当記事ではフィリピン旅行に行く際の服装について解説します。
季節に合わせた服装やフィリピンの治安を考えて避けるべき服装などいくつかの観点からフィリピン旅行に適した服装を解説します。
フィリピンに旅行に行く際に備えて参考にしてください。
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季節別の服装
フィリピンは年間を通じて平均気温が30度前後とても暑いです。なので、何月に旅行に行くにしても基本的に日本での夏服をイメージしていただければ問題ありません。
フィリピンには季節が大きく分けて3つあります。3~5月の酷暑季、6~10月の雨季、11~2月の乾季に分けられます。
気温は年間を通じてほぼ一定ですが、気候は季節によって大きく異なるので、時期に応じた適切な服装を身につけた方がいいです。
ただし、地域によっては気温や気候には大きな差があります。旅行で訪れる場所の気候がどのようなものなのかは旅行の前に把握しておきましょう。
季節別の気候の特徴と適した服装をマニラ、セブ、バギオの3つの地域別に解説していくので参考にしてください。
酷暑季(3~5月)の服装
まずは、最も暑い酷暑季のフィリピンの最適な服装を紹介していきます。
大型連休などを活用してフィリピンに行くという方は参考にしてください。
酷暑季のマニラとセブの気候は非常に似ているので、まとめて紹介します。
酷暑季のマニラとセブはとにかく猛暑です。なので、基本的に夏服で過ごすのがベストです。
とにかく暑く、汗を大量にかくことになると思うので、着替えは多めに持っておくことをおすすめします。
また、日差しがとても強いので帽子や日よけはきちんと身につけておくことをおすすめします。日差し対策とマメな水分補給は熱中症にならないようにするためにもしっかりとやるようにしましょう。
もうひとつ注意しておきたいことが、この時期のマニラは外はとにかく暑いですが、施設や乗り物ではクーラーがかなり効いていて、むしろ寒く感じるかもしれません。
温度差にやられて、体調を崩さないようにするためにも上に羽織れる薄いコートくらいは持っておくことをおすすめします。
雨季(6~10月)の服装
次に雨が非常に多い雨季のフィリピンでの服装について解説します。
お盆休みなどに旅行に行くという方も多いと思うのでそういった方はぜひ参考にしてください。
雨季もマニラとセブの気候は似ているのでまとめて解説してしまいます。
雨季のマニラとセブの旅行は何よりもスコールが天敵です。レインコートの準備は忘れずにしましょう。
また、酷暑季と同じで気温は日本に比べれば比較的高いですが、雨で体が冷えることはあるのでちょっとした防寒具は準備しておくようにしましょう。長袖のパーカーなどを何着か荷物に入れておくことをおすすめします。
観光中に突然の豪雨で服が濡れてしまうと着替えが必要になります。なので、着替えは酷暑季と同様に多めに準備しておくといいでしょう。
乾季(11~2月)の服装
乾季のマニラは酷暑季とほとんど変わらず、とても暑いです。
酷暑季のところで紹介した通り、熱中症対策、日焼け対策、冷房に対する防寒は忘れずに行うようにしてください。
基本的には真夏の日本における服装で過ごせば問題ありません。
セブは乾季が旅行には最適な時期です。雨季のようにじめじめと蒸し暑いわけでもなく、酷暑季のようにとにかく暑いわけでもないので最も過ごしやすい時期です。
一通りの、日焼け対策や熱中症対策はしておくことをおすすめしますが、服装は基本的に夏服で過ごしていればいいでしょう。
バギオ
バギオは標高が高く、フィリピンの他の地域に比べるとかなり気温が低いことが特徴。気温は大体20度前後なので夏服では少し寒く感じるかもしれません。
バギオはフィリピンでは避暑地として有名な場所でもあります。服装は半袖の夏服だけでなく、上着も持っていくことをおすすめします。
マニラやセブのように暑くて汗をかいてしまうということはあまりないと思うので着替えはそこまで準備しなくても大丈夫です。ただ、必要な分は準備しておきましょう。
バギオの雨季はとても過ごしやすいことが特徴。突然、スコールが降ってくることもほとんどなく、じめじめと蒸し暑いわけでもありません。
