Page Contents
高校生のカナダ留学とは?
高校生の時に日本で過ごしていて、英語を勉強したとしてもアウトプットをする機会があまりありません。
そんなアウトプットする機会が欲しい方に、おすすめなのが留学です。
若い頃から英語に触れていると、将来仕事などで役に立つことが多いです。
また、カナダは日本と同じく四季があり、馴染みやすく住みやすいです。
ただし、冬の寒さは-5℃になることもあるため、注意が必要です。
カナダ高校留学の費用
それぞれの項目を詳しく説明する前に、1年間カナダに高校留学した場合にかかる総費用をご紹介します。
項目 | 費用 |
授業料 | 130万円 ~ 170万円 |
滞在費 | 50万円 ~ 150万円 |
航空費 | 8万円 ~ 13万円 |
ビザ費用 | 1.3万円 |
海外旅行保険費 | 8万円 ~ 10万円 |
総費用 | 約190万円 ~ 350万円 |
それでは、各費用の内訳について詳しく見ていきましょう。
授業料【130万円~170万円】
学校よって授業料はかなり差がありますが、カナダ高校留学の授業料はおよそ130万円~170万円です。
料金は基本的に、学校ごとの設定料金で変わります。
申し込む際は、料金をきちんと確認したほうがよいでしょう。
滞在費【50万円~150万円】
カナダ滞在中は基本的に学校の寮に入寮するか、ホームステイを探すか、シェアハウスのどれかで過ごします。
それでは、各滞在方法の費用や、特徴をご紹介します。
滞在方法 | 滞在費用 |
学生寮 | 100万円 ~ 150万円 |
ホームステイ | 80万円 ~ 130万円 |
シェアハウス | 50万円 ~ 90万円 |
学生寮【100万円~150万円】
学校の寮は、学校側が手配してくれ、何かあれば全面的にサポートしてくれる滞在方法です。
基本的に個室かシェアルームか選ぶことができ、色々な学生と交流することができます。
ホームステイ【80万円~130万円】
地域や食事の有無で変動しますが、ホームステイはおよそ80万円~130万円ほどかかります。
各家庭で、食事の質やホストファミリー内のコミュニケーションなどが変わってきます。
また、ホストファミリーは基本的に自分で選ぶことが出来ないので、注意しておきましょう。
シェアハウス【50万円~90万円】
シェアハウスは滞在費を大きく抑えることが可能です。
基本的に自分でルームシェアを募集しているところに連絡し、契約します。
一緒に住む人には、色々な人がいるので英会話の勉強にはすごく役に立ちます。
渡航費【8万円~13万円】
航空券はシーズンによって差が生じますが、基本的にオフシーズンが8万円ハイシーズンが13万円ほどです。
航空会社の違いで、大きな差が生まれることも。
また、航空費を抑えたい人は、直通便ではなく経由便を使うことによって航空費を安く済ますことができます。
また、オフシーズンを狙って出国するのもおすすめです。
ingwish man
カナダの冬はとても寒いので、観光客が減ります。
ingwish man
暖かくなってきた頃に、ナイアガラの滝などの観光地を訪れる観光客が急増するからです。
ビザ費用【1.3万円】
半年以上のカナダ高校留学の場合は、学生ビザの取得が必要ですです。
高校から入学許可書を発行してもらい、$150払って学生ビザを申請しましょう。
留学エージェントを通して申請する場合は申請時の為替に報じて日本円で支払いになるので、実際の費用は担当者に確認してみましょう。
海外旅行保険【8円~10万円】
海外留学する際には、必ず海外旅行保険に加入しておきましょう。
日本語の通じない海外で、すりなどにあったりすると非常に厄介です。
1年間の海外旅行保険の料金は、およそ8万円~10万円となっており、クレジットカード付帯の保険であれば無料です。
保険の内容をしっかり理解した上で、保険に加入することをおすすめします。
カナダに高校生で留学する4つのメリット
ここでは高校生で留学するメリットをご紹介しています。
高校留学に興味のある方は是非参考にしてみてください。
- カナダは外国の文化などに寛容
- 英語学習のモチベーションアップ
- 文化交流の機会になる(視野が広がる)
- 英語のアウトプットができる
カナダは外国の文化などに寛容
カナダは世界中から移民を受け入れており、マルチカルチャーな国です。
トロントやバンクーバなど、大都会では、街中のいたるどころから英語以外の会話が聞こえてきます。
カナダは移民が国の発展に貢献してきたことか、多様性を尊重する文化が強く、英語をあまり話せない留学生にも優しく接してくれます。
