TOEFLスコアの満点へのロードマップ セクションごとの目標スコアと勉強法

 

記事監修者紹介

益岡 想

慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。

英語検定一級TOEIC990点TOEFLiBT 110点超えTOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。

TOEFL iTPテストは120点満点のテスト。TOEFLと比べてスコアが少ないけど、問題数が少ないわけではないことに注意!笑

TOEFL iTPの満点はTOEIC990点と比べて難易度がよりハード。挑戦しがいのある目標だね

80点超えたらTOEIC800点以上の実力はあるんじゃないかな?それくらい難易度に差があるね

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TOEFLスコアの満点って何点?どれくらいのレベル?

世間一般的に「TOEFLのスコア」といったときには、いくつかあるTOEFLのテストの中でも、TOEFL iBTテストのことを指していることがほとんどです。

TOEFL iBTテストのフルスコアは120点。

リスニングやリーディングの他、ライティングとスピーキングのスキルも試されます。

テストスコアの範囲
TOEFL iBT0点~120点
TOEFL ITP310点~677点

 

セクション制限時間内容スコア
リーディング54~72分長文読解問題(10問)×3~4パッセージ0~30
リスニング41~57分講義形式(6問)×3~4題

会話形式(5問)×2~3題

0~30
スピーキング17分Independent Task 1問

Integrated Tasks 3問

0~30
ライティング50分Independent Task 1問

Integrated Tasks 1問

0~30

 

TOEFL満点を目指す単語勉強法

英単語はただやみくもに覚えても非常に効率が悪いです。

単語を頭に定着させるには繰り返し覚えようとする行為が重要です。

本は1週読んで満足するのではなく、覚えられるまで何週も読むようにしましょう。

また、最後まで読んでから戻るのではなくマメに復習をするような形で読んでいくのがいいです。

この本の場合、単語数は3800なので1日200ずつ覚えたとして最初に戻ってくるのは20日後です。

20日前に暗記したものを完全に覚えていられるほど人間の脳は優れていません。

記憶からなくなってしまう前に何度も繰り返し暗記をするようにして記憶に定着させましょう。

エビングハウスの忘却曲線といって、覚えてから時間が経てばたつほど思い出しにくくなるということは研究でもわかっています。

TOEFLテスト英単語3800

『TOEFLテスト英単語3800』は最も人気のあるTOEFLの単語学習の参考書。

ハイスコアを獲得するには8000~10000以上の英単語を知っておく必要があるといわれているTOEFLで頻出の単語をカバーしています。

AmazonのTOEFL単語部門でベストセラー1位を獲得しており、TOEFL勉強の最初の一歩にオススメの参考書です。

「TOEFLテスト英単語3800」については「『TOEFLテスト英単語3800』のおすすめポイントと活用法を紹介!」で詳しく解説しております!

TOEFL満点を目指すリーディング勉強

リーディングセクションはTOEFLの試験で最初に挑むべき試験になります。

まずはその出題形式を理解して、どの程度の実力が求められるのかをざっくりと知っておきましょう。

基本的にTOEFLのリーディングセクションの試験時間は60分です。

そして、700語前後のパッセージが3つ出題され、回答するべき問題は全部で約45問です。

しかし、まれに80分で4つのパッセージが出題されるというケースがあります。

これはETSの研究目的としてダミー問題が入れていることがあるからです。

この場合、採点されるのは3題だけですが、どれが採点対象となるかがわからないので4題出題されたとしてもすべて真面目に回答しましょう。

基本的に出題されるのは3題で試験時間は60分だと思っていて大丈夫です。ダミーがあった時のために80分間集中を切らさないようにトレーニングしておくのはいいと思います。

TOEFL TEST対策iBTリーディング

TOEFL TEST対策iBTリーディングはTOEFL受験に特化したリーディング教材。

比較的簡単な短い文章もありますが、長い文章は初心者にはレベルが高すぎるかもしれません。

本屋で内容を確かめた上で購入を検討しましょう。

リーディングについては「TOEFLのリーディング試験対策!高得点獲得のための解き方と勉強法!」で詳しく解説しています!

