海外旅行先として根強い人気を誇る東南アジア。
その中でもベトナムは、日本人旅行者が年々増加している注目の目的地です。
渡航費も安く、なにより物価が安いのでトータルでかかる旅行費が少なくていいのも魅力の一つです。
渡航費や現地に滞在する費用、食費以外に用意しておきたいお小遣い額は、それらに対して10%~20%が相場。
ベトナム旅行の相場から判断すると、2500円×日数がおすすめ。
例えばベトナムへの3泊4日の旅行の場合、持参するお小遣いは7千円~1万5千円程度が良いでしょう。
」をご覧ください。
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ベトナムへの渡航費
ベトナム旅行の費用としてまず必要なのは航空券代です。
ベトナムへは成田空港から直行便で約7時間、ハノイ、ダナン、ホーチミンなどの都市へは直行便があります。
例えばエコノミークラスで2019年12月1日成田出発、12月4日現地出発の往復航空券の最安値は以下の通りでした。
目的地 | 最安値 |
成田⇔ハノイ | \22,981 |
成田⇔ダナン | \20,555 |
成田⇔ホーチミン | \24,310 |
ハノイの便は乗り継ぎ1回、他は直行便です。
航空券の価格は、日にちやシーズンによって上下します。
ベトナム入国に当たっては事前に帰りの航空券が必要になるので注意が必要です。
ベトナムでの宿泊費
ベトナム旅行の費用として次に必要となるのが宿泊費です。
ベトナム旅行の際に宿泊するホテルの相場は、驚くほど安いです。
もちろん、ホテルのグレードにもよりますが、高級ホテルでも1泊1万円代の相場で泊まれますので、贅沢気分を味わうのに宿泊してみるのもオススメです。
ヴィクトリア ホイ アン ビーチ リゾート & スパ
『ヴィクトリア ホイ アン ビーチ リゾート & スパ』はホイアン最大規模のリゾートホテル。
ヴィクトリアグループはベトナムを代表するホテルグループの一つです。
客室は定番のヨーロッパスタイルをはじめ、ベトナムスタイルやジャパニーズスタイルなどを取り揃えています。
プライベートビーチまで300mという距離感も魅力。
料金 | ¥9,500〜 |
プルマン ダナン ビーチ リゾート
『プルマン ダナン ビーチ リゾート』はダナンのビーチエリアに広い敷地を持つビーチリゾート。
特筆すべきは設備が充実している点で、広いプールを始め、テニスコート、スパなどを取り揃えています。
高級ホテルに分類され、スイート以外の客室もクオリティが高いのも魅力。
ベトナムのホテルの中では高額ですが、日本で同じ水準のホテルを探すと5万円はくだらないでしょう。
料金 | ¥20,000〜 |
ドミトリー
安旅であれば、ホステルのドミトリー(共同ベッドルーム)で宿泊する方法があります。
大人1名で2019年12月1日チェックイン、12月4日チェックアウトの場合、ハノイ、ダナン、ホーチミンのドミトリーの最安値は以下の通りでした。
都市 | 宿泊費 |
ハノイ | \917 |
ダナン | \813 |
ホーチミン | \313 |
ホーチミンでは極端に安い宿がありましたが、いずれの都市も\1000出せば評価の良いドミトリーで3泊する事が可能です。
1人部屋に限定すると、同条件での各都市の最安値は以下の通りでした。
都市 | 宿泊費 |
ハノイ | \2,177 |
ダナン | \1,693 |
ホーチミン | \4,213 |
観光地ごとの旅行費用シミュレーション
それでは、ベトナム旅行に必要な費用の総額を計算してみましょう。
ここでは例として、賑やかな首都ハノイ、ビーチが有名なダナン、世界遺産都市ホイアンに滞在の場合を取り上げます。
ベトナムでのSIMカード代は7日プランで約300円です。
宿泊は1人部屋とします。
日数は3泊4日とした場合、費用の総額は以下のようになります。
ハノイ旅行の費用
まずは首都ハノイ滞在の場合です。
ハノイからの人気ツアーとして、地形が美しいハロン湾の日帰りツアーがあります。
ハロン湾の日帰りツアーの値段は、平均的なコースで約6000円です。
2日目にハロン湾の日帰りツアーに参加し、あとの日程はハノイ市内の街歩きとしましょう。
ハノイの代表的観光地は入場料として100円~400円かかります。
3泊4日のハノイ滞在に必要な費用のプランとしては例えば以下のようになります。
航空券 | \25,000 |
宿泊費 | \2,500 |
食費 | \2,500 |
お土産代 | \1,500 |
SIMカード代 | \300 |
観光・交通費 | \1,000 |