雨季のバギオでは昼過ぎから夕方にかけての午後に雨が降りやすいです。何の前触れもなく降ってくるスコールよりは予測がつけやすいです。
なので、午後に外出する際には雨具を持っておくようにしましょう。
また、避暑地だけあって若干肌寒く感じることはあると思うので、ストールやコートなどの防寒具はこの時期の旅行にも持っておくことをおすすめします。
バギオは標高が高く、11月から2月にあたる乾季は非常に寒くなるので、防寒対策が必要になります。
この時期は気温が10度前後と日本の冬並みに寒いので、厚手のジャケットやセーターといった防寒具は必須です。
乾季のバギオに限っては他の地域のように夏服で過ごすわけにはいかないので注意しておいてください。
フィリピンで買いたい!現地のブランド
実は自分用のお土産にTシャツを買うなら旅行初日がおすすめ。
現地で買ったTシャツを旅行中着るだけで旅行の楽しさアップ。
おすすめはフィリピン全土に展開するショッピングモール 「SM」。
あらゆる店舗が入っているし、フィリピンでしか入手できないブランドなども入っています。
特に、下で紹介する2店はお土産Tシャツを購入するのにぜひ訪れたいお店です。
island souvenirs
「island souvenirs」はフィリピンに展開する定番のお土産Tシャツショップ。
トロピカルで楽しい絵柄のTシャツが豊富に取り揃えられていて、おみやげにぴったりです。
南国独特の派手でキャッチーなプリントTシャツは複数枚手に入れておきたいですね。
▼こんなド派手な柄フィリピンだからこそ
ARTWORKS
アートワークはフィリピン発のアパレルブランド。
island souvenirsよりもファッション性を意識したブランドとなっています。
さりげないながら独特のアイテムが手に入るのでSMセブシティを訪れた際は行っておきたいですね。
フィリピンでの服装に関する注意
フィリピン旅行では気候に適した服装だけでなく、治安の悪さなども考慮して服選びをしなければなりません。
ここでは、フィリピンでの服装に関して注意すべきことを解説していきます。
高級レストランを利用する際の注意や観光で街を歩き回る際の注意などをしていくので旅行に行く前の確認に利用してください。
街中を観光する際の服装
観光でフィリピンの街を歩く際に注意していただきたいのはむやみにブランドなどの高級品を身につけないようにということです。
フィリピンは日本ほど治安が良くなく、スリやひったくり、強盗などの路上犯罪がよく起こります。そこで、高級品を身につけているとこれらの犯罪の標的にされやすいので注意が必要です。
自分の身を守るためにも指輪やネックレス等の貴金属、ブランドのバッグやジャケットなどは観光で歩き回る際にはむやみに身につけないようにすることをおすすめします。
高級レストランを利用する際の服装
旅行中の贅沢として、高級なレストランを利用することもあると思います。このような場面ではきちんと着飾るようにしましょう。
街中の観光では高級品は身につけず、あまり目立たない服装をおすすめしました。
しかし、高級レストランではあまりみっともない恰好はしないようにしましょう。レストランによってはドレスコードもあるのできれいな服やアクセサリーを身につけていくようにしてください。
また、カジノを利用する際は必ずドレスコードがあり、レストランよりもいくらか厳格にチェックされるので高級な施設を利用するという方はそのための服はきちんと準備しておきましょう。
ただし、ホテルからレストランやカジノに向かう際に街中を歩くこともあると思います。その際は犯罪の標的にされないようにくれぐれも注意してください。
まとめ
フィリピンを旅行する際の服装について解説してきました。
フィリピン旅行での服装できちんとチェックすべきポイントは行き先の気候をきちんと把握しておくこと、滞在先の治安が良いかどうかを確認しておくこと、ドレスコードがあるような場所に行く予定があるかということです。
確認することが多いとは思いますが、体調を崩さないようにするためにも、犯罪に巻き込まれないようにするためにも服装にはきちんと気を付ける必要があります。
フィリピンに旅立つ前に持参する衣服やアクセサリーはきちんと確認をするようにしてください。きちんとすれば、きっとトラブルに見舞われることもなく楽しい旅行になるでしょう。