ところで、どこの国がいいか決めているの?
英語力はちゃんと身につけたい、だけど費用は抑えたいし。
そこで、フィリピン留学がいいな~って。
フィリピン留学について考えが深まるはず!
Page Contents
1. フィリピンの基本情報をおさえる
フィリピンはシンガポールと並び、英語を公用語として採用している国の中で、最も日本から近い国の一つ。
留学の魅力の一つは、英語が話せる環境に自分を置く、ということ。
その観点で言えば、英語が公用語である環境というのは留学先として魅力的です。
セブ島をはじめ、パラワンなど楽園のような島々が多く、勉強以外の時間も充実させたい人には特におすすめ!
留学先としても観光地としても日本人から人気が高いため、トラブルが起きた際やわからないことがあった時も情報が多く集まるのも強みです。
物価も安いため、観光にあまり予算を割けない人でも充分満足を得られるくらい遊びが楽しめるのは魅力的です。
日本との時差
フィリピンと日本の時差は1時間だけです。
日本の方が1時間早いので日本が0時の時フィリピンでは前日の23時ということになります。
また、フィリピンではサマータイムを実施していないため、7000を超える島々から成り立っているフィリピンですがどの島でも日本との時差は1時間です。
フィリピンの天気
熱帯雨林気候に属するフィリピンは一年中気温が高く、平均気温は30度ほどです。
代わりに雨季と乾季という2シーズンに分けられます。
だいたい6月から11月が雨季となり、12月から5月ごろは乾季となるので降水量が少なくなります。
フィリピンの治安
フィリピンの治安は地域によって大幅に異なります。
例えばマニラでもビジネス街であるマカティやBGCは安全な傾向にありますが、逆にマラテやキアポといった繁華街は犯罪に巻き込まれるリスクが相応にあります。
また、安全な地域でも留学生や観光客を狙ったスリや置き引きなどが多いため、当然ですが貴重品の管理は要注意です。
人通りが多い場所で携帯や財布などを出さない、という自己防衛をしっかり行いましょう。
2. フィリピン留学の費用を確認する
フィリピン留学のメリットの一つは何と言っても価格が廉価であるということ。
渡航費を始め、滞在費(宿泊費)、物価、学費など全てが廉価なため、留学費用を抑えることが可能です。
▼1ヶ月の留学相場比較
授業料相場 | 滞在費(寮) | 生活費相場 | 渡航費相場 | 合計相場 | |
フィリピン | 10万円 | 6万円 | 3万円 | 5万円 | 24万円 |
アメリカ | 10万円 | 15万円 | 10万円 | 10万円 | 45万円 |
イギリス | 15万円 | 15万円 | 10万円 | 10万円 | 50万円 |
渡航費
フィリピンへの渡航費は時期にもよりますがおよそ5万円から8万円まで。
航空券が高くなるのは日本の夏休みやゴールデンウィークなど長期の休みが重なるタイミングです。
タイミングが許すなら、時期をずらすと良いでしょう。
授業料・滞在費
留学でかかる費用の最も大きいウェイトを占めるのが授業料・滞在費。
1ヶ月滞在した場合で平均で16万円程度かかります。
授業料や滞在費は選択するプランによって変わります。基本的には、フィリピンへの留学費用はこの金額に渡航費と雑費を足したものになります。
したがって、フィリピンへの留学の計画は授業料・滞在費を最初に確認して行うと良いでしょう。
現地で支払う雑費
授業料・滞在費に加え、渡航費の他に必要となる雑費はおよそ3万円程度から、滞在期間に応じて加算されます。
フィリピン留学では、現地に到着してから『特別就学許可証』の申請が必要となります。
こちらの手続きに関しては学校が代理で行いますが、費用として1ヶ月で1万7千円程度が、期間に応じてさらに必要となります。
また、30日以上であればビザの申請費用が発生します。
3. フィリピン留学の地域を決める
どうせ留学したいなら自分に合う環境で勉強したいもの。
フィリピンは留学で人気なポイントが複数あり、それぞれ特徴も異なります。