ツアー代 | \6,000 |
その他お小遣い | \5,000 |
合計 | \43,800 |
ホイアン旅行の費用
次に世界遺産の街ホイアンに滞在する場合の費用です。
ホイアンへは日本からの直行便はないので、ダナンからの移動となります。
ダナンからホイアンまでは片道約2000円のタクシーがおすすめです。
ダナンの入場券は1日有効、10箇所見学で約1200円です。
到着1日目はダナンで宿泊、2日目と3日目はホイアンで滞在とすると費用のプランとしては以下のようになります。
航空券 | \25,000 |
宿泊費 | \2,500 |
食費 | \2,500 |
お土産代 | \1,500 |
SIMカード代 | \300 |
交通費 | \4,000 |
入場料 | \2,400 |
その他お小遣い | \5,000 |
合計 | \43,200 |
ビーチリゾートダナン旅行の費用
最後にベトナムが誇るビーチリゾートダナン滞在の場合の費用です。
ダナンはエメラルドグリーンの海が広がる美しいビーチ。
ツアーとしては約4000円の癒しのスパツアーがあります。
テーマパークのサン・ホイールは入場料約1000円がかかります。
3泊4日のダナン滞在で、ビーチの他にスパツアーとサン・ホイールに行った場合の費用は例えば以下の通りです。
航空券 | \25,000 |
宿泊費 | \2,500 |
食費 | \2,500 |
お土産代 | \1,500 |
SIMカード代 | \300 |
ツアー代 | \4,000 |
入場料 | \1,000 |
その他お小遣い | \5,000 |
合計 | \41,800 |
ベトナムの料理の物価
ベトナム旅行の楽しみの一つは何といっても食事でしょう。
ベトナム料理は日本人に人気が高い料理です。
代表的な料理を幾つか紹介しましょう。
フォーは春雨を使ったあっさりしたスープヌードルで、ベトナム版ラーメンとも言えるでしょう。
ブンチャーも米麺を使った麺料理で、肉や香草が入った甘辛つけ麺といった雰囲気です。
生春巻きはエビや豚肉を使う事が多く、ベトナムを代表する料理です。
空芯菜を使ったシンプルな炒め物ラウムンサオトイも日本人に人気の一品と言えるでしょう。
屋台ではベトナム風サンドイッチのバインミーが安価で食べられます。
ベトナムでの食事の相場は例えば以下の通りです。
フォー | \250 |
バインミー | \100~\150 |
現地レストラン一食 | \150~\500 |
外国人用レストラン一食 | \750~\1500 |
一日の食費として、例えば朝食にバインミー、昼食にフォー、夕食に現地レストランで食事をすると値段は約800円となります。
お土産の価格相場
ベトナム旅行ではお土産のショッピングも一つのハイライトとなるでしょう。
代表的なベトナムのお土産とその価格を紹介します。
お菓子はベトナムの代表的なお土産です。
ココナッツのキャンディやクッキー、ナッツを固めたケオ・サップ・コム、高級チョコレートなどは特に人気があります。
それぞれの相場は以下の通りです。
ココナッツキャンディ(40個入り) | \150 |
ココナッツクッキー(12個入り) | \250 |
ケオ・サップ・コム(12枚入り) | \70 |
高級チョコレート(12枚入り) | \400 |
コーヒーやハス茶、ジャスミン茶なども人気の高いお土産と言えるでしょう。
相場は以下の通りです。
コーヒー(20パック) | \220 |
お茶(25パック) | \150 |
雑貨ではバッチャン地方で作られる陶器のバッチャン焼きやランタンが人気です。
ファッション関係ではサンダルやかごバッグ、刺繍巾着などが魅力的と言えるでしょう。
相場は以下の通りとなっています。
バッチャン焼き(小皿) | \50~\150 |
ランタン(小型) | \50 |
サンダル(1足) | \250~\600 |
かごバッグ(1個) | \400~\2,000 |
刺繍巾着(1枚) | \100 |
例えばココナッツキャンディ(40個入り)、ケオ・サップ・コム(12枚入り)、お茶(25パック)、ランタン(小型1個)、かごバッグ(1個)を購入するとします。
この場合、お土産代は約1500円となりました。
』もご一読ください。
ベトナム旅行の費用を安くする方法
ベトナム旅行の費用の大半を占めるのは渡航費です。
滞在費・食費は削ろうと思えばいくらでも削ることができますが、渡航費だけは削れません。
逆に、渡航費をいかに抑えることができるかが旅行費用を安くする鍵となります。
以下では、ベトナムの旅行費用を安くする方法について解説します。
