目指せIELTの7.5!突破するための勉強法をパート別に解説

 

記事監修者紹介

益岡 想

慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。

英語検定一級TOEIC990点TOEFLiBT 110点超えTOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。

ingwish man
IELTS7.5を目指したいけど、どう勉強したらいい?

益岡 想
IELTS7.5を取るにはパート別の勉強が必要だよ。

ingwish man
もっと詳しく教えて!

益岡 想
じゃあ今回はIELTS7.5を突破するための勉強法をパート別に解説するね!

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IELT7.5の難易度は?

IELTS 7.5

IELTSの難易度を知りたい方もいるでしょう。

IELTSの全体スコア7.5をとるためには、4セクションの平均を7.25点以上とる必要があります。(全体は四捨五入の切り上げがあるため)

全体の合計点でいうと、29点取る計算です。各セクション、入念な対策が必要になります。

まずはIELTS7.5の難易度を紹介してから、具体的な対策法を解説していきます。

英検・TOEIC・TOEFLとの比較

IELTS 7.5

IELTSの7.5を他の英語のテストと比較していきましょう。

英検だと1級合格レベル、TOEICでは、950点以上(990点満点)、TOEFL(ibt)では、100点以上となります。

他のテストと比較すると、IELTSの7.5は非常に高いスコアなことがわかるでしょう。

必要な勉強時間は?

