益岡 想 慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。 英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
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留学時の不安とその対処法
国際化が進み世界の国々がどんどん近くなる現代。
現在の目標や将来の夢を持ち、海外留学を決めた人もいるでしょう。
大きな決断をしてその日が近づいてくるとワクワク感はどんどん高まってくるでしょう。
しかしそれと同時に押し寄せてくるのが不安です。
知らない地でのトラブル、授業の難易度。
いざその日が近づくと同時に負の気持ちも心をよぎります。
実際に、高校生を対象にしたあるアンケートでは、資金を援助されたとしても短期の留学でさえ行きたくないという人が全体の6割を超えていました。
その理由は現地でのトラブルに対する不安です。
留学直前に訪れる不安に対して、一体どのような対処をすれば良いのでしょうか。
この記事では、留学前の不安を克服する方法を取り上げます。
早速、留学前の不安を細かく分類してみましょう。
留学前に感じる不安には以下のような原因があり、その対処法には以下のようなものがあります。
授業についていけるかどうか不安な時
留学前に訪れる不安の一つとして、まず授業についていけるかどうかの不安感が挙げられます。
授業自体のレベルが解らない上に、そもそも言葉が分からない地域への渡航。
その不安は当然と言えるでしょう。
まずは言葉の問題。
日本人は会話について完璧を求める傾向にあり、少しでも間違ったらばかにされる事もあります。
しかし、他民族が共存しているような国では、言葉をしゃべれない人がいる事は日本以上に当たり前の事です。
そのため、間違う事が当然という気持ちを持つ事が大切だと言えるでしょう。
留学前に、最低限必要な挨拶は練習しておきましょう。
クラスのレベルに関しては、最初に自分のレベルに応じて振り分けられます。
自分のレベルが至らなくても、必ず同じレベルの留学生はいます。
回りも同じレベルの仲間が集まる事によって、自分だけではないという事に気付くでしょう。
留学をする前から授業に不安を感じても、まだ現実がどうなのかさえ解りません。
その不安は実際に授業を受けてから考えても良いでしょう。
孤立しないかどうか不安な時
留学時にありがちな不安としては仲間やホストファミリーの間で孤立しないかという事も挙げられます。
この不安を感じたら、周りも同じなのだと自分に念を押しましょう。
自分の回りの仲間も留学生で自分と同じレベルの語学力だという事です。
自分が現地語がしゃべれないという事は、回りの留学生もしゃべれません。
もちろん、友達を作る事自体が苦手な人もいるでしょう。
しかし、片言のコミュニケーションは逆に深い事を話せないので、むしろ楽だという意見もあります。
大学留学は現地の学生と授業を受けるのでその場合は事前に専門用語を覚え込むといった準備は必要でしょう。
しかし現地語を学ぶために留学に行くのだからむしろ最初はできなくて当然という割り切りは必要かもしれません。
留学生を受け入れるホストファミリーであれば現地語がしゃべれない人が来る事は最初から意識しています。
滞在中のトラブルへの不安な時
行った事がない国に渡航する場合、トラブルへの不安は誰でも心配でしょう。
まずはお金の問題。
外国に渡航する場合はクレジットカードを2枚以上用意して下さい。
クレジットカードがあればATMでの現地通貨引出しができます。
クレジットカードであれば、盗難や紛失の際にも被害を最低限に食い止める事が可能でしょう。
次に治安の問題。
これは実際に気をつけなければいけない問題です。
事前に危険な地域を知り、そこにはなるべく近づかないという意識が必要です。
財布をチェーンで衣服に繋ぐといった防犯対策も考えるべきでしょう。
あと初対面の人でなれなれしい人は信用せず付いていかないといった知識も必要です。
漠然とした不安を消す方法
ここまでは海外留学に際して感じやすい具体的な不安とその対処法についてでした。
海外留学の直前は、具体的な不安のみならず漠然とした不安にも陥りやすい時期です。
そもそも今までに行った事がない、言語さえも違う地域に行く訳ですからそれは当然とも言えるでしょう。
しかし直前となるとどうしても感じてしまう失敗やトラブルに対する不安。
その不安を解消するには以下のような方法が挙げられます。
留学のメリットを思い出す
留学直前の不安は誰にでも大なり小なり訪れるものでしょう。
中には不安の方が勝ってしまい直前に留学を断念するケースもあります。
しかしそのような場合は一度思い出すと良いでしょう。
留学を思い立ったという事はそこに至る夢や野望があったはずです。
経験のない事に足を踏み入れる時は誰しもが不安で、その不安のために最初のわくわくした気持ちを忘れてしまうのはもったいない事でしょう。
例えば現地の観光スポットや美味しい料理など、勉強以外の事でも自分の気持ちを盛り上げる事を考えてみましょう。
少しでも期待が不安を上回れば自分の目標に向かっての第一歩を後押しする事になります。
現地についていざ留学生活を始めてみると不安などすぐに忘れてしまったというのは多くの人の共通した意見です。
無心で準備する
留学前に不安を感じた時は、一度その不安を忘れて準備をする事に自分の労力を費やしても良いでしょう。
一度は決心した留学です。
失敗して後悔する事よりも挑戦せずに後悔する事の方が後を引くという事は良く言われます。
語学力不安だと感じたのであれば、不安が和らぐように1つでも多くの単語を覚えるように努力しても良いかもしれません。
現地の生活に不安を感じるのであれば一つでも情報を集めてトラブルに備えるのも良いでしょう。
留学の準備段階で努力したり勉強したりする時点でもう既に留学は始まっているのかもしれません。
ノートに不安に思っていることを書き出す
漠然とした不安は時に自分の感情全体を支配してしまい、時には無気力感を生み出してしまう事さえあります。
そのような時に有効な方法として、不安をノートに書き出してみるという方法が挙げられます。
不安をノートに書き出す事は自分の中にある気持ちを自覚する事に繫がるでしょう。
自分の気持ちを実際に書き出す事は、自分の内面を客観的に見て分析する事にも繋がります。
感情を吐き出した事により自分の不安の原因が自覚できたら、そこで気が楽になっている自分に意識を向けるようにしましょう。
そこで悩む事はやめて、前に進む事に意識を集中してみましょう。
まとめ
この記事では、海外留学前に湧き上がる不安と、それに対する対処法について見てきました。
留学直前の不安は多くの人が感じますが、留学後はすぐにその不安は消え去ったという声も多い事は事実です。
留学生活を始めてから悩むくらいの気持ちで良いのかもしれません。
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