当記事では、マニラ旅行でフィリピン・ペソを用意する方法、両替する方法について解説します。
マニラ旅行をお考えの方はぜひご一読ください。
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マニラで必要なペソを用意する方法
マニラ旅行でフィリピンの通貨であるペソを用意する方法は主に両替と海外キャッシングの2つがあります。
両替は日本国内の空港でも行うことができますが、両替レートが現地と比べて高くなりがちなので、現地通貨を用意する際は、利便性とお得さを秤にかけて行うのが大切です。
また、両替は手数料が発生しますので、その観点から、クレジットカードを利用したほうがお得な場合もあります。
以下では、マニラ旅行で円を現地通貨に両替する方法やクレジットカードを利用する方法などのメリットやデメリットを紹介します。
両替商を使う
現地通貨を得る一番オーソドックスな方法は両替です。
マニラ旅行では、主に3つの両替するタイミングがあります。
- 大手銀行・日本国内の空港
- ニノイ・アキノ国際空港
- マニラの街の両替商
国内で両替する
日本国内では、大手銀行の両替サービスと日本国内の空港でペソの両替が可能です。
日本で両替するメリットとしては、現地でのコミュニケーションを最小限にしたまま現地通貨が用意できるということ。
ただし、大手銀行でも円と現地通貨の両替を行なっている銀行は多くなく、また共通して言えることですが手数料は高めになっています。
マニラの空港で両替する
マニラのニノイ・アキノ国際空港にはターミナルが複数ありますが、どちらのターミナルにも両替所があります。
空港のレートは日本国内で両替するよりも良いです。
空港からすぐに現地通貨が必要な場合はこちらで両替するのがおすすめです。両替方法の中では一番オーソドックスな方法。
両替したい場合は空港での両替が一番おすすめです。
街の両替商で両替する
マニラの市内にはいたるところに両替商があり、両替レートは上記の2つよりも良いとされています。
かつては空港の両替レートが悪く、街の両替商を使うのが一般的でしたが、最近ではあまり差がなくなったため、よほど高額でない限りはすぐにお金を用意できる空港に軍配が上がりそうです。
多額を両替する場合にはお得になります。
海外キャッシングを利用する
クレジットカードの利用やキャッシングに抵抗がないのであれば、クレジットカードの海外キャッシングは一番おすすめの方法です。
海外キャッシングはATMを利用して行うため、両替のようなコミュニケーションも必要ではないため、英会話に自信のない方にもおすすめです。
また、両替するための日本円を大量に持ち歩く必要がないことや、最終的な手数料が両替の手数料と同じか、それ以下であるのも大きなメリット。
繰上げ返済を行えば、より手数料を抑えられるのも魅力です。
一方で、ちゃんと使えるATMでキャッシングしないとカードが出てこなくなったりするというトラブルもあるので、空港や大手ショッピングモールのような信頼できる場所にあるATMを利用しましょう。
クレジットカードで買い物する
さらに、現金による支払いに必ずしもこだわる必要がないならクレジットカードの利用はおすすめです。
観光地として近年発展しているマニラでは、大型のショッピングモール、ホテル、レストランなどでクレジットカード払いすることは普通のことです。
クレジットカードの為替手数料は平均して利用額の1.6%ほどなので、手間のことを考えると両替やキャッシングよりも楽でお得です。
買い物によりクレジットカードのポイントやマイルなどが貯まるのもメリットの一つ。
マニラ旅行でいくら両替するか
どのくらいのペソを現金で両替するかはマニラ旅行の計画によります。
旅行で必要な現金
リゾート施設やショッピングモールでの買い物、もともと組まれているツアーなどがメインの旅行なら、あまり現金は必要ないので、7日間で1万円分もあれば足りるでしょう。
ツアーではない旅行は、宿泊費をのぞいて食費などを考えて7日間で3〜5万円ほどが目安でしょう。
マニラの大衆食堂はおよそ一食400円くらいで食べられるため、7日間3食外食したとして、8000円程度、ホテルなどの高級なコース料理を数回食べても3万円以内に落ち着きます。
必要な交通費
また、ホテルの送迎がない場合は最初にタクシーに乗るためのお金が必要となります。
マニラのタクシーの相場は初乗りで80円、1㎞ごとに20円〜30円くらいなので空港からホテルにタクシーで移動しても1,000円もあれば大丈夫です。
ただ、両替商はショッピングモールや空港などある程度街の中心に行く必要があるので、ホテルが郊外にある場合は翌日以降の交通費を考えて両替した方が良いでしょう。
また、最近では「Grab」という便利なタクシーアプリもあります。
「Grab」を利用すれば、あらかじめ行き先を指定した上で、運賃はクレジットで支払うことができるため、現金を用意しなくても移動できます。
▼第2の選択肢「Grab」
マニラで両替するときの注意点
両替しすぎない
マニラ旅行での両替は金額が少なすぎても多すぎても再び両替商に行く必要があるため、手間がかかります。
また、両替しすぎた場合、現地通貨をもう一度日本円にしようとすると2倍で手数料がかかってしまうため、やはり両替は必要最低限で済ませることが大切です。
両替しすぎた現地通貨は金額によっては日本円に戻すよりも思い切ってお土産に使ってしまった方が良いかもしれません。
両替しすぎないためには、あらかじめ自分の旅行にどの程度の現金が必要かを見定めるのが大切です。
信頼できない両替商は避ける
マニラでは高レートでの両替をうたう両替の客引きが旅行者を狙うケースが度々報告されます。
強引な客引きは多くが詐欺の可能性があり、最悪、お金を持ち逃げされてしまう、ということも起こり得ます。
両替のリスクを避けるためには空港やショッピングモール、大型の両替商など信頼できる場所に行きましょう。
一度に大きな金額を両替しすぎない
なんども両替に行くのが面倒という理由で一度に大金を両替したり、キャッシングしないようにしましょう。
マニラはフィリピンの中でも犯罪が多い都市です。スリやひったくりなどが多いので、一箇所に持ち歩いていると一度に大金を失ってしまう可能性が増えます。
また、これは心配しすぎかもしれませんが、買い物の時にお財布の中にお金がいっぱいあるのを見られると犯罪者につけ狙われる可能性もあります。
どちらにせよ、マニラでは一度に両替する金額は必要な分だけにして、つど両替したりキャッシングするのがおすすめです。
まとめ
海外旅行に行く際には現地の通貨が必須だったのは過去の話、今のマニラ旅行ではクレジットカードでの支払いができるお店が増えて、両替の必要性は薄れました。
慣れない海外では、両替によってまとまったお金を持ってしまうということがリスクになりますので、うまくクレジットカードを利用するのが大切です。
また、両替以外にも現地通貨を調達する方法として、海外キャッシングが非常におすすめです。
ATMがあれば使える上に、手数料を考慮してももっとも好レートの両替と同等かそれ以下の手数料しかかかりません。
日本円を両替するとしたら、日本国内ではなく、マニラに到着してから空港か、街のショッピングモールなどの両替商で行いましょう
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