さて、全8回の当企画も、7回目を迎え来週で最終回。
来週には、この企画の集大成となる最終アセスメント(実力テスト)を控えています。
この企画を思い返してみると、
なんか唐突にホットリミットが現れたり、
歩く大きなのっぽの古時計を作ってみたり、
なんか色々やらされたり、
アラサーのルフィーにモチベーションの保ち方を教わったり、
中間振り返りとか言って偉そうに喋ってみたり
1週間のスケジュールを公開してみたり
色々やってきましたが、今週は、フルタイムで働きながら、平日は1日4時間以上、休日は10時間、本当にただただめちゃくちゃ勉強しました。
そして、それができたきっかけは、下記のようにしっかりと現状を整理した上で具体的な計画を立て、落ち着いて実行できたからだと考えています。
- 現状を徹底的に分析(英語の学習時間や学習内容等)
- 英語の能力を向上させる上での課題の選定
- その課題を解決できる勉強法の選択
- その勉強法のやり方を定め
- 勉強時間を最大限に確保するために現状のスケジュールを可視化し
- 無駄を省いた至高の日次別スケジュールを完成させ
- その計画を毎日実行、都度振り返り
- 週の終わりに振り返りながら、来週(テストまで残り7日)の計画に生かす
なので7記事目では、
「月300時間以上働いてる社会人がどう言った意識で、なぜこんなに勉強できたのか」という所を主眼に置いて、上記のようなフローで振り返っていこうと思います。
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まずは現状を整理しました
今の英語の実力を確認
ここでは現在の自分の英語力をある程度定量的に確認できるものとして、
受講しているALUGO英会話がレッスン期間中に行うアセスメント(英語レベル測定テスト)を元に自分の実力を確認しました。
▼先週測定した、最新のアセスメントレベル
今現在、僕のアセスメントレベルは「2」となっています。
アセスメントレベルは12段階で定義されており(下図参照)、
僕はその中でレベルが「2」という状況です(下図参照)。
またこのアセスメントでは、音声通話式のテストでリスニングやスピーキングなど細かい評価基準を元に評価されており、自分がどこが強くてどこが弱いのかを定量的に把握する事ができます。
まだ12段階中の「2」ですが、1回目のアセスメントと比較すると、これでも少し上達しました。
▼本当に絶望した初回アセスメント
▼絶望した自分の前に闇のナガスが現れる(第1回参照)
目標の再確認・再設定を行いました
この企画を始めた当初は、いわゆる、「日常英会話レベル」になることが目標でした。
理由は、英語学習を始めてすぐに、英語学習は必ず長期戦になるので、モチベーションの維持が必須となることから、短期間である程度のレベルまで成長し、学習が楽しいと思えるような状態になることが重要だと気づいたからです(下記記事参照)
そもそも中高大と1000時間ほど使って勉強してきて身についていないのに、2ヶ月の多少の自習とレッスンでペラペラになろうなんて無理な話です。
そこで重要なのは、短期間である程度のレベルまで成長し、学習が楽しいと思えるような状態になることです。
もちろん、地道な勉強も必要ですが、Netflix、価格の安いオンライン英会話、等の選択肢があるだけで、モチベーションの維持はしやすくなるはずです。
(現に今、なんとなくウォーキング・デッドを字幕なしで見れるようになってきてモチベ上がってます。)
そして、ALUGOの取り組みが始まった際にカウンセラーに相談したところ、ある程度学習が楽しくなってくるレベル=日常英会話レベルであり、アルーゴレベルに換算すると3〜4くらいだよ、と言われたのです。(下記記事参照)
そして、明確に「日常英会話ができる状態」を勉強したての自分が定義することも難しいので、アルーゴレベル3〜4を目指す、ということで同意しました。
なので、今の目標は、残り2週間という残り時間を最大限有効に活用し、英語の基礎力をあげることで、結果的にアルーゴレベルをあげることだと再認識しました。
どうしたらその目標を達成できるか?を考えました
直近のアルーゴレベルを3〜4にするという目標、また本来の、英語学習を楽しく感じられる日常英会話レベルに到達する、という目標に達するためにも、まずは残り2週間の勉強の量と質を最大化しようと考えました。
計画を阻害しうる要因の排除
これはすぐにわかりました。
スマブラ、麻雀です。
これの対策は簡単です。「あと2週間だから頑張ろう!!」という呪文を唱えて禁ずるだけです。
▼ちゃんと社内チャットで宣言しました
本来、娯楽は適度にあった方が逆に生産性上がったりするんですが、あと2週間だから、なんとか娯楽抜きでモチベ保てそうだな、という判断をしました(スマブラしたい)
1日にやる具体的な作業内容への落とし込み
勉強時間とやることが決まりました。ただこれだけだと毎日の勉強量にムラが出たり、1週間で計画が終わらないこともあるかと思い、具体的に毎日何をどこまでやるかを明確にしました。
▼速単はこのように左スクリプト、右に文章となっていてシャドーイングに即している
- 分量を調査すると、速読英単語に乗っている文章の数は56個、復習する英語レッスンの文章の数は18個だと判明。
- 1週間で現実的に実行可能か判断するために、速単の1つの文章をシャドーイング。簡単な文章なので5回ほどシャドーイングすれば問題なさそうだなと判断。
- 英語レッスンに関しては過去に受けていて、2~30回ほどシャドーイングをすれば音源を追い越すくらいで発話できるだろうと予測。