TOEFL満点を目指すリスニング勉強

日本の英語学習の弊害で日本人のリスニング力は低いので、根本から地道に鍛える必要があります。

効果的なトレーニングはシャドーイングと音読。

シャドーイングを繰り返すことによって英語の発音が英語として理解できる能力が向上し、音読により英語を英語のまま理解する能力を向上させることがきます。

リスニング

TOEFLリスニングの参考書としてだけでなく、実際に留学先でも経験するであろう英語での講義の構造を理解することができます。

本番の試験でどのようにメモをとるべきかと言った実践面でのコツも身に付けることができおすすめの教材です。

中級者向けのTOEFLの参考書については「TOEFL iBT80点突破!勉強法やおすすめの参考書は?」でも詳しく解説しています!

TOEFL満点を目指すスピーキング勉強

スピーキングはテンプレートを用意し、把握することが満点への近道。

もちろん各問題への応用力を高めるために、いくつか過去問に目を通しておき、どうやって解答するか想定しておきましょう。

スピーキングのエッセンス

TOEFL iBT TEST スピーキングのエッセンスは、英語で順序だてて話す技術が身につく一冊です。

スピーキングを練習するのは、本では難しいと思われるかもしれませんが、TOEFLでは順序だてて主張を組み立てる能力が問われます。

解答の際にどういった手順で話を組み立てるのか、また、どのような解答が高いと評価されるのかが解説されています。

問題数も30問以上収録されているので、繰り返し問題にあたることができ、確実にTOEFLスピーキングセクションの対策をすることができます。

TOEFLスコア満点は必要?目標を定めよう

ここまでTOEFLテストの全体的な満点のスコアと、各セクションの満点のスコアをご紹介してきました。

ただ、満点を知ることはそれほど重要ではなく、大事なのは、あなたには何点を取る必要があって、何点を目標にするべきかということです。

あなたがTOEFLを受ける目的は何なのか、何点を目指せばいいのかを考えてみましょう。

TOEFLスコアで満点は必要か

TOEFLで満点を取る必要があるかというと、結論としては、ほとんどの場合必ずしも満点を取る必要はありません

なぜなら、留学などでTOEFLのスコアが必要となる場合も、満点のスコアが要求されることはまずないからです。

例えば、アメリカのいわゆる難関大学といわれる大学でも、基本的には100点が出願の足切りとなることが多いです。

つまり、TOEFLを受験する場合は、満点を目指すのではなく、あなたが何を目的にTOEFLを受けるのか、どれくらいの英語力を目指すのかで決めるのが良いでしょう。

目標に合ったスコアを確認する

あなたの目標に合ったスコアを確認するために、ここではアメリカの大学で必要となるTOEFLのスコアを紹介しておきます。

海外留学の予定の無い方も、ある程度の目安として、各大学の基準としている英語力を確認しておくと良いでしょう。

大学名出願に必要なスコア
イェール大学100
ミシガン大学88~100
UCLA100
コロンビア大学100
アデルファイ大学80
ジョージ・メイソン大学88
イリノイ州立大学79
バークレーカレッジ61

この表にあるように、TOEFLのスコアで100点を超えれば、ほとんどの大学の出願要件を満たすことができます。

目標が特にないという方は、100点を超えるところを目標にしてみてはいかがでしょうか?

TOEFLスコアとその他テストのスコアを比較

TOEFLのそれぞれの満点をご紹介しましたが、これではおそらく難易度は分かりにくいかと思います。

そこで、日本でメジャーな英語の技能試験であるTOEICのスコア英検の級と、TOEFLのスコアを比較してみます。

ただし、以下の表はあくまでおおよその目安なので、参考程度にご活用ください。

英検TOEICTOEFL iBTTOEFL ITP
990112640
1級900102610
80089573
準1級75083557
73080550
65069540
2級60063523
55057503

この表を見てわかるように、TOEFL iBTの満点は、英検の1級やTOEIC満点の990点よりもはるかに難易度が高いことがわかります。

まとめ

今回は、そういった疑問を持っている方へ、TOEFLの満点のスコアや各セクションの点数の内訳、そして何点を目標にすればいいのかを解説していきます。

本記事の要点は、以下の通りです。

本記事のまとめ
  • TOEFL iBTテストの満点は120点、TOEFL ITPテストの満点は677点
  • TOEFL iBTテストの満点は英検1級やTOEFL満点よりも難易度が高い
  • TOEFLでは満点を取る必要はなく100点以上を目指すと良い

このようにTOEFLの満点はかなり難易度が高く、100点以上のスコアを出せれば、英語力はかなり高い方だといえます。

この記事を参考にして、TOEFLの満点のスコアを把握するとともに、あなたがいったい何点を目標にすればいいのかを確認し、TOEFLに向けて勉強を進めていきましょう。

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