益岡 想
慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。
英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
今回は初めてTOEICを受験する人へ向けて、当日必要な持ち物やあると便利な持ち物をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
TOEICフルスコア獲得者が、徹底的に世の中のTOEIC参考書をリサーチし、その内容を紹介しています。
Page Contents
TOEIC試験に必要なもの
まずはTOEIC試験に必要なものをご紹介します。
この持ち物は必須ですので忘れないように注意しましょう。
受験票
受験票は最も大切な持ち物です。
忘れてしまった場合には受験できなくなってしまいますので、前日にしっかり確認しておきましょう。
受験票が届くのはTOEIC試験の2週間前です。受験票が届いたら証明写真を貼り付け、署名をしておく必要があります。
当日の試験会場や席番号も記載されていますのできちんと確認しておきましょう。
証明写真1枚
先ほどご紹介した受験票に貼るための証明写真です。
6ヶ月以内に撮影されたものを使用しましょう。
- 縦4cm×横3cmのサイズのもの
- フチなしのもの
身分証明書(写真付き)
受付で身分証明書を提出する必要があるため、以下の身分証明書をいずれか1つ持参してください。
受験票と身分証明書で本人確認をします。
- パスポート
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 運転免許証
- 学生証
- 住民基本台帳カード
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
筆記用具
TOEICの試験ではHBの鉛筆やシャープペンシル、消しゴムの使用が認められています。
配布はされないため、自分で持参しましょう。
筆記用具の選び方はとても重要です。
なぜならば試験はマークシート方式のため、早く塗りつぶせる筆記用具を使うことで時間の節約になります。
時間を節約することはTOEICで点数を上げるために欠かせません。
TOEICで点数を上げるためにおすすめしたい筆記用具はマークシート専用のシャープペンシルです。
あると便利な持ち物
TOEIC試験に必須ではないですが、あると便利なものをご紹介します。
試験を快適に過ごすためにもぜひ準備しておきたいものばかりです。
羽織もの
試験会場では温度調整がされていても席によっては直接風が当たって寒く感じたりすることがあります。
そんな時に1枚羽織れるものがあると便利です。
また、冬の場合は足元が冷えることが多いため、ブランケットを持参するといいでしょう。
腕時計
腕時計も必須ではないですが、受験者のほとんどが持参します。
なぜなら、試験会場によっては時計がない会場もあるからです。
当日はアナウンスによる経過時間の放送もないため、自分で時間管理をする必要があります。
TOEICは問題数が多く時間配分がとても重要になってくるため、残り時間が把握できないときちんと対処できません。
時間を把握しながら問題を解いていくためにも腕時計の持参がおすすめです。
間違って使用しないよう注意しましょう。
栄養ドリンクやお菓子
TOEIC試験は2時間という長丁場になるため、どうしても集中力が続かなくなってしまいます。
そんな時のために栄養ドリンクや高カカオのチョコを用意していくといいでしょう。
栄養ドリンクにはカフェインが入っているため、集中力を上げることができます。
エナジードリンクにもカフェインが入っていますが、糖分も多く入っているため試験中に眠くなってしまう恐れがあり、おすすめできません。
同じ理由で、糖分が高いお菓子はおすすめできないため、高カカオやエナジーバーなどが良いでしょう。
参考書
今まで学習に使っていた参考書を持参すると、ちょっとしたスキマ時間に復習ができるためおすすめです。
早めに会場入りし、参考書を読んでいる人も多くみられます。
試験前のウォーミングアップとして持参してはいかがでしょうか。
TOEIC試験本番にできる対策とは？
TOEIC試験の当日でも点数アップのために対策を取りたいという人は多いと思います。
ここでは本番直前にできる対策方法をご紹介します。
出題形式を復習する
TOEIC試験は全部で7パートあります。
どの問題がどのように出題されているか頭に入れておくだけで回答がしやすくなり、時間配分もしやすくなります。
TOEIC Listening&Reading Testはリスニングとリーディングの2科目の試験です。Part1からPart4までの4パートがリスニングで全100問、Part5からPart7までの3パートがリーディングで全100問あり、全部で200問あります。
Part1〜Part7の出題形式をまとめてみました。
【Part1】
Part1では写真描写問題が出題されます。写真に適した音声を選ぶ問題です。
【Part２】
Part2は応用問題が出題されます。短い英文の音声を聞き、それに合った正しい返答を選ぶ問題です。
【Part３】
Part３は会話問題が出題されます。登場人物の会話を聞き、その内容に関する設問に答える問題です。
【Part４】
Part４は説明文問題が出題されます。登場人物が読み上げる説明文を聞き、その内容に関する設問に答える問題です。
【Part５】
Part５は穴埋め問題が出題されます。空欄のある英文の中に、適した語句を入れる問題です。
【Part６】
Part６は長文穴埋め問題が出題されます。長文の中にある空欄に単語や熟語を入れる問題です。
【Part７】
Part7は長文読解問題が出題されます。長文を読んで内容に関する設問に答える問題です。
リスニングに耳を慣らしておく
もし試験まで時間があれば、公式問題集のリスニング問題を解いてみてもいいかもしれません。
ウォーミングアップとしてリスニングを聞き流すだけでも雰囲気がつかめるためおすすめです。
時間配分を確認する
試験が始まる前に、それぞれの設問にどのくらいの時間をかけるかイメージトレーニングをしておきましょう。
1つの問題にかけられる時間を把握するだけで余裕を持って取り組むことができます。
余裕を持って試験に臨むためのポイント
余裕を持って試験に臨むために、気をつけたいポイントがいくつかあります。
しっかりと実力を発揮するためにも注意しておきましょう。
- 会場までの行き方を調べておく
- 水分や食事を摂るタイミングに気をつける
- 前日までに持ち物を準備する
- 当日の試験開始までの時間の使い方を考えておく
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まとめ
今回はTOEICを初めて受験する人へ向けて、当日必要な持ち物やあると便利な持ち物、本番直前にできる対策方法などをご紹介しました。
初めて受験するときにはわからないことばかりあって不安に感じると思いますが、この記事を参考に当日の過ごし方を考えてもらえればと思います。
受験に必要な持ち物は忘れないように前日に準備しておきましょう。
TOEICフルスコア獲得者が、徹底的に世の中のTOEIC参考書をリサーチし、その内容を紹介しています。
