEFLを受けたけど、海外留学や就職活動で使いたいという方は、TOEFLのスコアを取り直す必要があるので、注意してください。
海外留学に必要なTOEFLのスコアは最低60点
海外留学で最低限必要になるTOEFL iBTのスコアは、一般的に60点だといわれています。
TOEFLのスコア60点は、英語での日常会話がある程度問題なくできるレベルの英語力だからです。
ただし、TOEFLのスコア60点は最低限のスコアなので、留学先の大学はメジャーでない地方の大学などに絞られるので、あくまで目安として考えておきましょう。
海外留学で必要なTOEFLのスコアは60点なのですが、有名な大学になればなるほど、もちろん高いスコアが必要になります。
一般的に、都会にあるようなメジャーな大学では、70点~80点のスコアが要求されることが多いです。
また、スタンフォード大学やハーバード大学など、トップクラスの大学になると、最低でもTOEFL100点以上のスコアが求められます。
就職に必要なTOEFLスコア
日本ではまだまだTOEFLの認知度が低く、企業や学校ではTOEICのスコアや英検の級を基準として採用しているところも多いです。
ただし、海外就職を考えている方や、外資系の企業への就職を考えている方は、TOEFLのスコアを取得しておいて損はないでしょう。
一般的に外資系の企業への就職を考えている場合は、TOEFLスコア105点以上が理想であるといわれています。
TOEFLは世界中で利用されている英語の技能試験で、今後もこの流れは広がっていくと考えられるので、今のうちからTOEFLを意識しておくと良いでしょう。
TOEFLとTOEICはの違いは?
実はTOEFLもTOEICも同じETSという団体が主催しているテスト。
TOEFLは英語圏の大学など高等教育機関におけるコミュニケーション能力を要求しています。
そのため、具体的に要求される能力は講義の受講をはじめ、学術書の読解、ディスカッション能力など。英語圏以外の学生が英語圏の大学などにいく場合に入学基準として使用されています。
一方でTOEICはビジネス英会話や日常英会話を主眼としたテスト。
実は受験者の65%以上が日本人という割とローカルなテストですが、日本では就職活動の評価基準の一つによく使われます。TOEFLの簡易版ともよく言われています。
海外留学を目指すならTOEFL、国内就職ならTOEICを受験するのが定番です。
ただ、実際の能力はTOEFL>TOEICなので、TOEICのスコアを重視してTOEFLのスコアを軽視する企業は英語に対する感度があまり高くないかもしれません。
そう言う意味で、「英語を使って仕事をしたい」と考える場合でもTOEFLを受験することをおすすめします。もちろん、どちらとも受けるのが一番良いとも言えます。
本当に英語力をつけたいと考えて勉強を始めるならTOEFLをおすすめします。TOEICの受験対策をずっとしていた人がTOEFLで点数を取るのは難しいですが、逆は簡単だからです。
そう言う意味では、英語検定(英検)もおすすめ。英検は英語の総合的な能力がテストされるので、対策しているうちに自然と英語力が身につくテストと言われています。
就職活動で有効とされているのは準一級からと言われていますが、2級取得でも難関大学の長文読解ができるレベル。面接のテストもありますし、英語教育の素地を作る意味で英語初心者の方にはTOEICよりもおすすめです。
まとめ
今回は、TOEFLスコアの有効期限と、海外留学や就職で必要なTOEFLスコアを紹介します。
本記事の要点は、以下の通りです。
- TOEFLの有効期限は受験から2年間で、それ以降は再受験の必要がある
- 海外留学で求められる最低限のTOEICのスコアは60点、有名大学では100点以上である
- TOEICのスコアに有効期限はなく、英検は半永久的だが留学では2年間有効である
- TOEICのスコアは海外就職や外資系の企業への就職の際にも有効である
このように、海外留学をする際TOEICのスコアは2年間が有効で、また、英語力は短期間で変化するので、こまめな受験が必要です。
この記事を参考にして、TOEFLスコアの有効期限を把握しておき、これからTOEFLを受けるならどれくらいのスコアを目標にすればいいのか、目標を定めておきましょう。
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