TOEICスコア900越えを狙うための必要単語数とおすすめ単語帳

 

記事監修者紹介

益岡 想

慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。

英語検定一級TOEIC990点TOEFLiBT 110点超えTOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。

TOEICスコア900というとかなりのハイスコアだとお思いの方も少なくないと思います。

しかし、実際、TOEICスコア900は対策さえすれば誰でも手が届く、最もコスパの良い英語資格といっても過言ではありません。

本記事では、最終的にTOEICで900点を目指したいという方に向けて、レベル別に単語帳を紹介。

単語学習に求められるスタンスから実際に取り組むべき書籍まで、一貫して紹介していますので、ぜひとも参考にしてください。

 

TOEICフルスコア獲得者が、徹底的に世の中のTOEIC参考書をリサーチし、その内容を紹介しています。

益岡 想
厳選したおすすめ参考書については下記の記事をご一読ください!

 

 

TOEICスコア900のレベル感と必要単語数

まず、TOEICスコア900を取るにはどれぐらいの得点が必要となるのか、単語はどの程度対策すべきなのかについて見ていきましょう。

リスニング9割、リーディング9割

TOEICは、一般的にリスニングの方が点数が取りやすいとされており、同じ得点率でもリスニングの方が高くでがちです。

そのため、TOEICスコアで900を取ろうとした場合、リスニングが470点、リーディングで430点ほどを目指すスタイルが一般的です。

正答率に直すと、各回の難易度や母集団によってばらつきはありますが、リスニングが92%、リーディングが90%ほどとされています。

どちらも9割以上を目指さなくては、TOEICで900点以上取ることは難しいということです。

リスニング・リーディングともに、基礎となる単語力が不可欠!そこで、続いてはどのくらいの単語力が必要なのか解説していきます!

9割穴のない単語対策をするなら10000単語

TOEICスコアで9割がた穴のない単語対策をするとなると、10000単語は少なくとも一度目を通した状態にしておくべきだと言われています。

では、10000単語を知っているとは、どの程度の語彙力を指すのでしょうか。

一般に、英語圏の成人男性の語彙は20000単語~35000単語と言われています。

一方、大学受験生の知っているとされる単語数は3500~4000語程度とのこと。

つまり、10000単語というラインは、大学受験生の倍の語彙だが、英語圏の成人男性の半分程度だということになります。

大学受験のときに勉強した単語量の倍の量を覚えなくてはならないと考えるか、倍ぐらいの単語量でいいんだと捉えるかはあなた次第です。

おすすめ単語帳

基礎的な単語を把握できていないという方は、まず大学受験に出題される程度の語彙を完ぺきにするべきでしょう。

先述のとおり、TOEICスコア900を最終的に目指して10000単語を習得しようと思っても、半分程度は大学受験レベルの語彙です。

大学受験レベルですら問われるレベルの、常用的な単語をまずは優先的に学習した方がよいのです。

益岡 想
以下、900点を目指す方におすすめの単語帳をご紹介していきます!

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語

超重要単語」「鉄板単語」等をはじめ、「みんなが勘違いしやすい単語」「TOEIC常連の難単語」「上級者を目指す応用単語」など多くの分類で紹介されています。

中でも特徴的なのは、「強烈に記憶に残るコメント」。すべての見出し語についたコメントを読むことで、語句の記憶への残り方が格段に変わります。

さらに、キラーフレーズとして紹介されている、文よりも短いフレーズが用意されており、リズム良く単語を覚えることが可能本番の試験にそのまま出題されることも。

 

 

キクタン

キクタンはいち早く音とセットの単語学習を取り入れたベストセラー単語帳。

従来、リーディングは比較的得意とされながら、発音・リスニングが苦手な日本人。実は、原因の一つは単語を覚える際に発音とセットで記憶しないことだと言われています。

キクタンシリーズはフレーズ・例文とセットで音声を中心に学習していくことで、音と単語の意味をセットで記憶。

しかもレベル別に多くの単語帳が刊行されているので、自分のレベルが上がるごとに本を変えていくことでわかりやすく成長を実感できるのも魅力です。

【参考】キクタン990の構成
●基本情報:本書の学習に必要な音声約4時間50分
●収録言語:英語、日本語
●収録内容:各Dayのチャンツ&日本語付きセンテンス音声、英語のみセンテンス音声、Chapter 1から6のChapter Review音声
【目次】
Chapter 1 名詞:超必修240
Chapter 2 動詞:超必修112
Chapter 3 形容詞:超必修112
Chapter 4 名詞:必修240
Chapter 5 動詞:必修112
Chapter 6 形容詞:必修112
Chapter 7 副詞:必修48
Chapter 8 動詞句
Chapter 9 形容詞句・副詞句
使い方のイメージ(1日1時間~2時間を2ヶ月半)

本書は、単語を学ぶパートと、実際にその単語が使用される例文パートで構成されます。

学習方法としては、まず単語の意味と発音をセットで覚え、その後、例文パートを暗唱。

発音を意識して、日本語訳の後に英文をとっさに言えるようになるまで練習しましょう。

  1. Chapter1を15日間
  2. Chapter2を7日間
  3. Chapter3を7日間
  4. Chapter4を15日間
  5. Chapter5を7日間
  6. Chapter6を7日間
  7. Chapter7を3日間
  8. Chapter8を7日間

