当記事ではセブ島の気候について解説をしていきます。
留学等でセブ島に1年間滞在するといった方は1年を通してどういった気候なのかということを知っておきたいと思います。
気候や服装について詳しく解説をしていくので参考にしてください。
セブ島の気候
まずはセブ島の気候についての基本的な部分について解説をしていきます。
セブ島がどのような気候の場所なのかをざっくりとイメージしていただければと思います。
気温
セブ島は1年を通じて平均気温が30度を超える常夏の島です。
日本のようにはっきりした四季はないです。また、時期によっても気温の差はほとんどなく、1年中30度前後で安定しています。
基本的には年中、半袖半ズボンといった夏の服装で過ごすことができます。
▼1年中こんな感じの服装で過ごせます
最高気温は東京よりも低い
セブ島の気温について意外と知られていないことが、夏の東京ほど気温は高くならないということ。
8月の東京なんかは毎日のように35度を超える猛暑日になることが多いですよね。
しかし、セブ島では35度まで気温が上がるようなことはなかなかありません。
また、夏の東京のように湿度が高く、蒸し暑くて気持ち悪い日がよくありますが、セブ島はあまり湿度が高くなることはないので比較的快適です。
なので、実は夏の東京よりもセブ島は快適です。
降水量
セブ島では年間を通して東京よりも多く雨が降ります。
雨季はスコールの影響もあって、降水量は乾季の2~3倍になります。
セブ島の季節
次にセブ島の1年の季節について解説をしていきます。
セブ島には大きく分けて雨季と乾季の2つの季節があります。
雨季と乾季それぞれの特徴について解説をしていきます。
雨季
セブ島では6月~11月が雨季にあたります。
まずは雨季の特徴を取り上げていくので、この時期にセブ島へ行く予定があるという方は参考にしてください。
スコールが降る
この時期はスコールという突然の大雨に見舞われることが多くなります。
日本の梅雨のように弱い雨が長時間降り続いているわけではありません。なので、じめじめとした気持ち悪さはなく意外と過ごしやすいのが特徴。
強い雨が2~3日に1回、1~2時間だけ降るというのがスコールの特徴です。予測が非常に難しい雨なのでこの時期の天気予報はほとんどあてになりません。
台風シーズンがある
8月~10月はセブ島では台風のシーズンになります。
マニラなどのフィリピンの他の都市と比べるとセブ島は直撃しにくい場所ですが、注意はしておいた方がいいでしょう。
強風などの影響で空の便に影響がでる可能性はあるのでこの時期にセブ島へ行く方や日本へ帰国する方は台風の情報は頻繁にチェックしておくといいでしょう。
乾季
セブ島では12月~5月が乾季になります。
乾季の中でも月によって気候に多少の違いがあるので解説していきます。
快適なシーズン
セブ島では乾季の中でも12月~2月が最も快適で過ごしやすいシーズンです。
暑さもそこまで激しくなく、天気が荒れることも少ないので快適です。
気候で考えるのであればこの時期が旅行のベストシーズンといえます。
酷暑季
3月~5月のセブ島は暑さが非常に厳しいシーズンです。乾季ではありますが、あまりの暑さから酷暑季といわれることもあります。
日差しが強く、気温も他の時期に比べて高くなるのでこの時期にセブ島を訪れるのであれば熱中症対策は怠らない方がいいでしょう。
暑いだけあって海で泳ぐのは一番気持ちいい時期ではあります。
ただし、この時期に海で遊ぶのであれば日焼け対策も忘れずにしておきましょう。
紫外線は日本のビーチよりもずっと強いので、肌はすぐに焼けてしまいます。
ビーチに日焼けをしに行きたいという方もいると思いますが、多少は対策をしておいた方がいいです。矛盾してはいると思いますが、なんの対策もしないで1日中焼いていると数日間は痛くてたまりません。
ベストシーズンは12月~5月
