でも遠いしちょっと不安だな。。。
寮制度もあるので安心なんだ〜
イギリスでも気軽に留学できるので紹介していくよ!
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イギリス高校留学のメリット
- イギリス英語を学ぶことができる
- 世界トップレベルの教育
- ボーディングスクール
イギリスの高校留学のメリットとは、若いうちから世界トップレベルの教育を受けることができることです。
イギリスの英語は、正しく美しい英語だと評されています。
公用語としてイギリス英語を採用している国は多くあります。
そのため、品のある美しい英語を頭の柔らかいうちから身につけることができます。
イギリスには国際的にも高く評価されている「ボーディングスクール(全寮制高校)」があります。
また、イギリスでは個人を尊重する教育が行われているので、高校生活の中で自然と自主性が身につきます。
欧米の留学でも比較的費用が高い傾向にありますが、集まってくる生徒や先生方が上流階級出身であることも多いです。
そのため、正確なイントネーションや響きのきれいな英語を身につけることができます。
数多くのミステリー作品・ファンタジー作品を生み出すイギリスではどこの都市も観光名所にあふれています。
勉強をしながら観光や文化を楽しむことができるでしょう。
イギリスの高校留学の特徴
考え方、カリキュラムの組み方まで違うんだ
制度の違い・義務教育
イギリスと日本では、教育のシステムと考え方自体が違うことが特徴と言えるでしょう。
義務教育のシステムの違い
- 公立の高校には留学できない
- 私立高校留学もしくは公立カレッジに留学する
- 高校1年生の時に留学する場合は試験があるので一年繰り下げ他学年に編入する
日本の教育の小学校6年、中学3年、高校3年と区切り、その都度進路選択があります。
一方でイギリスの義務教育は5~16歳までの11年間まで及びます。
そのため、入学、卒業という概念が存在しません。
年齢 | 12~13 | 13~14 | 14~15 | 15~ | 16~ | 17~18 |
日本 | 中学1年 | 中学2年 | 中学3年 | 高校1年 | 高校2年 | 高校3年 |
イギリス | Year 8 | Year 9 | Year 10 | Year 11 | Year 12 | Year 13 |
学校 | Secondary School | Secondary School | Secondary School | Secondary School | Secondary School / College | Secondary School / College |
卒業という概念のない、イギリスの教育制度では、学年数をYearで表し、義務教育はYear11(16歳)までとなっています。
Year11の学年末に全国統一テスト(GCSE)を受験し、その結果を元に進学や就職などの進路を判断されます。
その後の2年間は進路に基づき職業専門校と進学準備校に進路が分かれます。
就職系の生徒はFuther Educationと呼ばれるキャリアコースに、進学系の生徒は、&th Form(Higher Education)と呼ばれる進学向けコースにそれぞれ進みます。
GCSEの評価方法は、進学希望者は、6th FormにてGCE-ASレベルとGCE-Aレベルという2つの全国統一テストに備えた授業を2年間かけて受け、志望大学での専攻に必要な科目統一テストを受験します。
イギリスでは、両親がイギリスの納税者でない限り、公立高校に進学することはできません。
よって留学生は、基本的に私立高校への進学もしくは公立のカレッジに留学先にします。
留学生のほとんどはボーディングスクールと呼ばれる寮制の私立校へ入学することになります。
留学時期の学年がGCSEの試験課程であるYear10~11にあたる場合は、2年間での試験合格は非常に難しいため、通常は1つ下の学年に入って準備期間を設けます。
考え方の違いによるカリキュラムの違い
日本は協調性 つまり「和」の文化が重んじられていて意見を対立させるのではなく、周りに合わせることが重要視されています。
しかし、イギリスではそれぞれの持つ個性を尊重し、才能と能力を最大に伸ばすことに重点を置かれています。
お互いの違いを理解し調和を築くための教育が行われています。
暗記した知識の量でなくどのように考えたのかのプロセスを重視しています。
そのため、イギリス留学をした場合、発想力や創造力、論理に基づく思考力、問題発見能力など、自己研究やディスカッションを通してバランスの思考力を身につけることができるようになるでしょう。
留学に形態ってあるの?
