益岡 想 慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。 英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
当記事では、そんな方に向けてTOEFL受験前に知っておきたいポイントを整理しました。
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TOEFLの試験内容は?
toeflは、英語でのコミュニケーションスキルが問われる試験です。
ReadingやListeningをした後に、その質問の答えを話す、または書く、という形式で行われます。
内容は、アメリカの大学で問題なくキャンパスライフを送れるのか、という部分に焦点が絞られています。
その為、出題される問題は、
- 大学で良い成績を収められるのか
- 問題解決能力はあるか
- 自分の意見を表明できるのか
を問われるものとなっていますが、
▼TOEIC基本情報
TOEFLは4つのセクションに分かれている
toeflは、
- Reading
- Listening
- Speaking
- Writing
の4セクションに分かれています。
それぞれのセクションで制限時間や問題数などが異なりますので、この後の項目でご確認ください。
また、ListeningとSpeakingの間には、10分の休憩時間が設けられています。
ReadingとListeningセクションはボリュームが多く、かなりの集中力を必要としますので、休憩時間に頭や精神をゆっくりと休ませましょう。
TOEFLの所用時間は約3時間
その他チェックインにかかる時間もありますので、チェックインの時間を含めると、3時間半程度はみておいた方が良いでしょう。
TOEFLの内容1 Readingセクション
アカデミックな内容とは大学のテキストや新聞などに掲載されているようなものです。
- 人文系(文学、芸術、歴史など)
- 社会科学系(貨幣制度や産業など)
- 自然科学系(生物学、地学、気象学、地震学、航空宇宙学など)
などから出題されますので、幅広いアカデミックな記事などを読んでおくと良いでしょう。
制限時間と問題数
3つの文章が出題された場合は54分、4つの文章の場合は72分の制限時間が設けられています。
問題の中には、スコアに影響しないダミー問題なるものが存在し、それが入ると問題数が増える為、制限時間も長くなります。
問題数は、1つの文章につき9~10問の全30~40問です。
出題形式について
Readingセクションの出題形式は、
- 4択形式
- 文挿入形式
- 複数選択形式
が考えられます。
ほとんどが4択形式で、文挿入形式と複数選択形式は、それぞれ1問ずつ出題されるイメージです。
4択形式とはその名の通り、4つの選択肢の中から正解を選ぶ出題形式。
文挿入形式は指定された1文を、文章の最適な場所に当てはめる出題形式です。
文章内に黒い四角が4つ表示されているので、その中から最適なものを選択する問題です。
複数選択形式は、6つの選択肢の中から3つを選択して回答する形式となっています。
TOEFLの内容2 Listeningセクション
Listeningセクションの内容は、
- 大学での会話
- 大学の講義
を聴いて、質問に答えるというもの。
大学での会話では、教授と生徒、職員と生徒、生徒同士の会話の中から出題されます。
大学の講義は、教授が生徒に対して行うアカデミックな講義内容から、または講義内でのディスカッションからの出題となっています。
Listening中、メモを取ることが可能ですので、できる限り会話の内容をメモしておくと良いでしょう。
制限時間と問題数
Listeningセクションの制限時間は、41~57分。
問題数は、1つの会話ごとに6問程度、全部で28~39問です。
ListeningセクションにもReadingセクション同様、ダミー問題がある場合がありますので、それに応じて制限時間が増えることがあります。
出題形式について
Listeningセクションの出題形式は、
- 4択形式
- 複数選択形式(4つの中から2つ選ぶ)
の可能性があります。
注意点
Listeningセクションで注意したい点は、北米以外のアクセントです。
イギリスやニュージーランド、オーストラリアのアクセントでの会話や講義が出てくる可能性がありますので、これらのアクセントのListeningも、練習しておくことをオススメします。
TOEFLの内容3 Speakingセクション
Speakingセクションの内容は、学校生活やビジネスなど、身近な内容となっています。
その回答はデジタル録音されインターネットで送られて、採点されるようになっています。
制限時間と問題数
Speakingセクションの制限時間は、17分。
問題数は4問です。
出題形式について
初めに音声を聞いて答えるパターン、文章を読んでからListeningして回答するパターンなどがあります。
いずれにしろ、回答は口頭で行います。
また、Listeningした文章が画面に表示されることはありませんので、メモを取るのは必須でしょう。
TOEFLの内容4 Writingセクション
制限時間と問題数
Writing制限時間は50分、問題数は2問です。
出題形式について
1問目は、アカデミックな内容のReading、Listeningの後、回答を150~225単語程度でWritingします。
回答時間は20分設けられていますので、ReadingとListeningの際に取ったメモを参考に、回答しましょう。
自分の意見ではなく、ReadingとListeningした内容をベースに、回答を書きます。
2問目では、一般的な内容について、自分の意見を求められます。
画面に質問が表示されますので、それを読み自分の意見を最低300単語以上でWritingします。
回答時間は30分、設けられています。
日頃からニュースなどを見て、自分の意見をまとめる練習をしておくと、良いかもしれませんね。
Writingセクションが終了したら、toeflの全問題が終了したということになります。
まとめ
toeflは、内容的にもボリューム的にも、かなりハードな試験です。
しっかりと事前対策をして臨むことが、スコアを伸ばす秘訣と言えるでしょう。
受験の際に慌てないよう練習を繰り返し、ベストコンディションで受けられるよう心がけましょう。
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