英語学習のモチベーションアップ
高校時代の英語留学がおすすめできる理由としてはまず英語学習に対してのモチベーションが上がる事が挙げられます。
10代は感性が多感で、この時期に海外を経験する事により、その後の生活に好影響を与える多くの事を吸収できるでしょう。
海外で生活してみる事によってその土地が好きになり、そこで生活をしたり仕事をしたいと思うようになるかもしれません。
また外国人の友人ができる事によって、その相手ともっと深く話し合って分かり合いたいという欲も生まれるでしょう。
そういった思いが、その後の英語習得に対しての良い熱意に繋がる事が挙げられます。
文化交流の機会になる(視野が広がる)
留学というのは国際的な視野を持つ上でも良い体験です。
今まで外国生活を経験した事がない高校生にとって、海外で生活する事は何かしらのカルチャーショックに繋がるでしょう。
海外の留学先ではその国の人はもちろん、他国からの留学生にも多く出会います。
外国人との交流に中で接する考え方や風習には、日本人から見れば想像できない事も含まれてきます。
それらはショックであると同時に、良い刺激にもなるでしょう。
そこで日本人である事を見つめ直す事にもなり、また多様な文化を知る事により様々な立場の人の理解にも繋がります。
英語のアウトプットができる
英語留学のもう一つのメリットは英語のアウトプットができる事でしょう。
日本の英語教育にはインプットばかりを詰め込むという欠点があるとされてきました。
日本の英語教育では文法や慣用句を情報として詰め込んでいきますが、それらを実際に使う機会がほとんどないのが現実でしょう。
海外で生活する事によって、外国人と実際に英語で会話するという有意義な体験が得られます。
知識として詰め込んだ文法が実際には使いこなせなかったり、文法は間違っていても意味は通じたりという経験をするでしょう。
英語を英会話として使う経験ができるのも英語留学の大きな意味となってきます。
カナダに高校生で留学する3つのデメリット
ここでは高校生で留学するデメリットをご紹介しています。
高校留学に興味のある方は是非参考にしてみてください。
- 冬が非常に寒い
- 困ったときに両親がいない
- 日本の味が恋しくなる
冬が非常に寒い
カナダの冬は平均-5℃と非常に寒いです。
しっかりと防寒対策をしておかなければ、カナダの冬を乗り越えることが出来ません。
ですが、カナダの冬はウィンタースポーツで有名で、スノーボードなど新しい挑戦をするにはうってつけです。
困ったときに両親がいない
高校生といってもまだまだ子供です。
海外で問題が起こったときに、近くに両親がいないと困ることが多々あります。
海外でよく起こる問題が、スリや置き引きです。
カナダは治安がいいとはいえ、油断してはいけません。
日本の味が恋しくなる
ホームステイ先や留学先の料理が美味しくても、慣れ親しんだ日本食が恋しくなることがあります。
特に、カナダではフィッシュ&チップスやピザなどの料理が多く出てくることがあります。
どうしても、味に飽きてしまった時のために、インスタントやレトルト食品を持っていきましょう。
高校生のカナダ留学の種類
高校生の留学について見ていますが、高校の留学には大きく分けて2つの種類があります。
それは、正規入学、交換留学です。
それぞれの特徴を見てみましょう。
- 正規留学
- 交換留学
正規留学
高校生の語学留学の1種類目は正規留学です。
正規留学は現地の学校での単位の取得や卒業を目指す長期の留学を指します。
正規留学では、現地の学校で現地の学生と同じ授業を受ける方法が一般的。
単なる語学の授業の学習だけでなく、総合的に現地の学生の中に溶け込まなければならないので、精神的にも大きく成長するチャンスです。
交換留学
高校生の語学留学、二つ目は交換留学です。
交換留学はその名の通り、日本に来る留学生と交換で海外に留学するプログラムです。
交換留学の場合、交換留学を行っている団体に書類を提出して選考を受ける事になります。
留学先については、国は選べますが地域は選べないケースが一般的。
現地にホームステイして公立の高校に通うケースがほとんどです。
留学期間は半年から1年程度が一般的と言えるでしょう。
まとめ
今回は高校生の留学についてご紹介しました。
高校生から留学は早いと思っている方も多いかもしれませんが、若い頃から留学経験があることは将来強さになります。
日本にいるだけでは、英語を話す機会が少ないので、ぜひ勇気を出して留学を試みてください。
その際に、この記事が少しでも役に立っていれば幸いです。