パート別に解説!IELTS公式問題集を活用した勉強法をバイリンガルが伝授

 

記事監修者紹介

益岡 想

慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。

英語検定一級TOEIC990点TOEFLiBT 110点超えTOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。

ingwish man
IELTS公式問題集を活用してどう勉強したらいいかな?

益岡 想
IELTS公式問題集を活用した勉強法はセクション別で異なるよ。

ingwish man
もっと詳しく教えて!

益岡 想
じゃあ今回はIELTS公式問題集を活用した勉強法をセクション別で説明していくね!

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益岡 想
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IELTS公式問題集とは

IELTS公式問題集は、IELTSの問題作成を担当している団体が出版しているIELTSの問題集で、通称「過去問」の名で知られています。

過去問として親しまれていますが、実際は過去問ではなくよく練られた模擬問題とのことで、全4回分収録されています。

IELTS公式問題集は、英語のみ

種類としては、音声のありなし(with/without audio)、Academic/Generalの2種類があります。自分が受験するモジュールのものを選ぶようにしましょう。

AcademicとGeneral
  • Academic……留学などに必要。
  • General………移住に必要。Academicより簡単。

Academic

General

足りない基礎を鍛える

少なくとも公式問題で出題されるジャンルの単語や関連語彙は把握しておきましょう。

公式問題集でわからなかった単語やつまづいてしまった表現は全て理解できるように、調べましょう。

基本的な語彙力がなければ、リーディングで高いスコアは望めません。

IELTSの公式問題を1回試してみて基礎的な部分、語彙力や文法力が足りないと感じたなら、まずは単語本をいくつかこなすのがおすすめです。

長文を読んでも頭に入ってこない!と言う場合は文法に関してもある程度はあらかじめ学習する方が良いでしょう。

実践IELTS英単語3500

IELTS対策の英単語「3500語」を収録した単語帳です。

IELTS初心者はまずこの単語帳で語彙力を鍛えましょう。類語や反意語も掲載しているため、効率よく単語を覚えることができます。

また、音声ダウンロードが可能なため、スマホにダウンロードして移動時間に単語を覚えられます。IELTS初心者必須の参考書です。

マーフィーのケンブリッジ英文法

Grammar in Useシリーズは世界中から支持される定番シリーズ。

特徴としては問題数の多さ。一冊を終える頃には自然と英文法が身に付くようになる良書です。

Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル Mr. Evine シリーズ

マーフィーがちょっと合わない、と言う人には「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル」もおすすめ。

確実な基礎がつきますので、英語初級者の方はこれを終えるだけでだいぶ変わってくると思います。

IELTS公式問題集を活用した勉強法:リスニング編

IELTS公式問題集のリスニング問題は、IELTS本試験とほとんど同じ形式で問題が出題されています。

スマホやタブレットに音声をダウロードして空き時間を使って何度も聞くようにしましょう。

ただ聞き流すだけでなく、シャドーイングすることで、リスニング力がつきます。

シャドーイングとは、スピーカーの後に続いて同じ文章を話すことです。

そもそも、しっかり聞き取ることができなければ、シャドーイングができません。

話すことを意識しながら、リスニングすることで、ひとつ一つの単語や文脈をより聞き取れるようになるでしょう。

シャドーイングや倍速でのリスニングにより、さらにリスニング力アップが可能です。ただし、まずは繰り返し聞くことが重要となります。

IELTSの問題が難しいと言う人は、先に基礎的なリスニングトレーニングをするのがおすすめ。

速読英単語

「速読英単語」は語彙を増やすというより、リスニングに効果があるシャドーイングの教材としておすすめの単語帳。

付属CDに「スロー」「ナチュラル」2種類の音源が収録されているので自分のレベルに合わせて使っていけるのが魅力。

上級編もありますが、かなり難しいです。

必修編のナチュラルをシャドーイングできるレベルになればIELTSのリスニングをだいぶ楽に攻略できるでしょう。

IELTS公式問題集を活用した勉強法:リーディング編

IELTS 公式問題集

IELTSのリーディング問題では、長文3つ、全40問に対し1時間となっています。

つまり、1つの長文につき20分以内に解かなければなりません。

1つの長文につき20分以内を目安にして、公式問題週のリーディング問題を解きましょう。

ポイントはスピード。おすすめのトレーニングは音読です。音読は英文を英文のまま理解するトレーニングなので、読解スピードを飛躍的に向上させることができます。

音読パッケージトレーニング

音読の定番参考書。

中学レベルの内容で、音読からリスニング、シャドーイングなどの学習を全てカバー。入門書におすすめの一冊。

IELTS公式問題集を活用した勉強法:ライティング編

IELTS 公式問題集

単刀直入にいうと、IELTS公式問題集はライティング対策にあまり役立ちません。

というのも、ライティングにおいて重要なのはフィードバックだからです。

模範回答やお題があるため、少し参考にはなる程度です。問題を解いたものを他の人にフィードバックしてもらうようにしましょう。IELTSライティングでは、幅広い分野から出題されるお題に対して、柔軟な文章力が必要となります。

そのため、様々なジャンルの問題を解き、フィードバックをもらうことが重要です。

まずは公式問題集で問題を解き、自分のレベルを把握してください。

IELTSのライティング対策においては、IELTS公式問題集での学習は限定的といえますが、自分のレベルを把握するには役立つといえます。

IELTS公式問題集を活用した勉強法:スピーキング編

IELTS 公式問題集

IELTSのスピーキング対策において、一人で問題集を解くのはあまり効果的な学習とはいえません。

スピーキングはフィードバックがあってこそ学習できるものだからです。

問題を解き、英語のできる友人や英語講師にフィードバックしてもらいましょう。

復習方法としては、自分の声を録音して聞くのがおすすめです。

録音した自分の声を繰り返し確認することで、スピーキングでの弱点がわかります。

自分の話し方やミスしやすいポイントを把握して、改善しましょう。とはいえ、一人でスピーキング練習するには限界があります。

ライティングやスピーキングはフィードバックのある環境を選ぶことが重要です。

英語のできる友人やスクールに通うなどして、環境を整えましょう。

問題集を活用して、アウトプットフィードバックを繰り返してください。

まとめ

IELTS 公式問題集

まず一回IELTS公式問題集を解いてみることで、問題形式や問題傾向を把握できます。

IELTS公式問題集は本番に近い模擬試験が全4回分と問題数に限りがありますが、何度も復習することで効果的なIELTS対策が可能です。

特にリスニングとリーディングは繰り返し何度も復習しましょう。リスニングは音声をスマホやダブレットにダウンロードし、倍速で聞くのがおすすめです。

リーディングでは、精読によってリーディング力の精度を高めることができます。一方ライティングとスピーキングに関しては、問題を解くだけでは不十分です。

ひとりでの学習には限界があるので、フィードバックのもらえる環境を整え、アウトプットとフィードバックを繰り返しましょう。

IELTS公式問題集を活用して、効果的なIELTS対策を行ってください。

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