ここでは簡単に、マニラ、セブ、バギオというフィリピンの主要留学先の特徴と相場観などを紹介します。
フィリピンのマニラ留学
フィリピンの首都であり、経済の中心地でもあるマニラ。
実はフィリピンの留学先として、そこまで日本人が多くないのが現状です。
特徴
フィリピンの首都であり、経済地域だけあり、インフラは他の地域よりも充実しています。
また、前述の通り日本人留学生がフィリピンの他の留学先と比較して多くないので、日本人がいない環境を希望する場合はおすすめ。
デメリットとしてよく言われるのが、空気が悪いこと、渋滞がかなり深刻なことなど。
- 通信インフラが整っている
- 質の高い学校が多い
- ショッピングモールやレストランなどが充実
留学相場
1ヶ月 | 16万円〜 |
---|---|
3ヶ月 | 48万円〜 |
6ヶ月 | 96万円〜 |
相場は他の地域はおろか、世界的な留学先としてもかなり安い部類。
1ヶ月の滞在でおよそ16万円〜が相場と言われています。
口コミ・体験談
英語学習という意味では、先生の質はマニラの学校が一番高い。マニラ都市には大学や仕事が多く、キャリア志向の人間が集まってますし、留学市場の歴史もマニラが一番長いので、経験豊富な先生が多いです。セブのように学校も多くないので、先生の取り合いもセブほど激しくないのもいい部分だと思います。
「フィリピン留学ラジオ」
セブ島留学の特徴
観光地としても有名なセブ島はフィリピンの留学先でも一番人気。
留学先として人気が高いこともあり、日本人なども数多く留学来ています。
特徴
セブ島は観光地としての人気もある美しい海や自然など、リゾート感を満喫できるのが特徴。
観光地・留学先として人気で日本人の来訪者が多いこともあり、とっさのトラブルや病気に比較的心強いがありがたいところ。
- 講師のレベルが高い
- マンツーマン指導が主流
- リゾートで休日を過ごせる
留学相場
セブ島の留学相場は1ヶ月でおよそ30万円程度。
宿泊施設などにもよりますが、留学先としてはかなり安い部類のエリア
1ヶ月の留学にかかる費用を項目ごとに表にまとめたので、参考にしてください。
学費(入学費・教材費込) | 120,000~200,000円以上 |
渡航費 | 40,000~100,000円 |
滞在費 | 40,000~80,000円 |
海外旅行保険 | 10,000~15,000円 |
合計(相場) | 250,000~300,000円 |
口コミ・体験談
英週末は、オスロブでジンベエザメと泳いだり、カワサンで何メートルもあるところから飛び込んだり、アイランドホッピングに行ったりと、日本ではできないことをたくさんと経験しました。毎週末は友達と今度どこ行く?なんて話をしながら過ごすのがとても楽しかったです。
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バギオ留学の特徴
バギオはマニラから車で5時間程度の場所にある、山の上にある街。
元々はアメリカ軍によって作られた町で、学生街として知られています。
特徴
特徴は、大勢の学生が住んでいる学生街であり、治安も良好というポイント。
富裕層が住む街としても知られ、景観が美しいのも特徴です。
治安も良く、初めて海外旅行に行く、フィリピン旅行に行く、という方は一行のよりあり。もちろん、山登りが好きな人も。
- 首都マニラへのアクセスが良い
- 高地にあるため快適に過ごすことが可能
- 街全体に自然が溢れている
留学相場
バギオの留学相場もかなり安めに設定されており、1ヶ月およそ18万円〜20万円程度。
以下に示した、バギオの語学学校にかかる費用の比較表を参考にしてください。
語学学校/期間 | 1週間~ | 1ヶ月~ | 6ヵ月~ |
---|---|---|---|
PINES | 約4.4万円〜 | 約13.6万円〜 | 約81.6万円〜 |
BECI | 約4.1万円〜 | 約16.5万円〜 | 約99.0万円〜 |
monol | 約2.7万円〜 | 約11.0万円〜 | 約66.0万円〜 |
