益岡 想 慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。 英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
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TOEFL80点のレベル感
TOEFL iBTにおいて80点は受験者にとって一つの目標となる点数と言えるでしょう。
この記事ではTOEFLで80点を目指すための勉強法やおすすめの教材を紹介します。
しかし英検やTOEICに比べてTOEFLはその点数のレベルや基準があまり広く知られていません。
そのためまずはTOEFLにおいて一つの目標基準となる80点がどのレベルの点数なのか説明しましょう。
TOEFLで80点は英検準1級レベル
TOEFL iBTは120点満点のテストです。
テストはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4科目に分かれていて、その合計点が得点となります。
TOEFLのテストの点数と英検のレベルを比較すると、概ね以下のような相関関係になると言われています。
TOEFLで80点という点数は、英検で言えば準1級のレベルとなる事が分かるでしょう。
TOEFL iBTの点数 | 英検のレベル |
120~100 | 1級 |
90~70 | 準1級 |
60 | 2級 |
TOEFLで80点はほぼ全ての大学の入学水準
TOEFLはアメリカの大学受験時の学力基準となるテストです。
そしてTOEFLで80点はアメリカの一般レベルの大学入学に必要とされる点数とされています。
そして日本でTOEFL80点を取れれば一部のトップ大学を除いてほぼ全ての大学の入学基準を満たします。
そのためTOEFLでの80点は大学受験においても重要な目安となる点数と言えるでしょう。
必要な勉強時間
それではTOEFLで80点を目指すためにはどのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。
もちろん、一日の勉強量や集中度によってその時間や日数は変わります。
その中で3ヶ月~6ヶ月という期間は、短期集中型で結果が出せる良い期間設定と言えるかもしれません。
ここでは勉強期間を3ヶ月~6ヶ月と設定して効果的な勉強法を取り上げていきましょう。
まず現在の自分の英語力を把握し、必要な勉強期間を設定する事が必要です。
TOEFL80点にあげる勉強方法
TOEFLは120点満点のテストで、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの得点配分はそれぞれ30点ずつとなっています。
それぞれの科目は、点数に応じて以下のように評価されます。
TOEFLで80点を目指すに当たって、例えば以下のような点数の目標を立ててみましょう。
科目 | 目標点数 |
リーディング | 22点 |
リスニング | 20点 |
スピーキング | 18点 |
ライティング | 20点 |
毎日覚える英単語数を決める
TOEFLで80点を目指すに当たって、まず自分の語彙数を伸ばす事が重要課題となるでしょう。
TOEFLで80点を獲得するためには、8000~1万語の語彙数が必要だと言われています。
ここでは1万語を目標に置いてみましょう。
この数字を元に足りない語彙数を3ヶ月の日数の90で割れば、それが1日に覚える語彙数。
例えば現在の語彙数が7000語だとすると、1日に覚える単語数は3000÷90=34語となります。
語彙数の目安としては、日常の英会話が出来る最低語彙数は2000語だと言われています。
文法は基礎から復習
文法は基礎から確認して復習する事が大切です。
中学校の教科書レベルから復習してみる事も必要かもしれません。
日常会話で必要な文法知識の多くは中学校の教科書に出ています。
そしてだんだんとTOEFLの過去問題の勉強に移って行きましょう。
一番大切なのはリスニング
英語圏での生活経験がない者にとって、TOEFLの最難関科目はリスニングかもしれません。
リスニングの能力をアップさせるにはとにかく英語が溢れる環境に身を置く事が必要です。
YouTubeなどで、常に英会話が聞こえる環境を作ってみましょう。
下にTOEFL専門のYouTubeチャンネルを紹介していますが、英語圏のユーチューバーのチャンネルなど、楽しめる英語チャンネルを見つけてみるのも手です。
リーディング・ライティングは良い参考書を
リーディングやライティングに関しては参考書や過去問題を取り組んでいく事になるでしょう。
リーディングは問題に慣れるために一通りやってみて、慣れてきたら本番と同様に時間を測って問題を解く練習をすると良いかもしれません。