留学方法
留学方法は留学に行く期間と方法によって異なります。
期間でいうと短期留学はだいたい1,2週間〜1ヶ月間のことを言います。
長期留学はそれ以上の 1学期〜3年間くらいのことを言います。
次の章でそれぞれ詳しく説明します。
形態については、正規留学と交換留学があります。
正規留学
正規留学は卒業留学とも呼ばれ、留学先の高校の卒業を目指す留学です。
- 日本の高校から編入して海外の高校に通う
- 日本の中学を卒業後に海外の高校に入学する
高校卒業と同じ資格を取ることができるので、日本や海外の大学に進学できます。
また、正規留学の中にも1年ほどの期間限定で留学できるものもありますが、その場合は一度日本の高校に入学してから、休学や単位の調整をして留学することになります。
交換留学
交換留学は、日本の高校に在籍したままの状態で海外の高校に通うという留学スタイルです。
海外の高校で進学したり卒業したりすることを目的とはしておらず、基本的に1年間限りのことが多いです。
海外の高校生と同様の授業を受けるので、高い語学力は必要ですが、授業料が免除になるというメリットがあります。
また、留学先の地域を指定することができないのも特徴です。
短期について説明してくよ
短期留学
- 語学学校・ボーディングスクール・カレッジのどれかで学ぶ
- 多様なコースに参加できる
- 期間は1週間から2か月程度
夏休みや春休みなどの休暇期間を利用して留学します。
語学学校やボーディング・スクール (寮制の私立学校)と呼ばれる18歳までの生徒が学校で生活しながら学ぶことができます。
また公立のファーザー・アンド・ハイアー・エデュケーション・カレッジで学ぶことができます。
英語や学術的な科目を学ぶだけでなく、スポーツやファッション、アートなど多様なコースに参加することができるのもイギリス流です。
様々な教養が必要とされていることも面白い要素ですね。
期間は1週間から2か月程度です。
また、年齢制限はあるものの、日本人の高校生を受け入れている大学のサマースクールも各地で開講されています。
滞在先は、語学学校の場合はイギリス人家庭へのホームステイ、ボーディング・スクールの場合は学内の寮、大学のサマースクールは大学寮になることが多いです。
でも、高校やってないよね。。。
サマースクール
高校生の夏休みが一番長い休みですよね。
そのため、少し海外留学ステイに行きたいなんて思う方もいるでしょう。
イギリスの学期制度は下記になるため夏休みは現地の高校で学ぶことは難しいです。
Autumn Term (1学期) | 9月 – 12月 |
Spring Term (2学期) | 1月 – 4月上旬 |
Summer Term (3学期) | 4月下旬 – 7月 |
そこで多くの人が参加するのがサマースクールです。
夏休み集中的に短期間で英国の上質な英語を学ぶことができます。
大学で海外に…という方は、サマースクールでまず海外の生活を体験してみるのもオススメです。
高校への体験入学プログラムや日本人の少ないプログラムなどいろんなタイプがあります。
イギリスの大学に進学したいなと検討している高校生はぜひ、イギリス国内の大学が開講しているサマースクールに行ってみることをお勧めします。
短期留学の費用
国名 | 1週間 | 2週間 | 1か月 |
---|---|---|---|
イギリス | 10~30万円 | 20~60万円 | 30~70万円 |
期間や場所、プログラムによりますが、だいたいこれくらいが目安です。
私立の学校に行くのか、公立に行くのか、もしくは語学学校に行くのかによっても変わるでしょう。
ところで短期でもビザは必要なの?
できれば取得しておこう!
短期留学にビザは必要?
Standard Visitor visa | 17歳以下で滞在期間が6ヶ月未満 | 87ポンド |
イギリスの高校留学に必要なビザは、滞在する期間によって異なります。
滞在期間が6ヶ月未満であれば87ポンド(約12,500円)のビザが必要です。
長期留学
寮やガーディアンについて解説していくよ〜
イギリスの高校留学に必要な費用
イギリス留学の必要費用目安
イギリスへ高校留学するための費用は1ヶ月30~70万円、1年間で300~600万円と、他国と比較すると少々お高めです。
先進国だからこそこれくらいかかってしまいます。
滞在する地域によっても物価に差があるので、費用を抑えるなら大都市より地方の方がおすすめです。
それだけでなく日本人もあまりいないのでより深く英語を身につけることができるでしょう。
学校から滞在先まで徒歩圏内のところも多くあるので、高校生にとっては住みやすいでしょう。
イギリスの私立高校留学と公立高校留学の費用の違い
日本の高校と同様、イギリスの高校も私立と公立によって費用が大きく異なります。
留学生は私立高校と公立高校、どちらにも留学することができますが、公立の場合は公立カレッジの付属高校のみが対象となります。
公立カレッジ付属の公立高校は私立高校に比べて学費が安く、1年間100~150万円ほどで通うことができます。
一方、私立高校はボーディングスクールと言われる全寮制の高校に入ることになり、1年間で300~600万円ほどの費用がかかると言われています。
ガーディアンはイギリス生活でのサポートや緊急時の連絡などにも対応してくれる頼もしい存在です。
やはり、このガーディアンをつけるためにも費用がかかります。
ガーディアンをつける費用はサービス内容などにより異なりますが、1年間で30~50万円ほどが目安です。
ですが、公立カレッジの付属高校に留学する場合は基本的にホームステイでの滞在となり、ステイ先がガーディアンを兼ねるため、新たにガーディアンを付ける必要はありません。
どうしても高校に通いたいというのであれば私立になってしまいますが公立カレッジの付属高校にいくことで費用は安く済むでしょう!