WALES | 約3.7万円〜 | 約15.0万円〜 | 約90.0万円〜 |
バギオJIC | - | 約13.1万円〜 | 約78.6万円〜 |
A&J | 約5.1万円〜 | 約14.5万円〜 | 約87.0万円〜 |
A+アドバンス語学学校 | - | 約16.3万円 | 約97.8万円 |
HELP | - | - | - |
口コミ・体験談
バギオは坂道が多い山にある小さい街です。安全で、涼しくて、ご飯が美味しい。野菜が美味しいのが嬉しい。食事は大事です。ほとんどが韓国人経営のスパルタ校で、IELTS、TOEFL 、TOEICなどの試験対策に力を入れてるので学校選びが比較的簡単。教育都市としても有名で、セブに比べると真面目な生徒が多い。 アンチメジャーが集まってる。寒いからなのか、フィリピン人が他のエリアほどフレンドリーではないというか、最初にすごい様子を見てくる感じがします。
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クラーク留学の特徴
クラークには昔、米軍基地があったため歴史的に英語とのつながりがかなり強いです。
そういった歴史的背景もあり、クラークの語学学校は英語ネイティブの講師が多数在籍しています。
特徴
- マンツーマン体制が整っている語学学校が多い
- 他の地域に比べて日本人の数が少ない
- フィリピンの中でも治安が良い
クラークは先ほど説明した通り、米軍基地が以前に存在していたことから英語ネイティブの方が多数いらっしゃいます。
英語ネイディブによるレベルの高い英語の授業を受けることも可能なのがクラークです。
留学相場
1ヶ月およそ18万円〜20万円程度です。
「クラークのどこに留学しようか迷っている、比較したい」と思われる方は以下の表にぜひ目を通してみてください。
語学学校/期間 | 1週間~ | 1ヶ月~ | 6ヶ月~ |
---|---|---|---|
クラークフィリピン留学院 | 8.4万円〜 | 21万円〜 | 126万円〜 |
Clark Institute in the Philippines (CIP) | 4.6万円〜 | 13.1万円〜 | 78.6万円〜 |
HELP クラーク校 | - | 11.8万円〜 | 70.8万円〜 |
Global Standard English Language School(グローバルスタンダード / GS) | 7.1万円〜 | 14.8万円〜 | 88.8万円〜 |
EG Academy | 4.4万円〜 | 12.4万円〜 | 74.4万円〜 |
口コミ・体験談
フィリピンの先生は文法をしっかり学んできてらっしゃるので、先生もちゃんとした文法とアクセントをしています。アメリカに比べると、伝わればいいやとか、デタラメな気持ちをまったくもっていないです。
今思うと、アメリカでは適当に喋られていた感じがします。でも、フィリピンでは、みんなちゃんと勉強してると感じました。それも想定外でした。
フィリピンの文化を知るために、古い教会に行きました。フィリピンにも部族がいるので、興味があって見にいきました。
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スービック留学の特徴
スービックは、フィリピン・ルソン島西部のオロンガポ市に位置するリゾート地です。
経済特区としてフィリピン政府に直接管理されている唯一の地区であり、かつてはアメリカ海軍基地のある拠点でもありました。
経済特区内にはアメリカ人が多く住んでおり、普通のフィリピンとは違った雰囲気を味わうことができること、海や山などの観光資源が豊かな点で今観光地として注目を浴びています。
特徴
- 治安が良い
- 都会の喧騒から逃れてゆったりとした雰囲気を楽しめる
- フィリピンにいながらアメリカの雰囲気を味わうことが可能
最も特徴的なのはん『日本人が少ない』という点です。
英語漬けの生活を送るのに最も適した留学先といっても過言ないでしょう。
