益岡 想
慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。
英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
どうやって使えば良いの?
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TOEFLとはどんな試験なのか
そもそも、TOEFLとはどのような試験なのでしょうか。
日本国内では、実用英語技能検定やTOEICをはじめ、様々な英語の能力試験を受験することができます。
その中でも、TOEFLは特有の特徴があるのでご紹介していきます。
4技能が試される
TOEFLは大きく分けてリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの技能を測る試験になっています。
リーディング・リスニングを終えた後10分間の休憩をはさみスピーキング・ライティングの試験が行われ、全体で約3時間ほどの試験時間で行われます。
セクション | 試験時間 | 出題内容 |
リーディング | 54分~72分 | 長文読解 |
リスニング | 41分~57分 | 講義・会話 |
スピーキング | 17分 | Independent/Integrated |
ライティング | 50分 | Integrated/Independent |
TOEFL iBT, ITPの違い
試験内容 | 受験形式 | 用途 | |
iBT | 読む・聞く・話す・書くの4技能 | PC | 大学・大学院留学 |
ITP | 読む・聞く・文法の技能 | 紙媒体 | 大学のクラス分け等 |
さらに、iBTは個人で申し込むことが基本であるのに対し、ITPは団体でしか申し込みを受け付けていないことも違いにあげられます。
TOEFLの得点について
TOEFLは各セクションに30点ずつ配点され、120点満点になっています。
海外大学への正規留学・交換留学などに必要なのは最低61点、トップ校を覗いて多くの学校の条件を満たすのが80点~になっています。
TOEFL受験には公式問題集での勉強が必須
TOEFLの勉強のための参考書を探すと、必ず公式問題集があげられます。
実際に公式問題集はこれなしでTOEFLを受験する人がいないと言えるくらいの受験生が利用しています。
本番形式で取り組める
TOEFLを実施する運営会社が出版しているため、一般に販売されている問題集の中で最も本番形式に近いものだと言えます。
特にTOEFLは英語能力試験の中でも特殊な出題形式であるため、形式について理解しておくことは高得点するために必要不可欠です。
一冊で四技能全て網羅
各セクションの内容についてのイントロダクション・演習問題と、本番と同様の4セクション1セットが3回分収録されています。
CDが附属されている
リスニング、スピーキング、ライティングセクションは音声を聞いて解答しますが、これらを本番同様の音声で収録したCDが附属されています。
音声は公式以外で再現することが大変難しいものなので、これを公式問題集で練習しない手はありません。
TOEFLの大まかな勉強方法
それでは、実際に公式問題集を使ってどのように学習していけば良いのか見ていきましょう。
単語を身に付ける
TOEFLは主に留学目的で使用されるため、アカデミックな単語・出題内容で構成されています。
通常の英語学習ではなかなか遭遇しなかったような語彙が必要になるのです。
一度覚えたら、学習を重ねていくうちに何度も復讐することになるので短期集中して身に付けることをおすすめします。
公式問題集で形式に慣れる
特殊な出題形式が採用されているため、慣れていないと実力を発揮できないのがTOEFLの試験です。
苦手パートの克服
TOEFLは各セクションが30点満点と同じ配点になっています。
そのため、苦手なセクションで失点しまったので得意なところでギャップを埋める、ということが難しくなっています。
TOEFL公式問題集の難易度ってどれくらい?
TOEFLの公式問題集の難易度は、公式で出しているということもあり、基本的には本試験と同等のレベルです。
TOEFL公式問題集を解き込むだけで相当なスコアUPになるはずです。
難易度等を気にせず、TOEFLを受けるのであれば、必ずこの公式問題集を活用するようにしましょう。
TOEFL公式問題集の効果的な使い方
TOEFL学習のおおまかな流れをご説明しましたので、次に具体的に公式問題集をどのように使っていったら良いのかお伝えします。
時間を計り、書き込みなしで解く
本番のように4セクション続けて解答するためには半日かかってしまいますが、1セクションずつ解く時にもしっかり時間を計って取り組みましょう。
じっくり解説を確認する
問題を解くだけでは実力アップにはつながりません。
ETS公式問題集では解説が充実しているのでなぜその解答が正解なのか?自分はなぜ間違ったのか?理解できるまで読み込みましょう。
何度も繰り返す
3回分と、分量が少なく感じられるかもしれませんが、内容と解答を覚えてしまうくらいやりこむことが大切です。
公式問題集以外のおすすめ教材
TOEFLテスト英単語3800
- TOEFL受験に必須の主要単語を網羅
- 目標点数別になっている
頻出単語に絞った3800語が収録されています。
シンプルなデザインで取り組みやすく、TOEFL関連の単語集で最もシェアされている商品です。
はじめてのTOEFLテスト完全対策改訂版
- TOEFLの概観を理解できる
- WEB模試特典アリ
TOEFLの傾向について、学習方法についてしっかり学べる参考書です。
分かりやすくコンパクトにまとめられているのでこれからどのようにTOEFLの学習をすすめていこうか考えている方にぴったりです。
TOEFL TEST対策iBTスピーキング
- 豊富な練習問題
- 詳細な分析と解説
かなりの受験生が苦手とするスピーキングセクションについて充実した練習問題と解説を掲載している参考書です。
TOEFL攻略ならバークレーハウス
日本ではまだまだメインではないTOEFL対策。きちんとした対策をしてくれるスクールというのは実は多くないのが現状です。
そんな中、ingwishスタッフがおすすめしたいのが東京・市ヶ谷のバークレーハウス。
40年以上の実績をもとに、ネイティブ講師と日本人講師の組み合わせがTOEFLで重要なアウトプットとインプットを強化。
無料体験レッスンではTOEFL攻略のポイントを解説してくれるので、1回行くだけでもスコアアップが期待できます。
TOEFL対策をお考えの方はぜひ一度無料体験レッスンをお試しください。
TOEFLの点数を上げるために英会話を活用する
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まとめ
本記事では、TOEFLの勉強と公式問題集の関係についてご紹介しました。
公式問題集を活用して問題形式に慣れ、本番で実力を発揮するためには決して短くない時間が必要です。
計画的に勉強して留学などに必要な高得点をとりましょう。