イギリスの公立カレッジって何?
イギリスの公立カレッジは、専門的な知識を身につけるために設立された公立の専門学校です。
専門的な知識が学べるだけでなく、留学生を対象とした英語コースや大学進学準備コースなどが用意されています。
留学生でも公立カレッジの付属高校に入学することができますが、その場合は16歳以上で日本で高校1年を修了した後にイギリスの高校に留学することになります。
英語力が満たない場合には予備コースもあるので、できるだけ安く留学したいという方は公立カレッジについても調べてみてくださいね。
奨学金は使えるのか
イギリスへの高校留学でも奨学金制度を使うことができます。
試験合格が必須となっていたり、提示されている条件を満たす必要があるものもありますが、支給される金額も含め内容は各団体によって違うので確認してみてください。
年によって新たな組織が発足して奨学金制度ができたり、枠が広げられたり、同じ団体の制度でも申請時期を含めて内容が変更されるため、現在どのような奨学金があるかチェックしておきましょう。
また留学ローンを取り扱っているところもあるので、できるだけ多くの情報を集めて、高校留学への選択肢を広げることをお勧めします。
自分で調べて行くことが大事になりそうだね
長期留学でのビザってどうなるの?
それを紹介していくね!
長期留学の必要書類・ビザについて
学生ビザ(Tier4)
学生ビザ(Tier4)は、語学学校を含む、専門学校やカレッジ、大学などの教育機関に6ヶ月以上(語学学校の場合は11ヶ月以上)通う予定の学生が取得できるビザです。
対象学生
イギリスの大学や大学院、カレッジで6ヶ月以上のコースまたは語学学校で11ヶ月以上のコースを受講する方
- 16歳以上
- 最大3年間滞在できる
- イギリス国内で最大週20時間まで就労できる(大学、大学院等でもOK)
- 現地でビザの延長申請が可能
- 語学力の証明が必要
Tier 4 (Child) student visaを利用した滞在で16歳以上であれば、アルバイトをすることも可能です。
いい経験になるので滞在期間が長い方は現地でアルバイトをしてみるのもいいかもしれませんね。
イギリスのビザ申請に関する情報は頻繁に変更になるので、最新情報をチェックするようにしてください。
学生ビザ(Tier4)発行に必要な書類
- 学校からの入学許可(CAS)番号(原本の入学許可証は不要)
- パスポート(古いパスポートがある方はそれも一緒に)
- ビザ申請フォーム(オンラインで入力したもの)
- ビザ申請予約確認書
- IHS登録料金の£150
- 申請料金の£328
- 現在の英語レベルを証明できる書類(IELTSの成績表)
- 英文の残高証明書※1
- 滞在先の詳細/証明書(住所が分かるようなもの)
が必要になります。
ビザの準備は3ヶ月前からできるので早めに用意を始めましょう!
学費じゃなくて普段の生活はどうなるんだろう?
ボーディングスクールという全寮制のの高校もあるんだよ〜
イギリスの高校留学でボーディングスクール(全寮制の高校)は利用できるの?
イギリスの高校留学では、ボーディングスクールの利用ができます。
ボーディングスクールとは全寮制の学校です。私費留学ではこのボーディングスクールが主流です。
生徒一人ひとりの個性を尊重し、お互いに切磋琢磨しながら才能や能力を最大限に伸ばしていくことがイギリス教育では重点になっています。
クラスは少人数制で、細かなケアが隅々にまで行き届くよう配慮されていて、スポーツやアート、ボランティアなどいろんな課外活動に楽しみながら参加できるところが良い点です。
イギリスの学生ってどんな生活をしているの?
毎日規則正しい生活を求められているんだよ
イギリスの現地高校生のライフスタイル
イギリスの高校留学で一緒になる現地高校生たちは、勉強はしっかり、生活はシンプルで規則正しい生活を送っています。
平日の日中~土曜の午前中は授業、午後からはスポーツなどの部活動、夕食後は自主勉強を繰り返すことの日々が続きます。
週末はさまざまなアクティビティや課外活動に参加しています。
これらのアクティビティーもどんな科目を選択するのかによって、自分だけのカリキュラムを組むことができ自主性を育てる教育をしているイギリスならではと言えるでしょう。
勉強は自主発表とディスカッションが中心の授業となり、そのための資料作りや準備をしながら進んでいきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「高校生のイギリス留学」を紹介させて頂きました。
当記事が高校生のイギリス留学の参考になれば幸いです。