益岡 想 慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。 英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
益岡くんもっと教えて!
テストの形式や対策のポイントについてもご紹介していくよ。
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TOEFLとは?
TOEFLとは英語の能力を測定する試験の一つで、英語のネイティブスピーカーではない人が対象となっていることが特徴です。
ライティング・リーディング・リスニング・スピーキングの4つの技能全てがテストされます。
TOEFLには種類がありますが、最も一般的で広く知られているのが「TOEFL iBT」というテストです。
世界約150カ国で受験することが可能で、世界中で多くの人が受験しています。
インターネットで簡単に申し込むことができ、誰でも受験することができるテストです。
英語圏の大学へ入学する際にも英語力を測るテストとして採用されています。
多くの大学や大学院ではTOEFLスコアを入学基準の1つとしているので、海外の大学や大学院へ留学する場合には、TOEFLを受験しなければなりません。
TOEFL とTOEICの難易度を比較
TOEFLはTOEICよりも難易度が高いとされています。
TOEFL の難易度について、日本でも広く知られているTOEICと比べて見てみましょう。
TOEFL とTOEICでは出題内容が異なっています。
出題される分野も英語の難易度も異なっているので、特徴を理解してから対策を立てる必要があります。
TOEIC
TOEICではアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語を扱っています。
TOEICの試験内容は日常生活やビジネスシーンなどに関連するものが多いです。
リスニングでは電話のやりとりや公共の場でのアナウンス、リーディングでは友達とのメールや社内メールのやりとりなど取り上げられています。
TOEFL
TOEFLではアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語を扱っています。
TOEFLはTOEICと違い、学術的で専門的な内容が多いことが特徴です。
リーディングでは人文、歴史、科学など大学の授業で扱うような内容の文章が扱われたり、
リスニングでは大学での会話の他、講義の内容を聴いて答えるものがあります。
リスニングで読まれる文の量はTOEICよりも多くなっています。
TOEFLの点数ごとの難易度
TOEFLの点数ごとの難易度をそれぞれ3つの目安に分けてご紹介します。
TOEFLは英語圏の大学への入学テストとして採用されていますが、国や大学によって必要なスコアは大きく異なるので、受験する場合は確認しておく必要があります。
TOEFL 60点〜79点
留学生として認められるために最低現必要な点数の基準は61点〜と言われています。
多くの大学では70点~80点を入学の基準として設定しているので、70点以上のスコアが獲得できれば大学の選択肢を広げることができます。
TOEFLはレベルの高い単語が多く扱われています。
TOEFL 80点~99点
80点前後を突破すると、一部のトップ大学以外のほとんど全ての大学の入学基準を満たすことができます。
そのためTOEFL80点~99点は、受験者が目指す大きな基準となっています。
大学院への入学を目指す場合には、90点前後を獲得すると入学できる大学院も出てきます。
TOEFL 100点~120点
100点を獲得すると、学問に加えて仕事の面でも選択肢がいっきに広がります。
学問では、大学だけでなく多くの大学院への進学も可能になります。
仕事面では、日本にある外資系の企業で問題なく仕事ができるようになり、また外務省に入る際の1つの基準にもなります。
110点以上を獲得すると、ビジネス分野に力を入れているようなレベルの高い大学や大学院への入学基準を満たすことができます。
TOEFLで100点を摂ることはとても難易度が高く、ネイティブの人であっても100点を取ることは難しいです。
TOEFLのスコアによって留学できる大学などが大きく異なるので、自分には何点以上が必要なのか確認しておこう。
TOEFLのテスト形式
TOEFLは全てのセクションを終わらせるまでに4時間はかかり、休憩時間は10分間のトイレ休憩です。
TOEFLのテスト形式は、ライティング・リーディング・リスニング・スピーキングの4つのセクションで構成されています。
問題は2題で、合わせて50分間の時間内で終える必要があります。
1題目は150〜225語、2題目は300語くらいの量の解答をすることになるので、時間配分を考えながら進めましょう。
1つの問題につき3〜5分くらいの会話や講義の音声が流されます。
流れる内容をすべて記憶することは難しいので、聴きながら主要なポイントをしっかり理解していくことが重要です。
全部で約6問くらい出題されます。
リスニングの講義を聞いて、その講義について問われる問題もあるので、スピーキング能力だけでなくリスニング能力も必要になります。
対策のポイント
TOEFLで高得点を取るために必要な対策のポイントをご紹介します。
受験する人は以下の内容を参考に勉強を進めてみてください。
公式教材の利用がおすすめ
TOEFL対策の教材は多くありますが、公式教材を使うことをおすすめします。
TOEFLを運営しているETSから公認のTOEFL試験対策用の教材が出版されています。
英語のスキルだけでなく学術的な語彙力も必要になるので、どんな内容が出題されるのか前もって知っておく必要があります。
そのためにもTOEFLの公式教材が有効なのでおすすめです。
総合的に語彙力をアップさせるためには、一つの単語だけでなく同時に反意語、同義語、派生語なども覚えると効率良く勉強できます。
高いリスニングスキルが必要
TOEFLでは、リスニング以外のセクションでもリスニング能力が必要になることが多いです。
英文を聴いて答える必要のある問題が多く出題されるので、高いリスニング能力を身に付けなければなりません。
TOEFLのリスニングでは単語を拾えるくらいのレベルでは不十分です。
英文を聴いて、英文の内容全体を理解できるくらいのレベルになる必要があります。
英文を聴きながら内容を英語で要約するようにすると、内容をどのくらい理解できているのかチェックできるので、このような勉強法で進めましょう。
ライティングとスピーキングでは英語表現の幅を広げる
ライティングとスピーキングでは、英語表現の幅を広げましょう。
多様な文章表現や語彙力を身に付けて、解答する際に同じ言い回しが続かないように心がけてください。
まとめ
TOEFLの難易度について、TOEICとの難易度の違いや点数ごとの難易度、テストの形式や対策のポイントについてご紹介しました。
TOEFLは英語圏の大学へ入学する際の採用基準にもなっている難易度の高いテストです。
テストは学術的な内容が中心なので、公式のTOEFL対策書を使いながら しっかり対策して高得点を目指してください。
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