ライティングは過去問題をやると同時に、日頃から英語で書く習慣を付ける事も大切です。
日常の会話を英語に訳してみたり、日記を英語で書くといった工夫も良いでしょう。
英語の慣用句が自然に使えるように、英語の筆記に慣れる事が必要です。
【オーディブル】キクタン
キクタンはいち早く音とセットの単語学習を取り入れたベストセラー単語帳。
従来、リーディングは比較的得意とされながら、発音・リスニングが苦手な日本人。実は、原因の一つは単語を覚える際に発音とセットで記憶しないことだと言われています。
キクタンシリーズはフレーズ・例文とセットで音声を中心に学習していくことで、音と単語の意味をセットで記憶。
しかもレベル別に多くの単語帳が刊行されているので、自分のレベルが上がるごとに本を変えていくことでわかりやすく成長を実感できるのも魅力です。
オーディブルとはAmazonのオーディオブックサービス。
プロのナレーターが書籍を音読して、耳で本を楽しむことができる次世代のメディアです。
- スマホに音源を入れて持ち運べるので本いらず
- 通勤中に音で学習できる
- リスニング対策と単語学習を同時に行える
TOEFLで80点を目指すための参考書
TOEFLで80点を獲得するための勉強法を説明しました。
ここで、TOEFLで80点を狙うための良い教科書を幾つか紹介しましょう。
いずれもTOEFL受験用の教科書としては人気が高いものばかりです。
TOEFLテスト単語3800
TOEFLで80点を目指すための英単語帳としておすすめできるのが「TOEFLテスト単語3800」です。
TOEFL80点のために必要な語彙数は約1万語だと言われているので、語彙数5000語強、すなわち日常英会話はこなせる人用の単語帳と言えるでしょう。
3800語なので、例えば3ヶ月で覚えようとするなら1日につき40語強を覚える必要があります。
さらに単語数の多い単語帳を求めるのであれば、「TOEFL TEST必須英単語5600」も良いでしょう。
TOEFL TEST対策iBTリーディング
TOEFL80点のためのリーディング教科書としては「TOEFL TEST対策iBTリーディング」を挙げましょう。
こちらの教科書は内容のレベルが合えば良い教科書と言えます。
比較的簡単な短い文章もありますが、長い文章は初心者にはレベルが高すぎるかもしれません。
本屋で内容を確かめた上で購入を検討しましょう。
TOEFL iBTテストライティング統合問題
TOEFL80点用にライティング教科書を探すのであれば、「TOEFL iBTテストライティング統合問題」が挙げられます。
TOEFLのライティング問題は2問出題されますが、1問目はリーディング・リスニング・ライティングの能力が同時に問われるIntegrated Taskと呼ばれる問題です。
この教科書はネイティブ・スピーカーでも難しいとされるこのIntegrated Taskの問題が充実しています。
商品レビューでも高評価が多い優れた教科書と言えるでしょう。
TOEFLで80点を目指すためのアプリ・YouTube
TOEFL80点獲得に役立つ教科書を取り上げましたが、リスニングやライティングにおいては机上で勉強するよりも生の英語に触れる事が重要です。
英語圏の友人と日常的に会うのは難しいかもしれませんが、YouTubeやアプリなどでその環境は補えるでしょう。
生の英語に接しながらTOEFLの勉強ができるアプリとYouTubeチャンネルを最後に紹介します。
Magoosh TOEFLスピーキング・アプリ
Magooshはアメリカの会社が製作している試験対策用のアプリです。
TOEFLに関する動画やスピーキング教材が揃っています。
全編英語なので、英語に接する環境を作る事ができます。
無料と有料のコンテンツがあるので、まず無料のものから試してみると良いでしょう。
YouTubeチャンネル”Learn Toefl With Daniel”
TOEFLの受験対策用のYouTubeチャンネルとしては、Learn Toefl With Danielがあります。
このチャンネルはTOEFLのスピーキング・リスニング・ライティングに関しての動画が揃っています。
また定期的に新しい問題がアップデートされるので問題の数も豊富です。
まとめ
この記事ではTOEFL iBTテストで80点を取るための勉強法と教材を紹介しました。
TOEFLで80点を目指すためには学習プランの組み立てと教材選びが重要なポイントとなります。
ネット上には無料の教材もあるのでまずは英語が溢れる環境から作ってみても良いでしょう。
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