SCORE 800

TOEIC 参考書 おすすめ

TOEIC TEST SCORE 990


TOEIC 参考書 おすすめ

速読英単語

TOEIC学習でもおすすめしたいのが「速読英単語」の必修編。

大学受験用となっていますが、TOEICの単語帳としてトップクラスに優秀のためおすすめです。

理由は、これ1冊でシャドーイングトレーニングができてしまうから。

付属CDに「スロー」「ナチュラル」2種類の音源が収録されているので自分のレベルに合わせて使っていけるのが魅力。

上級編もありますが、かなり難しいです。必修編のナチュラルをシャドーイングできるレベルになればかなりの実力アップが見込めるでしょう。

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語

TOEIC 参考書 おすすめ

参考書の特徴

  1. わかりやすい解説
  2. 必修基礎単語から上級単語まで

TOEICの頻出単語を丸暗記ではなく、語源や語呂合わせなどの解説を通して覚えさせてくれる単語帳。

丁寧に解説されてるあまり、網羅されている単語の数はそこまで多くありませんが、最初の一冊として非常に優秀です。

収録単語数がやや少ないものの、頻出単語はこの参考書で抑えることが可能です。
使い方のイメージ
全16章(16ユニット)で構成。1週間で3周を目標に学習しましょう。
モデル勉強時間:1日2時間〜3時間/3~5日
  1. Unit1~13までを1日でチェック
  2. Unit1~13でわからない単語が多いようなら2日間で繰り返し学習
  3. 上級編Unit14~16を3日で3週する
  4. 3周しても覚えられなかった箇所を修正

なお、上記は上級者向けのプラン。基礎編を読んでみて知らない単語が多いなら、基礎編をじっくりやりましょう。

 

 

とはいえ、やっぱり勉強は大変‥…

とはいえ、やっぱり継続して勉強するのは大変ですし、長く続く自信がない‥…という方も多いのではないでしょうか?

そこでおすすめしたいのが短期集中プログラム。

短期集中英会話プログラムとは「1~3ヶ月の短期間、かなり多めの学習時間を課せられ、アウトプットの場所を提供される」コーチングプログラムです。

これは英語のパーソナルトレーニングと言い換えればわかりやすいかも知れません。

専属のトレーナーが常に成長度合いを見守りながら、厳しく指導してくれるので、自分一人でする以上に短期間で英語の学習をすることができます。

スタディサプリENGLISH TOEIC(R)対策パーソナルコーチプラン

TOEIC(R)対策パーソナルコーチプランは3ヶ月以内で平均スコアアップ100点以上を実現する為のパーソナルコーチプラン。

トライズ TOEIC(R)対策プログラム

TOEIC(R)対策のスペシャリストである専属コンサルタント・講師によるWサポート体制の専門プログラム

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シャドーイングに役立つアプリ

サービスの特徴
  • 自分の英語発音を録音しチェックすることができる発音練習アプリ
  • 発音を改善してくれる機能搭載
  • 発音の練習に苦手意識がある人から、上達したい人などにおすすめ

スタディサプリENGLISHは英語の発音を上達させる上で筆者檄押しのかなり良いアプリです。

英語の発音を確認できるのはもちろん、アプリ内で自分の声を録音し発音をチェックすることもできます。

さらに、あなた発音を改善するためのサポートをアプリ内でしてくれる機能も搭載されています。

こんなに便利なアプリは他にありません。スタディサプリENGLISHはかなりオススメですね。

▼参考動画

 

 

TOEICフルスコア獲得者が、徹底的に世の中のTOEIC参考書をリサーチし、その内容を紹介しています。

益岡 想
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TOEIC900点を狙う単語学習

英語学習をする際によくわ言われるのが、「発音できない音はリスニングできない」ということ。

「単語学習=単語を覚える」ではなく、シャドーイングをかねたリスニングの練習でもあることを意識することが大切です。

単語学習をする際は必ず音とセットで勉強しましょう。同じ勉強時間で2倍以上効果があります。

具体的な学習方法は?

具体的な学習方法としては、以下の3つのサイクルをもって1つの単語を覚えること。

具体的な学習方法
  • 単語の意味を覚える
  • 単語のスペルを覚える
  • 単語の発音を覚える

さらに、例文もシャドーイングしていきましょう。

シャドーイングとは英語の音声を聞き、同じ音をすぐに発音するとレーニング。

シャドーイングを繰り返すことにより音声知覚が反射的に行われるようになり、意味理解に使える時間が増えるため、結果的にリスニング力全体が上昇するのです。

TOEICでハイスコアを目指すなら、やはり速読力やリスニング力のような基礎力が必要となります。

10000単語覚えるために段階的な単語学習を

単語数が10000といっても、その中には「wear」や「draw」のような簡単な単語から、「astute」のような難単語まで含まれます。

そのため、自分の現在のレベルを把握した上でどのぐらいのレベルの語彙から学習を進めればよいのか把握することが大切です。

また、初心者の方はいきなり難しすぎる語彙から始めず、平易めな単語を取り扱った単語帳から段階的に学習していきましょう。

TOEICといえど、やはり平易で常用性の高い単語の方が出やすくはあります。

まとめ

TOEIC学習は企業が人材の能力を測る指標として利用されているため、ハイスコアを獲得することは社会的にも大きい意味を持っています。

また、ハイスコアを獲得することで自分自身に自信を持つことができると言う効果も。

逆に、今のところ目標スコアに到達できる気がしない、と言う人は逆にコーチング英会話を利用するのも一つの手です。

寄り道せずに成果を出せますし、何より結果が出て自信になるので、自分への投資として非常に有効だと思います。

興味がある方はぜひ、コーチング英会話のカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

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