益岡 想
慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。
英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
今回は初めてTOEIC試験を受ける人に向けて、試験当日の流れや試験直前にチェックしておきたいポイント、当日までに準備しておきたいことをご紹介します。
初めての受験で不安な人はぜひこの記事を参考にしてみてください。
TOEICフルスコア獲得者が、徹底的に世の中のTOEIC参考書をリサーチし、その内容を紹介しています。
Page Contents
TOEIC試験当日の流れ
まずは試験当日の流れをご紹介します。
1日がどういうスケジュールで動いていくのかわかっているだけでも安心して試験に臨めるため、きちんと把握しておきましょう。
11:45 | 受付開始 |
12:30 | 受付終了 |
12:35 | 説明・受験票提出 |
13:00 | 試験開始(リスニングテスト・約45分) |
13::45 | リーディングテスト開始(75分間) |
15:00 | 試験終了・回答用紙回収 |
15:20 | 解散 |
11:45〜受付
試験会場に着いたら、受付を済ませます。
番号順に部屋が振り分けられているため、自分が受験する部屋に向かい、スタッフに受験票と身分証明書を見せて受付完了です。
12:35から試験の説明が始まりますので、受付が混むことやトイレに行く時間も考えて早めに到着しておきましょう。
12:35〜試験の説明
試験が始まる前の説明の時間です。このタイミングで受験票を提出します。
トイレに行くタイミングを逃した人は、ここで時間をもらえるかもしれないので聞いてみましょう
この時間を使ってスマホの電源を切り、アンケートに回答しておくと忘れずに済みます。
13:00〜リスニングテスト開始
ここでいよいよテスト開始です。
まずは45分間のリスニングテストから始まり、その後リーディングテストへ移ります。
13:45〜リーディングテスト開始
リスニングテストが終わりしだいリーディングのテストに移ります。
試験官の声かけなどはとくにないため注意しましょう。
試験終了
試験が終わり、回答用紙と問題用紙が回収されます。
問題用紙に書き込みなどがあるとスコア無効となってしまうため、絶対に書き込みはしないでください。
15:20〜解散
タイミングを見ながら解散になります。
大きい会場では混雑を防ぐために少し待機する場合もありますがすぐに帰れるため、準備をしておきましょう。
待機している時間は飲食やスマホの操作はできることになっています。
水分補給をしながら解散の指示が出るまで待機しましょう。
この試験の結果は、約3週間〜4週間でスコアを確認することができます。
TOEIC試験直前にチェックしたいポイント
少しでもスコアを上げるために、試験直前にチェックしたいポイントをご紹介します。
このチェックをすることで点数が大きく変わってくるかもしれません。
パートごとの解き方をチェックする
TOEIC試験はPart1からPart7までの問題で構成されています。
それぞれの設問に「解き方のコツ」があるため、そのコツをチェックすることで問題は解きやすくなります。
全てのパートの解き方をマスターするには時間がかかってしまうため、数日前から公式問題集を使って練習しておくと良いでしょう。
目標スコアに必要な時間配分を確認する
リーディング問題は約45分のリスニング問題が終わった後に、75分で残りの100問を解く必要があるため、時間配分がとても重要です。
自分の目標スコアは1問どのくらいのスピードで回答しなければならないのか、をしっかり確認しておかないと目標スコアに到達できません。
スコアをA〜Cランクごとの時間配分をまとめてみました。
【Cランク(目標スコア600点)】
Part | 時間 | 各設問の回答時間 |
5 | 20分 | 40秒 |
6 | 10分 | 2分半 |
7 | 40分 | 44秒 |
【Bランク(目標スコア730点)】
Part | 時間 | 各設問の回答時間 |
5 | 15分 | 30秒 |
6 | 10分 | 2分半 |
7 | 45分 | 50秒 |
【Aランク(目標スコア860点)】
Part | 時間 | 各設問の回答時間 |
5 | 12分 | 24秒 |
6 | 8分 | 2分 |
7 | 55分 | 55秒 |
TOEIC試験当日の注意点
TOEIC試験当日は時間管理が何よりも大切です。
「やっておけばよかった!」なんてことにならないように、昼食やトイレに行くタイミングを間違えないようにしましょう。
ギリギリに行動せず、空いた時間で試験の復習ができるくらいの余裕を持つのがおすすめです。
試験開始30分前には到着する
電車の遅延や、道に迷ったりなど、思わぬところで時間がかかってしまう可能性があるため、早めに家を出るようにしましょう。
また、家から会場までの乗り継ぎや道順は前日までに確認しておくとスムーズです。
会場到着前に昼食を用意する
試験会場は学校の校舎であることが多いので、会場についてからでは昼食を買うことができません。
会場についてからコンビニを探す時間はあまりないため、前日か会場に向かう途中で買うようにしましょう。
飲み物を摂りすぎない
試験中は飲食ができないため、開始前に飲み物を飲みすぎてしまうと試験中にトイレに行きたくなるため注意しましょう。
12:20までにトイレへ行く
試験開始前はトイレが混み合うため、12:20までには並んでおきたいところです。
ギリギリに行動すると、座席に戻る頃に試験の説明が始まってしまうため注意しましょう。
TOEIC試験当日までに準備しておきたいこと
これまでは当日の流れや試験直前にチェックしておきたいことをご紹介しましたが、ここでは「当日までに準備しておきたいこと」をまとめていきます。
TOEIC試験は勉強面だけではなく、さまざまな準備が必要です。
余裕を持って当日を迎えられるようにしっかりと準備していきましょう。
体調管理をしっかりする
TOEIC試験は2時間かけて200問の問題を解くという大がかりな試験です。
当日体調が悪くては実力を発揮できません。
前日は一夜漬けなどをせずに早めに寝て、当日はしっかりと朝食をとるようにしましょう。
生活リズムを整える
TOEIC試験に合わせて生活リズムを整えておくのも大切です。
試験のスケジュールをみながら普段の生活リズムを整えておくことで、試験に集中しやすくなります。
前日に模擬試験をやってみる
試験前日に模擬試験をやってみるのもおすすめです。
当日どのような問題がどのように出題されるのか、把握できるだけでも安心することができ、当日余裕を持って試験に臨めます。
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まとめ
今回はTOEIC当日の流れや直前にできる対策方法をご紹介しました。
試験に大切なのは時間配分です。当日までに自分の目標スコアと各問題の時間配分をイメージトレーニングしておくことをおすすめします。
また、実力を発揮するためにも食事や体調管理を徹底して、万全の状態で当日を迎えるようにしましょう。
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