よって、上記のようなフローを経て、下記のような至高の学習計画が完成しました。
▼1週間の予定はスプレッドシートで作成。毎日予実を管理することに。
その他の細かいルールも設定
また、念には念を入れて、そのほかにも守るべきルールを作成。
- 勉強時間が足りなかった場合は、翌日に追加で勉強をし、調整。(何日も後倒しできるとダレるので)
- 今まで隙間時間に見てたYoutubeは全部TEDにする
- シャドーイングをした回数をメモっていく。(達成感が得られると予想)
- 朝にタスクを書き出し、目に見えるところに貼る。(進捗管理、モチベ維持に最適な方法、下記記事参照)
実際に1週間どのように過ごしたか
というわけで、上記のような現状の把握、最終アセスメントに向けた計画の練り直し等を週が始める前に行ったので、ここからは1週間のハイライトです。
4/20(月)
▼下記のようにタスクを書き出し、終わったら消していった
- 文章の始まりが「I」とか「When」とかだと聞き取れるけど、「Although」とか「Neither」とかだと、そこまで文頭に出現する回数が多くないから、油断している間に一気に聞き逃すことが判明。
- よく文頭は集中して聞けって聞くけど、こういうことかと身を持って体感した。
4/21(火)
▼テスト前に掃除が捗る感じで、英語から逃避した
- 英語が終わった後、なぜか前日の夜中に取り憑かれたようにpythonの勉強を始めてしまったため、ものすごく眠かった。
- 気力でなんとか計画通り4時間の勉強、ディクテーション・シャドーイングのノルマはやりきった。
4/22(水)
▼今日の英語レッスンのフィードバック
- 予定通り、4時間で速単を8本、レッスン復習を2本行う。生活リズムが整ってきて余裕が出てきた。
- 英語レッスンで、Question: Do you think being able to speak logically is an essential skill for a businessperson?……ビジネスに置いて論理的に話すことができるかどうかは必須スキルか、みたいな質問をされた。
- 論理的に話すことは重要ということを、明らかに論理的じゃないだろこいつ、と思われるような拙い英語で回答した。
4/23(木)
▼初めて予定通りに勉強時間を確保できなかった。
- 7個目のレッスン復習に苦戦してる間に寝てしまい、1つだけ翌日に持ち越した。
- as ○○ as possibleが聞き取れなくて愕然とした。
- readingだとすぐわかる見知った文法ではあるが、asが1個聞き取れなかったり、as asの間に入る単語が長かったりすると、全然わからなくなり、さらに立て続けに聞き逃す、というようなことが起き苦戦。読めることと聞き取れることは全然違うと思った。
4/24(金)
▼英語レッスンでの応答のスクリプト。かなり答えられるようになってきた。
- 前日分も合わせ、5時間勉強できた。遊ばない金曜は初めてだったが、こんなに時間あるんだ、と感動した。
- 同居人2人が容赦無くスマブラしてたため、かなり精神的に辛かったが、「もうあと1週間だ!!」という呪文を唱えて耐えた。
4/25(土)
- どの音をどう聞き取れないのかを把握するため、ディクテーションで、わからない部分は聞こえた日本語の音を書き出してみた所、かなり理解度が高まった。
4/26(日)
▼息抜きにやった競馬めちゃ当たった。
- 8時間くらいぶっ続けで勉強したので、受験期を思い出した。
- 1週間分ディクテーションした紙が積み重なっていて、達成感があった。
▼1週間でかなり溜まった紙
今週の振り返り
予定時間+2時間の自習を確保することができた。
1週間の勉強計画を達成できた要因
- とにかく計画を具体的にして、やることを明確にしたおかげで、勉強のスタートが楽になった。(今日何やろう、の時間がなくなり朝の流れがルーティン化した)
- シャドーイングの回数を数え、終わったたすぐ✔︎を入れていくというやり方が、自分が頑張って勉強できている、というのを視覚的に理解できるため、モチベーションを維持できた。
- 「あと2週間だから頑張ろう!!!」って思うと意外となんでも乗り切れた。
反省点
- 「あと2週間だから頑張ろう!!!」というやり方は、ずっとは維持できないので、今後は他のモチベーションの保ち方を考える必要性がある。
- 自分は比較的PDCAを回すのが得意だと思っていたが、今までは全くできていなかったと反省。
1週間計画通りに学習してみての気づき
- 直前だけでなく定期的に勉強することが大切だと思うので、その都度自分の目的、現在のモチベーション等と相談をして、自分に実行可能な計画を都度立て直し、PDCAを回していくことが重要だと思った。
来週1週間の勉強どうするか
今週勉強してみて
- 仕事をしながらの学習時間としては、今が割と限界値
- 勉強時間、スケジュールはこのままで来週36時間の自習をどう割り振るかを考える。
英語系での気付き
- 忘れてる文法や熟語があって聞き取れても意味理解が追いつかず、っていうパターンが多かった
- 単語・文法の総復習をする必要性
- 簡単な文章でも意外と聞き取れず、もう1周復習すればほぼマスターできるイメージがあった。
- 今週復習した学習をもう一度復習(なお、ディクテーションは時間がかかるのでシャドーインングのみ)
- 1度聞いた音声だと難易度が下がり学習の継続はしやすい一方で、実力を計りづらい
- 1度も聞いたことのない音源を用いた実践的なリスニング&シャドーイングの必要性