留学相場
1週間~ | 6万円〜 |
---|---|
1ヶ月〜 | 15万円〜 |
6ヶ月〜 | 90万円〜 |
スービックの留学相場は1ヶ月で15万円から。
都会とは言えない地域であるだけに、その価格は格安です。
口コミ・体験談
フレンドリーですね。最初はスービックのマンゴーバレーって場所に滞在させてもらったんですけど。近所の子がフレンドリーで、すごくよくしてくださって。
フィリピン人の友達がいっぱいできたので、週末は一緒に旅行に行ってました。海に行ったり。
いつからかフレンドリーと言われるようになりました。
でも、フィリピン人のほうが、私よりフレンドリーです。
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バコロド留学の特徴
バコロドは微笑みの街(City of Smiles)という別名も持っていることでも有名です。
大きめのショッピングモールなどの商業施設、商店などもあるため、生活にもちょうど良いのも魅力。
特徴
フィリピンの中でも都会とは言えない地域であるバコロド。
マニラやセブと比較すると半分程度の費用でも足りる場合もあるなど、圧倒的な費用の安さが目立ちます。
さらには物価も安いため、生活費も安くおさえることが可能です。
- 治安が良い
- 街の人々が温かい
- ゆったりとした雰囲気の地方都市
留学相場
バコロドの留学相場は1ヶ月で10万円ほどにおさえることも可能。
できるだけ安くしたいという方にはおすすめです。
以下の語学学校の比較表を参考にしてください。
語学学校/期間 | 1週間~ | 1ヶ月~ | 6ヶ月~ |
---|---|---|---|
ILP | 2.9万円〜 | 9.8万円〜 | 58.8万円〜 |
OKEA | 4.1万円〜 | 14万円〜 | 84万円〜 |
E-Room | 4.1万円〜 | 11.4万円〜 | 68.4万円〜 |
LSLC | 4.2万円〜 | 13.9万円〜 | 83.4万円〜 |
口コミ・体験談
森の中(笑)。バコロドは凄い田舎と聞いてたので、セブと違って森の中と思ってました。
実際のバコロドはサトウキビ畑たくさんあって森と言うよりは林くらい。
飛行機から見た景色もサトウキビ畑でした。
空港の近くは自然に溢れてるんですが、学校の近くは田舎町って感じです。
治安が最初は不安でした。物を盗られるイメージがありましたけど、全然大丈夫でしたね。
今は寮の部屋も開けっ放しですけど大丈夫ですね。
防犯カメラもたくさんあるし、人の出入りも多いし、知っている人も多いので安心してます。
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ターラック留学の特徴
ターラック州は主要産業が農業であり、広大な農地が広がるエリア。
日本人にはあまり知られている都市ではありませんが、のどかな雰囲気から、留学先や旅行先として近年注目を集めている場所でもあります。
特徴
ターラックは首都マニラから車で移動できる距離にあり、マニラよりも程よく田舎なので学習するには最適な場所です。
フィリピンの田舎町で過ごしたい、という人にはまさにおすすめのエリアです。
- 都市部よりも治安が良い
- マニラから車で移動できる
- 観光資源が豊富
留学相場
ターラックの留学相場は1ヶ月で12~14万円ほどです。
ただ、留学先としてはそこまでメジャーではないため、語学学校はそう多くありません。
語学学校/期間 | 1週間~ | 1ヶ月~ | 3ヶ月~ |
---|---|---|---|
CNE1 | 4.8万円〜 | 14万円〜 | 42万円〜 |
MMBS | 4.4万円〜 | 12.5万円〜 | 37.5万円〜 |
口コミ・体験談
週はバギオ出身の先生とバギオ観光に行きました。片道4時間かけて日帰りで。
苺が有名で苺狩りもできるらしいです。戦争の記念碑とか歴史的な建物が多かったです。
週末になるとCNE1の先生達は「俺のホームタウンに行こうぜ!」って誘ってくれるんです。
