益岡 想 慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。 英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
「映画で英語の勉強をしたいけど、どんな映画が良いのかわからない」「英語の勉強におすすめの映画を教えてほしい」
今回は、そういった方に向けて、英語の勉強におすすめの映画や、その映画がおすすめな理由について、ご紹介いたします。
この記事を読めば、英語の勉強にぴったりな映画が分かり、映画を使って効果的に楽しく勉強することができます。
また、現役人気英語講師が英会話スクール・オンライン英会話を徹底的にリサーチし、 実際の内容や評判・口コミに関して紹介をしています!
Page Contents
ディズニー ファインディング ニモ
ディズニー映画の「ファインディング・ニモ」は、はぐれてしまったニモを父親のマーリンが探して海を冒険する物語です。
ディズニー映画ということもあり、子供向けの内容になっており、英語も簡単な単語やフレーズが中心に使われています。
英語の勉強にディズニー映画はおすすめで、「アナと雪の女王」や「トイストーリー」、「塔の上のラプンツェル」なども良いでしょう。
プラダを着た悪魔
「プラダを着た悪魔」は、ジャーナリスト志望のアンドレアが、編集長ミランダの厳しい扱いに耐えながら、成長していく物語です。
職場のシーンが多くあり、楽しみながらビジネスで使うフレーズなどを少しでも学びたいという方に、おすすめの映画です。
ファッション雑誌の編集部でのストーリーのため、ファッション業界で使われるフレーズも出てくるため、興味のある方はより楽しく勉強できるでしょう。
英国王のスピーチ
「英国王のスピーチ」は、イギリス国王ジョージ6世が、吃音症を乗り越えて、イギリス国民の前でスピーチするまでを描いた物語です。
設定も古い時代、かつ上流階級で、イギリス英語というのもあり、馴染みのない単語やフレーズが多く、難しく感じるかもしれません。
ただ、ジョージ6世がスピーチの練習をするシーンは、英語でスピーチをする際の参考になるので、場合によっておすすめの映画です。
ジブリ となりのトトロ
https://youtu.be/B6B_nuHksvs
誰もが知っているジブリ映画の「となりのトトロ」ですが、実は英語版も出ており、英語の勉強に役立てることができます。
作中に出てくるメインのキャラクターがサツキとメイで、2人とも幼いことから、英語も簡単なものしか使われていません。
加えて、おおまかなストーリーは頭に入っているので、話の流れも理解しやすく、英語初級者が勉強に使うにはうってつけの映画です。
ハリー・ポッター
「ハリー・ポッター」シリーズは、主人公ハリー・ポッターが、魔法学校の友人たちと力を合わせ試練を乗り越えていく、人気作です。
ほとんどの人はおそらく観たことがあると思いますし、観たことがないという方でも、ある程度の概要は知っているでしょう。
英語で映画を観る上で、事前情報があるのとないのでは、理解度に大きな違いが出ます。
ハリーポッターのように、概要が頭に入っている映画は、英語の勉強におすすめです。
サウンド・オブ・ミュージック
1965年に公開された、名作ミュージカル映画で、修道女のマリアと7人の子供たちのやり取りを中心にストーリーが進んでいきます。
マリアが7人の子供たちに話しかけるシーンが多いので、簡単な単語やフレーズが頻繁に使われていて、分かりやすいです。
劇中に使用される曲も「ドレミの歌」や「エーデルワイス」などで馴染みがあり、英語で初めて観る映画にはぴったりでしょう。
マダム・イン・ニューヨーク
「マダム・イン・ニューヨーク」は、インド人女性のシャシが、家族に内緒でニューヨークの英会話学校に通う物語です。
英語ができない状態から、勉強する中で様々な壁にぶつかりながらも成長していく姿に、あなたも励まされること間違いありません。
「英語を勉強するモチベーションが上がらない」というときに、この映画を観てシャシの姿に力をもらいながら、勉強するのはいかがでしょうか?