安くなる時期
旅費や混雑度合いまで考慮に入れるとすればベトナム旅行のベストシーズンは6月~7月です。
雨季に差し掛かる時期ではありますが、天気はまだ安定している方なので海やリゾートを楽しむことはできます。
日本が夏休みになる前までは航空券なども割安で購入できるので6月~7月はお得。
海もまだまだ楽しめるのでおすすめです。逆に、お盆休みなどの休暇を迎えると航空券の価格は割高になります。
航空会社 | 繁忙期 | 閑散期 |
大手航空 | 8万円前後 | 6万円前後 |
LCC | 6万円 | 4万円 |
旅費が安くてお得な時期を狙いたいのであれば10月~11月もおすすめです。
観光客が少ないので、航空券もホテルの宿泊代も比較的割安になっています。
ただし、12月末になるとかなり高くなることに注意。目安としては、繁忙期が始まる前が一番安い時期と考えて良さそうです。
格安航空券の買い方
チケットを買う方法としては、インターネットのチケット比較サイトでEチケットを購入する方法がおすすめ。
昔は金券ショップで探す方法などもありましたが、Eチケットはすぐに探せますし、最安値を比較して購入できるため、最も安い航空券を探す、という意味ではかかせない手段です。
以下では定番の航空券サイトを紹介します。
エクスペディア
エクスペディアは飛行機のチケットと宿泊施設を探すことができるサービス。全世界100万件の宿泊施設と550社の航空会社から検索条件にあうアイテムを探すことができます。
スカイチケット
スカイチケットはLCCを含めた多くの航空会社をカバーしているサービス。
特徴は、リピートすることで2回目以降500円割引されるクーポンシステムです。少額ですが、何度も使っているとお得さが実感できるはず。
また、航空券・ホテル予約の他にwi-fiやレンタカーの手配などができるのも魅力。
スカイスキャナー
スカイスキャナーは30言語に対応しているグローバルなチケット購入サービス。
スカイスキャナーはアプリが多機能で、地図から行き先を選択できるマップ機能や、価格から検索できる機能など、面白い検索機能が多数搭載されているのが魅力です。
海外に行くときにWi-Fiを持って行くと便利?
日本と違い海外では、Wi-Fi環境外でインターネットを利用すると高額な利用料金が発生してしまいます。
そのためインターネットを海外で使うためにはレンタルのWi-Fiルーターがおすすめです。
しかしレンタルWi-Fiは似たような商品が多くどれにしようか迷ってしまうもの。そこで、以下のポイントが重要です。
- 速度制限がかからずさくさく使える!
- データ容量が無制限で気にせず使える!
- 設定などの操作が簡単!
- 安くてコストパフォーマンスが高い!
そこで今回は、上記のポイントを考慮して海外旅行におすすめのWi-Fiを厳選してご紹介します。
まず初めに、これから紹介する機種を比較してみましょう。
サービス名 | FAST-Fi | クラウドWi-Fi |
料金 | 410円/日 | 3,380円/月 |
初期費用 | なし | 3,980円 |
通信制限 | 350MB/500MB/1GB | 1GB |
最低利用期間 | 1日 | 1ヶ月 |
その他 | 他に長期レンタル・周遊プランもあり | 使っていない日は請求ゼロ円 |
参考 |
※表は左右にスクロールしてご覧ください
おすすめ①「FAST-Fi」
- 高速Wi-Fi、大容量モバイルバッテリー、翻訳、ポータブルWi-Fi電話の4つの機能
- 日本国内で設定してそのまま海外で使用可能
- H.I.S.グループだから安心。多機能なのに安い
高速Wi-Fiは大容量でマップやチャットも複数台で使用できます。
また大容量モバイルバッテリーとしても使え、iPhoneを3回使用できるほどです。
ちょっと電話で話したい時にも、1日単位で格安で国際電話が可能なのも嬉しいポイントです。
おすすめ②「クラウドWi-Fi」
- 解約違約金無し
- 5台同時接続可
- 最短即日発送
他社と比べて特徴的なのは、解約違約金や「○年縛り」のような最低契約年数がないということです。
最新の通信技術である「クラウドSIM」搭載で、国内・海外問わず1台で便利に使用できます。
1ヶ月ほどの留学や旅行の方におすすめです。
Booking.comカードを使って旅費を節約!
みなさんご存知のホテル予約サービスBooking.comが出している『Booking.comカード』。
ホテルが5%OFFで予約可能な上にレンタカーの利用料も8%OFFに!。
もちろん海外・国内旅行傷害保険も付いており、しかも年会費は完全無料!