だから今週末も先生の地元のターラックに行きます。
地元の人しか知らない店があるし、会話は英語だし、先生が一緒だと安心で楽しいです。
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ドゥマゲテ留学の特徴
2019年現在、人口13万人ほどで、フィリピンの有名な大学が密集する学園都市でもあります。
観光地としても人気があり、美しい海とビーチはリゾート地として賑わっています。
特徴
ドゥマゲテはシリマン大学をはじめ、セントポール大学やフォンデーション大学など大きめの大学が集まる学園都市です。
優秀な講師が比較的多く、なぜか日本人経営者の学校が多いので留学先としておすすめです。
- 美しい海で知られるフィリピンの隠れたリゾート
- フィリピンの大学が集まる学園都市
- 治安が良く長期滞在に適している
留学相場
ドゥマゲテの留学相場ですが、語学学校によって様々です。
1ヶ月で10万円をきるところもあれば、20万円以上のところまで幅広い選択肢があるでしょう。
以下の語学学校の比較表を参考にしてください。
語学学校/期間 | 1週間 | 1ヶ月 |
---|---|---|
Aspire | 約2.5万円〜 | 約9.5万円〜 |
B&D | 約2.9万円〜 | 約7.9万円〜 |
DETi(デティ) | 約6.6万円〜 | 約19.5万円〜 |
口コミ・体験談
ドゥマゲテは小さな地方都市。空港、船乗り場、バス停が近くて交通の便がいい。
シキホール、アポ島、オスロブなどの観光名所に日帰り旅行できるので、ダイビングとかが好きな海好きに特にオススメ。
タイプが違う学校が多いので、学校選びがしやすい。
治安は安全で物価も安くて、親子や家族留学が多い。
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イロイロ留学の特徴
イロイロ市はフィリピン・ビサヤ諸島のパナイ島にあるフィリピンの大都市。
2018年時点で人口44万人と多く、教育機関の数がマニラにつぎ多い教育都市としても知られています。
特徴
イロイロは大学などの教育機関が集まる学園都市的な生活を持ち合わせており、勉強に集中できる環境が整っています。
ただ、語学留学先としてはマニラやセブほど有名ではなく、市内にも学校数が多くないのが現状です。
- 名門大学が集まり、優秀な学生や卒業生が講師として集まる
- 有名大学が多くあるため、現地の学生と交流するチャンスが多い
- マニラやセブと比べて物価が安い
留学相場
イロイロの留学費用はマニラやセブと比較すると安めに設定されています。
一般的にマニラやセブの1ヶ月の留学費用が16万円程度であるのに対し、イロイロは10万円程度。
さらには物価も都市部と比較して安いため、生活費を安くおさえることができるのも魅力です。
1週間~ | 3.5万円〜 |
---|---|
1ヶ月〜 | 13万円〜 |
3ヶ月〜 | 40万円〜 |
口コミ・体験談
教育都市のイロイロは小さな街。治安は良くて娯楽はない。
英語の勉強に集中できる環境だと思う。
生徒に感想を聞くと満足度が高くて、真面目な生徒が多いです。
大学が多いのに語学学校が少ないので、先生の質は全体的に高いのだと思う。すごいオススメの穴場です。
週末旅行で人気のボラカイはバスで6時間!真っ白なホワイトビーチが有名。
娯楽はないが、唯一のお洒落エリアのスモールビルにはレストランやクラブが立ち並び、週末には学生で溢れる。
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4. フィリピン留学の手続きをすすめる
フィリピンへ行くことが決まり、具体的な留学先のめどが立ったら、細かい手続きを行います。
個人で手続きを行ってもかまいませんが、「面倒だ」「大変だ」と思って留学を断念することになっては元も子もありません。
そんなときには、代わりにわずらわしい手続きを済ませてくれる「留学エージェント」を最大限活用することをおすすめします!