セブ島の乾季と雨季について解説をしてきましたが、旅行のベストシーズンは12月~5月の乾季にあたる時期です。
天候も荒れにくいのでリゾートを満喫するには最適な時期です。
できれば、12月~2月の過ごしやすい時期がおすすめです。
服装・持ち物
気候を考えた服装や持ち物を解説していきます。
セブ島へ旅行へ行くという方は参考にしてください。
必需品
まずは、雨季も乾季も関係なく持っていくべき必需品をいくつか取り上げていきます。
ここで紹介するものは忘れずに持って行った方がいいものなので渡航前の確認は必ずやることをおすすめします。
夏服
セブ島は年中気温が30度を超えるので夏服は必需品です。
滞在中は半袖半ズボンで過ごすのが基本なので忘れずに用意をしましょう。
また、旅行中は暑くて汗をかくことも多いと思うので着替えは多めに持っておくことをおすすめします。
服が足りないなと感じたら現地のショッピングモールなどで薄手の服を買い足すのもいいかと思います。
防寒着
セブ島に行く際は防寒着として使える上着などを1つ持っていくことをおすすめします。
セブ島はとても暑くて、年中夏服で過ごせる場所ですが、意外と見落とされるのが施設内のクーラーです。
フィリピン人は暑がりが多いのか、ショッピングモールやレストランではクーラーがガンガンに聞いています。日本よりも温度が低く設定されていることが多いようではっきり言って寒いくらいに感じます。
クーラーが効いたショッピングモールに1日中薄着でいたりすると間違いなく体調を崩します。旅行中の体調管理をしっかりと行うためにも上着は忘れずに持っていきましょう。
水着
セブ島に行くのであれば、海で遊びたい方も多いと思います。なので、そういった方は水着も持っていくことをおすすめします。
雨季は海で遊ぶのは難しいのではと感じる方もいると思いますが、別にそんなことはありません。
台風が接近すると危険になることもありますが、セブ島は台風が直撃しにくいので海で遊べなくなることはめったにありません。
海で遊んでいる最中にスコールが降ったりすると、テンションが下がるかもしれませんが、基本的に雨季でも海で遊べます。
なので、セブ島に旅行に行くなら水着は持っていくといいと思います。
雨季の持ち物
雨季のセブ島に行くならば持っておきたいものを解説します。
6月~11月にセブ島へ行く予定があるという方は参考にしてください。
レインコート
雨季のセブ島に行くならレインコートは忘れずに持っていくようにしましょう。
観光している最中に急なスコールが降ってくるなんてこともあります。そんなときのために雨具は持っておいた方がいいです。
雨具としては傘よりもレインコートの方がおすすめです。
つくりがしっかりしていない傘だと強いスコールで骨が折れてしまうこともあります。
また、レインコートの方がたためて荷物としてもかさばらないので旅行に持っていくにはおすすめです。
乾季の持ち物
最後に乾季のセブ島に行く際に持っていたほうがいいものを解説します。
12月~5月の乾季の時期にセブ島へ行く予定があるのでしたら参考にしてください。
日焼け止め
乾季に旅行に行くのであれば日焼け止めは持っていたほうがいいでしょう。特に、酷暑季の暑い時期には忘れずに持っていくようにしてください。
海に行くならなおさら必要なものなので忘れずに準備をしましょう。
帽子
帽子も特に暑い3月~5月にセブ島へ行くのであれば必須アイテムです。
日差しが強いので熱中症の対策として帽子は持っていくようにすることをおすすめします。
まとめ
セブ島の気候について解説をしてきました。少しでも疑問を解消できたのであれば幸いです。
セブ島は雨季と乾季で気候に違いがあります。時期によって持っていくべきものも多少違うのでセブ島の天気などは行く前に確認しておくといいでしょう。
短期留学などでセブ島で生活することになるという方は気候についてはある程度事前に知っておいた方がいいでしょう。気候について知っておけば、それだけでも過ごしやすくできます。