上記Genius会員になると、世界各国の人気宿泊施設10%OFFになるサービスや、レイトチェックアウト・無料空港送迎・ウエルカムドリンクなど嬉しい特典が満載です。
カードのお申し込みは今が大変おトクなチャンスです!ぜひお試しください。
旅行にクレジットカードを持っていくと便利?
旅行先にはクレジットカードを持っていくと大変便利です。主に以下のようなメリットがあります。
- 現金をあまり持ち歩かなくて良い
- 現地通貨のキャッシングが可能
- 身分証明書として使える
- 海外旅行傷害保険の付帯
- 空港ラウンジ利用や店での割引
- 旅行中も日本語で相談可能
さらに言うと、紛失や限度額へ達していた、有効期限切れなどの恐れもあるので、クレジットカードを2枚所持していると安心です。
その場合は紛失に備えて、保管場所は別々のバッグに入れるなど一ヵ所にまとめず分散させることがポイントです。
ここでは、旅行にぴったりのクレジットカードを紹介します。
おすすめ①「アプラスG・O・Gカード」
- 旅行先の機器トラブルに対応してもらえるリモートサポート
- かざすだけでお支払いができる「QUICPay」
- スマホ水没や落下等によるあらゆる故障に対するサービス
現金の紛失が不安な旅行先ではクレジットカードによる支払いがベターですが、一般的なクレジットカードではなく旅行に役立つ機能がついているカードの方がよりおすすめです。
例えば旅行先でPC・スマホトラブルが起こったら、相談できる場所がなく大変困りますよね。
そんな時に役立つのが「アプラスG・O・Gカード」で、旅行先からでもリモートサポートが受けられ、プロの遠隔操作によって解消してもらえます。
おすすめ②「UCSカード」
- 海外旅行傷害保険や空港ラウンジサービス付き
- 日々のお買い物・公共料金・ガソリン・ネットショッピング等で「Uポイント」が貯まる
- 今なら利用・登録で最大4,000点プレゼント
UCSカードはさまざまな暮らしのシーンでポイントが貯まり使えるコスパの高いカードなので、旅行後も使い続けるのに便利です。
カードを所持していれば、国内・海外の空港ラウンジで、ソフトドリンクサービスや新聞・雑誌の閲覧などのサービスを利用できるので待ち時間も快適です。
その他旅行代金の割引など旅行関連のサービスが充実しているので、旅行好きの方に最適なカードです。
おすすめ③「Pontaクレジットカード」
- 海外旅行傷害保険・最高2,000万円
- Pontaポイントがおトクにたまり、提携店で使うことができる
- 貯めたポイントはJALマイルにも交換できる
私たちの生活に浸透し、多くの主要な店舗で使用できるPontaポイントをおトクに貯めることができるので、旅行後の生活にも役立つこと間違いなしです。
もちろん海外旅行傷害保険がついているので、旅行先でのトラブルへの備えも安心です。
なんと「旅クレジットカード最強バイブル」誌にてグランプリを獲得した実績もあるので、今後いろんな旅行に行きたい方にも非常におすすめです。
海外旅行で役立つ英会話を身につける
公用語が日本語でない国では、会話が英語で行われることが多々あります。
そのため海外へ行った際には様々な場面で英語が必要になります。
旅行までの短期間で英語力を身につけるためには、独学よりも短時間で効率的に学べる英会話スクールやオンライン英会話の利用が断然オススメ!
オンライン英会話 | スタディサプリ | DMM英会話 | ネイティブキャンプ |
月額 | 1,580円~ | 6,480円~ | 6,480円~ |
※表は左右にスクロールしてご覧ください
ここでは、気軽に学習できておすすめのオンライン英会話を紹介するので、参考にしてみてください!
おすすめ①「スタディサプリ」
- レッスン料金を安く済ませたい
- あまり時間がないけど英語学習がしたい
- 英語を基礎レベルからマスターしたい
おすすめ②「DMM英会話」
- レッスン料金を安く済ませたい
- 外国人講師からレッスンを受けたい
- 大手英会話教室の方が安心できる
おすすめ③「ネイティブキャンプ」
- オンライン英会話レッスンを毎日受けたい人
- 隙間時間にも英語を勉強したいと思っている人
- あらゆる国の講師とコミュニケーションをとってみたい人
まとめ
上に紹介した通り、ベトナムの主要観光地であるハノイ、ホイアン、ダナンへの3泊4日の旅は4万5千円弱あれば可能です。
その中で持参するお小遣いは5千円がちょうど良い金額と言えるでしょう。
これらのプランを参考にしてベトナム旅行を楽しんで下さい。