IELTS 7.5

一般的に、IELTSのスコアを0.5あげるために必要な勉強時間は300時間といわれています。

仮に1日3時間勉強したとして100日、6時間の勉強時間で50日になります。

現状のレベルによって必要な勉強時間は異なってきます

例えば、現在のIELTSのスコアが7.0の場合は300時間ですが、6.0の場合は900時間の必要です。

もし現状スコアが5.0以下の人は、年単位でIELTS対策を行う必要があるでしょう。

とはいえ、その時のコンディションによってもスコアは変動するので、あくまで目安として覚えておいてください。

長期的な学習計画が必要になります。

ライティング編の対策方法

IELTS 7.5

IELTSのライティング対策は、ただ語彙力をつけるだけでは高得点をとれません。

ごまかしが効かないため、基礎からしっかり対策する必要があります。

それでは、IELTSライティングテストの特徴や対策のポイントなどについて詳しく解説していきます。

IELTSライティングテストの特徴

IELTS 7.5

IELTSのライティングは、タスク1とタスク2の2つのセクションで構成されています。

タスク1では、図や表に対し説明文を書く問題、タスク2では質問に対して個人的な意見やその根拠についてエッセイ形式で回答する問題となります。

なお、タスク1は150字以上、タスク2は250字以上の字数指定があります。

ライティングの問題自体はシンプルです。いかに論理的かつ適切に語彙を使って文章をつくることが求められます。

IELTSのライティングテストの特徴は、「最低文字数が定められている」ことと、「決まった正解のない問題」の2点です。

最低文字数はすでに説明した通りですが、決まった正解がないというのは、タスク2を意味しています。

タスク2は、自分の考えを文章にする問題のため、回答は人それぞれです。

対策のポイント

IELTS 7.5

まずは語彙力をつけましょう。語彙力がなければ、様々な分野から出題される問題に対し、文章を書くことは難しいです。

ある程度の語彙力をつけた後は、「文章の型」を把握しておきましょう。

例えば、多くの方に馴染みのある「起承転結」も文章の型のひとつです。

文章の型を把握しておき、型にあてはめることで、文章を書くスピードを早めたり、より筋の通った文章になったりとライティング対策に効果的といえます。

単語や文章の型などの基礎をおさえたら、あとは繰り返し文章を書くしかありません。

何度も問題をとき、定期的にフィードバックをもらうことで、IELTS7.5を目指しましょう。

おすすめ参考書

参考書の特徴
  • 英単語3500語収録
  • 反意語や類語もカバー
  • 音声ダウンロード可

IELTS対策の基本的な単語をカバーした単語帳です。

全3500語収録しており、類語や反意語ものっているため、効率よく単語を覚えられます。

音声ダウンロードも可能なので、スマホやダブレットにダウンロードしておき、ちょっとした移動時間にも学習可能です。

IELTS7.0を狙うには幅広い語彙力が不可欠です。まずはこの一冊で単語を覚えましょう。

リスニング編の対策方法

IELTS 7.5

IELTSのリスニングでは、4つのセクションから全40問出題されます。

スニングは他のセクションとは異なり、短期的にスコアをあげるのが難しいです。

そのため、IELTS7.5に向けた毎日のリスニング対策の積み重ねが重要となります。

それでは、IELTSリスニングテストの特徴や対策のポイントを詳しく解説していきます。

IELTSリスニングテストの特徴

IELTS 7.5

IELTSのリスニングテストの特徴は、「イギリス英語」と「穴埋め問題」があることです。

基本的に、TOEICやTOEFLなどの他の英語の試験はアメリカ英語です。

一方IELTSでは、イギリス英語のため、アメリカ英語とは表現や言葉遣いが異なってきます。

また、他では正誤問題や選択肢の中から正解を選ぶ形式の問題となりますが、IELTSでは穴埋め問題もあります。

そのため、IELTSのリスニング問題では、話の全体的な流れを理解するだけではなく、ピンポイントでの情報を聞き取る力が必要です。

英語の種類が違うんだね!

対策のポイント

IELTS 7.5

リスニング対策のポイントは「反復」です。とにかく何度も英語のリスニングを行い、耳を英語になれさせましょう。

ほんの数日で英語のリスニングになれるのは難しいので、最低でも数ヶ月レベルの長期計画で学習計画を立てください。

毎日何かしらリスニングする習慣をみにつけましょう。

慣れてきたら、倍速で聞くのがおすすめです。

スマホやユーチューブの機能を使えば、倍速でのリスニングはできます。IELTS7.5取得には倍速リスニングが効果的です。

倍速で聞いていると、本番は遅く感じるため、落ち着いて問題をとけます。

おすすめ参考書

参考書の特徴
  • 海外で評判のあるIELTSリスニング対策本
  • イギリス英語に対応
  • 幅広いトピックを収録

海外で評判のあるIELTSリスニング対策本です。

イギリス英語に対応しており、実践的なリスニング対策が可能となります。

幅広い分野の問題が収録されているので、IELTS7.5以上の高いスコアを目指す人におすすめです。

リーディング編の対策方法

IELTS 7.5

IELTSのリーディング問題では、3つの長文に対し問題数は40問です。

幅広い分野から出題されるため、IELTS7.5以上を目指すにはしっかりとリーディング対策が必要となります。

対策のポイント

IELTS 7.5

リーディング対策のポイントは、「単語力をつける」・「多読」・「精読」の3つです。

IELTSのリーディングでは、政治・教育、環境などの幅広い分野から出題されるため、豊富な語彙力が求められます。

そのため、語彙力がなければ、高得点はとれません。ライティング編で紹介した単語帳でまずは単語を覚えましょう。

ある程度単語を覚えられたら、次に「多読」です。多読とは、文字の通り多くの文章を読むことです。

多くの英文に目を通しましょう!

英字新聞や海外サイトを活用して、できるだけ多くの文章にふれましょう。

多読により、語彙力はもちろんのこと、リーディングのスピードを高めることができます。

最後に「精読」です。精読とは、文章の細部まで意識して文章を読むことです。

例えば、主語の述語、接続詞や各単語の意味など、ひとつ一つ確認しながら文章を読みましょう。

精読により、リーディングの正確性を高めることができ、IELTS7.5を目指す方に効果的な学習といえます。

おすすめ参考書

参考書の特徴
  • IELTS上級者向けの単語帳
  • テーマごとに単語を収録
  • 全て英語

IELTS上級者向けの単語帳です。テーマごとに単語が収録されており、効率的な学習ができます。

全て英語で書かれているため、IELTS7.5以上の語彙力をつけるにはぴったりの一冊です。

まとめ

IELTS 7.5

IELTS7.5は、英検では1級、TOEICでは950点以上と高いスコアです。IELTS7.5に到達するには、長期的な学習計画が必要となるでしょう。

今回紹介した各セクションごとの対策法を参考にして、ぜひIELTS対策に向けた学習効率をあげてください。

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