ターミナル
「ターミナル」では、クラコウジア出身の主人公ビクターが、国の消滅により帰国も入国もできず、空港で暮らし始めます。
英語の話せないビクターですが、空港関係者と仲良くなるうちに話せるようになっていくので、一緒に勉強している感覚で観れます。
最初から最後まで、簡単な単語やフレーズで話が進んでいくので、英語を勉強し始めたばかりの方にもおすすめの映画です。
ハイスクール・ミュージカル
「ハイスクール・ミュージカル」は、トロイとガブリエラが、学園内ミュージカルのオーディションで惹かれ合うラブストーリーです。
ミュージカル映画なので、歌って踊る場面が多いですが、学生同士の会話シーンも多く挿入されています。
映画の舞台が学校なので、日常会話で使われる表現が多く出てきていて、英会話のフレーズを学ぶにはぴったりです。
劇中歌も楽しみながら、最後に飽きずに観られる映画だといえるでしょう。
ラブ・アクチュアリー
「ラブ・アクチュアリー」は、クリスマスの時期を中心として繰り広げられる、登場人物たちの愛を描いたオムニバス形式の映画です。
オムニバス形式で短いストーリーが次々に差し込まれるので、テンポが良く、飽きずに楽しんで観られるでしょう。
イギリス映画ですが、イギリス人だけでなく様々な国籍の俳優が起用されていて、様々な国の訛った英語を聞くことができます。
場面が変わるところまでで区切って、短く集中して勉強するのもいいかもしれません。
ホームアローン
「ホームアローン」は、ひょんなことから1人で留守番をすることになってしまったケビンと、2人の泥棒が繰り広げるコメディ映画です。
8歳のケビンを中心にストーリーが進んでいくため、出てくる単語やフレーズが易しく、理解しやすいので初心者にもおすすめです。
また、最初から最後まで笑いが絶えることなく、飽きずに観られるので、洋画に馴染みのない方でも楽しんで観られるでしょう。
フォレスト・ガンプ
「フォレスト・ガンプ」は、人より知能の低いフォレスト・ガンプが、自分の人生を語りながら、回想形式で進んでいく物語です。
使われている英語は簡単ではありませんが、主演のトム・ハンクスの英語が綺麗で聞き取りやすいので、英語の勉強におすすめです。
訛りやクセのある英語を聞き取るのは苦手だが、とりあえずもう少しレベルの高い映画で勉強したい、という方はこちらをどうぞ。
バック・トゥ・ザ・フューチャー
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、1955年の過去へタイムスリップした主人公が騒動を巻き起こす、大ヒットSF映画です。
一般的なSF映画は、バトルシーンが多い他、専門用語が使われることもあり、英語学習には向きません。
一方、この映画では、スラングの少ない英語が話されていて理解しやすく、また、専門用語も多くないのでSF好きにおすすめです。
ブリジット・ジョーンズの日記
「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズは、冴えない独身女性が、恋に仕事に奮闘する姿を描いた、ラブコメディ映画です。
イギリス人独身女性の日常的な会話や独り言のシーンが多く、イギリス英語を学びたい方にとっては、良い教材だといえるでしょう。
映画の舞台はイギリスで、話される英語もイギリス英語なのですが、主役のレネー・ゼルウィガーの発音は聞き取りやすいです。
スタンド・バイ・ミー
「スタンド・バイ・ミー」は、それぞれ傷を抱えたありきたりな4人の少年が、冒険を通して成長する姿を描く、歴史に残る名作です。
主人公は少年ですが、哲学的な場面もあるためセリフには難しい英語が使われていて、初心者にとってはレベルは高めになっています。
ただ、子供の頃のわくわくした気持ちが蘇ってくるので、モチベーションを高めるには、これ以上ない作品だといえるでしょう。
まとめ:映画を利用して楽しみながら英語を勉強しよう!
今回は、英語の勉強におすすめの映画や、その映画がおすすめな理由について、ご紹介いたしました。
本記事の内容は、以下の通りです。
- 子供向けの映画や子供が主人公の映画は、使われる英語が平易で初心者におすすめ
- イギリス英語を勉強したい人には、イギリス映画がおすすめ
- 英語の勉強をする場合、まずは発音がきれいな俳優の出ている映画がおすすめ
この記事を読むことで、あなたが英語の勉強をするのにぴったりな映画が見つかり、映画を使って楽しく勉強する手助けになれば幸いです。
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