益岡 想 慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。 英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
旅行好きには外せない国内・海外損害保険が国内のカードの中でもトップレベルで手厚く、補償額も多め。更に、国内主要空港で空港ラウンジサービスを受けることができます。 通常、ラウンジサービスは平均して3,000円入室にお金がかかるところ、年会費3,300円なので1回利用するだけでほぼ元が取れるのも魅力。
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海外留学はクレジットカードが必須?
国際化の時代、これから海外留学を計画している人もいるでしょう。
この記事では海外留学でのクレジットカードの使い方とおすすめのクレジットカードについて取り上げます。
まず、海外留学の際にはクレジットカードが必須です。
たとえ短期の海外留学であっても、所持金を全部現金で持っていく事には危険が付きまといます。
大金を持っている事で狙われる可能性もありますし、万が一スリに遭ったり紛失してしまった場合に途方に暮れてしまうでしょう。
クレジットカードがあれば、海外のATMで現地通貨の引き出しが可能です。
ただしカードの種類によってはATM利用ができないケースもあるので事前確認が必要です。
海外留学の際はクレジットカードを用意しましょう。
両替手数料の高さ
海外留学でクレジットカードが必要な理由の一つとしては両替手数料の存在があります。
手持ちの日本円を現地通貨に両替する場合、両替手数料がかかります。
それに対して、クレジットカードを使ってATMで現地通貨を引き出す場合はATM手数料がかかりますが、両替手数料に比べれば通常は割安です。
またクレジットカードの種類によってはATM手数料がかからないものもあります。
海外留学においてはこの手数料の差もばかにできません。
複数枚持っておく
海外留学でクレジットカードを作る場合には複数枚作っておく事をおすすめします。
これはカードトラブルを想定しての事。
例えば紛失や盗難でカード利用をストップしなければいけない場合。
またカードの磁気トラブルでATMで使えなくなるケースも想定できます。
また設定利用額の問題で一時的にカードが使えなくなるケースもあり得ます。
あらゆるカードトラブルを想定して、クレジットカードは最低2枚は所持しておくべきでしょう。
クレジットカードのメリット
海外留学にクレジットカードが必要な理由を挙げましたが、クレジットカードを海外旅行で所持する事には他にもメリットがあります。
以下のような理由においても、海外留学ではクレジットカードを使った方が良いでしょう。
両替手数料なしでショッピングできる
両替手数料と海外ATM手数料を比べると海外ATM手数料の方が割安である事は既に説明しました。
一方、ショッピングにおいても手数料の差が表れます。
クレジットカードを使った海外ショッピングにも手数料がかかります。
しかしこれらを比べた場合、概して両替手数料よりカードショッピング手数料の方が割安となるでしょう。
以下は代表的なクレジットカードの海外ショッピング手数料です。
三井住友カード | 2.16% |
JCBカード | 1.60% |
アメリカンエキスプレスカード | 2.00% |
イオンカード | 1.60% |
それに対して以下は日本で10万円を米ドルに両替した際にかかった両替手数料の割合です。
大黒屋 新宿店舗 | 約1.80% |
成田空港 GPA | 約2.32% |
ゆうちょ銀行 | 約2.58% |
盗まれても電話で対処可能
クレジットカードはトラブルの際にも有利です。
例えば大金を所持していてスリに遭ったり紛失をした場合、そのお金を取り戻す事は困難と言えましょう。
しかしクレジットカードの盗難や紛失の場合はカード会社に連絡をすればそのカードの利用停止ができます。
その時点で大金を使われている事がなければ損失を最小限に食い止める事が可能です。
海外旅行保険が付帯されている
海外でクレジットカードを所持するもう一つのメリットは海外旅行保険の存在でしょう。
クレジットカードのには3ヶ月の海外旅行保険が付帯されています。
3ヶ月間以内の留学であれば全期間保険が適応され、それ以上の場合においても役に立ちます。
カード会社やカードの種類によっては保険が適応される条件が付くので事前の確認が必要です。
例えば事前にチケットをそのカードで購入しなければ保険が適応されないといったケースです。
留学でおすすめのクレジットカードとは?
海外留学でのクレジットカードの必要性について見てきました。
それでは留学の際におすすめのクレジットカードとは一体どのようなものなのでしょうか。
ここではおすすめできるクレジットカードを3種類紹介します。
Booking.comカード
海外留学におすすめのクレジットカード、まずはBooking.comカードです。
Booking.comカードはホテル予約の有名サイトBooking.comのクレジットカードです。
入会時の特典として先着5万名にBooking.comの特典会員になれるサービスが付いています。
また年会費が無料である事も大きなセールスポイントでしょう。
カードの種類は三井住友Visaカードとなります。
シェルPontaクレジットカード
海外留学におすすめのクレジットカード、続いてはシェル-Pontaクレジットカードです。
こちらのクレジットカードはシェル石油とPontaカード連携のクレジットカード。
初年度は入会金無料、次年度からはシェル石油で給油を一回でもすれば年会費無料となっています。
留学後に自動車を運転するのであれば良いカードと言えるでしょう。
Pontaカードとしての還元率も良くなっています。
Visaカード、Masterカードを選択できます。
エポスカード
海外留学におすすめのクレジットカード、最後はエポスカードを紹介しましょう。
エポスカードは株式会社丸井の子会社が発行するクレジットカードです。
こちらのカードは年会費が永年無料である事が大きな特典。
海外損害保険の待遇が良い事も特典として挙げられます。
カードの種類はVisaカードです。
クレカ初心者が気をつける3つのポイント
留学の際のクレジットカードについて説明してきましたが、最後にクレジットカード初心者が知っておくべき注意点を3つ挙げましょう。
思わぬトラブルに陥らないために以下の3点は留意しておきましょう。
年会費
クレジットカードの初心者が留意すべき注意点の一つ目は年会費です。
クレジットカードには年会費が無料のものと有料のものがあります。
初心者は年会費が無料のものから試しましょう。
年会費が有料のものを作ってそのカードを使わなければ、会費だけ無駄に払い続ける事にもなり得ます。
VisaかMasterを1枚持つ
特に海外留学をする場合、クレジットカードはVisaかMasterを最低一枚持った方が良いというのが2番目の注意点です。
クレジットカードを国際加盟店の件数で見ると、1位がVisa、2位がMasterとなっています。
したがって、この2種類のどちらかを所有していれば海外では安心と言えるでしょう。
しかしその他のカードにはまだまだ海外で利用できないケースもあり得ます。
せっかくのクレジットカードが使えないというケースを防ぐためにも、この2種類のどちらかは持つようにしましょう。
基本は1回払い
クレジットカード初心者の注意点として最後に1回払いをおすすめします。
クレジットカードは1回払いの他に分割払いやリボ払いなどが存在します。
しかし1回払い以外では余分は支払い料が発生してしまうケースも多く、後で気づくケースもあるかもしれません。
クレジットカードは直接お金を払う訳ではないので、こういった見えない出費に気をつけなければいけません。
まとめ
この記事では海外留学におけるクレジットカードの必要性について説明しました。
海外留学の際には利用手数料の面でもセキュリティーの面でもクレジットカードがおすすめです。
海外留学の際には事前に2枚以上のクレジットカードを用意しましょう。
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