フィリピン留学ビザの取得
フィリピン留学の際に申し込むビザは30日間以内であれば無料、それ以降は料金が発生します。
ただし、基本的にビザの取得はスクールが代行するため、留学費用の一部として確認する、という形になるでしょう。
以下は期間ごとの大まかなフィリピン留学ビザの費用。
また、個人でビザを取得する場合でも現地での取得の方が、日本で取得するよりも時間がかからないため、現地での取得が良いかもしれません。
日数 | 費用 |
4週間以内 | 1万円 |
8週間以内 | 2万円程度 |
16週間以内 | 3万5千円 |
20週間以内 | 4万円程度 |
24週間以内 | 5万円程度 |
フィリピン留学前に申し込む保険
海外への渡航は危険や想定外のトラブルがつきもの。保険は、万が一の時の命綱として必須です。
保険は、90日以内の留学であればクレジットカードに付帯する保険を利用するのも手です。
以下はクレジットカードの保証と海外旅行保険の相場比較。
クレジットカード | 海外保険 | |
傷害死亡後遺障害 | 300万円 | 1,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 | 1,000万円 |
疾病治療費用 | 100万円 | 1,000万円 |
賠償責任 | 2,500万円 | 1億円 |
携行品損害 | 20万円 | 30万円 |
救援者費用 | 150万円 | 1,000万円 |
フィリピン留学のエージェントを利用する
上記で示した、ビザ取得や保険などの手続きはもちろん、学校探しなどのサポートをしてくれるのが留学エージェントです。
語学力に自信がない段階でも、代わりに学校側と交渉をしてくれるので安心です。
しかし、留学エージェントとのトラブルが多いのも事実。
信頼できるエージェントかどうかを見極める必要があります。
5. フィリピン留学の持ち物をそろえる
フィリピン留学で必要となる持ち物は、最低限パスポートとクレジットカード、海外旅行保険程度。
生活に必要なものなどは現地調達でも賄えるでしょう。
とはいえ、長期の留学となると、日本から持って行って方が良いものも多々あります。
以下では、簡単にあると便利なものをリストアップします。
- トイレットペーパー
- 本来の用途以外にも、何かとあると便利。芯を抜いて潰して持ち運ぶとコンパクト
- 海外キャッシングできるクレジットカード
- VISAカードなど、海外キャッシングできるカードは時として両替より安い場合も。
- 正露丸
- いざという時にあると安心です。
- 携帯湯沸かし器
- 特に長期滞在の場合には。スティック型のインスタントコーヒーや緑茶とともに。
- 除菌ウェットティッシュ
- 携帯性の高いものを持ち運ぶように。外食前などにあると安心。
- 髭剃り
- 現地調達可能ですが、電動髭剃りなどもっと行くと便利です。
- 生理用品
- あると便利ですが、日本製がやはり高品質。
おまけ. フィリピン留学の失敗談を参考にする
ここまで、フィリピン留学に向けたの一連の流れを見てきました。
余力がある方には、ぜひフィリピン留学へ行った先輩方の経験談、特に失敗談を参考にすることをおすすめします。
自分の留学で気を付けたいポイントが見えてくるので、万全の準備と余裕のある心で留学を迎えられるでしょう。
フィリピン留学のメリット・デメリット
- コストパフォーマンスが高い
- フィリピン英語で他国の英語も聞き取りやすくなる
- 学習においてわかりやすい表現でやりとりできる
フィリピン留学は他の留学先と比較して総じてコストパフォーマンスが高い傾向にあります。
留学のメッカだけあり、ひとえにフィリピン留学といっても様々なコースや地域があるため、前もってリサーチすることが大切です。
もちろん、フィリピン留学にもデメリットは存在します。
- 脂っこい食事が多い
- 講師に多少の訛りがある
- ネイティブの言い回しを学べない
例えば食事。海外の食事ではよくあることですが、フィリピンもまた脂っこい食事が多い傾向にあります。
また、公用語が英語とはいえ、やはり訛りがある点。講師の訛りがあまりにも強く、講師を変えた、という話もたびたび聞きます。
英語ネイティブの国と比べて、ネイティブ風の言い回しなどもあまり使われないため、完璧に都会的な英語が学べる、という感じではないことに注意。
ただ、フィリピンの英語が聞き取れれば、それ以外の英語の聞き取りが楽になる、という説もあります。
また、向こうもネイティブスピーカーではないということは、裏を返せばわかりやすい表現でやり取りができるということ。
まとめ
以上、フィリピン留学までの一連の流れを見てきました。
記事の中でご紹介した記事もぜひ参考にしてみてください!
当記事がフィリピン留学のヒントとなれば幸いです。