旅行好きには外せない国内・海外損害保険が国内のカードの中でもトップレベルで手厚く、補償額も多め。更に、国内主要空港で空港ラウンジサービスを受けることができます。
通常、ラウンジサービスは平均して3,000円入室にお金がかかるところ、年会費3,300円なので1回利用するだけでほぼ元が取れるのも魅力。
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ベトナム旅行で海外旅行保険は必要か
ベトナムは美しいビーチや世界遺産など、近年人気の海外旅行先になっています。
しかし、まだまだ衛生環境が日本に比べ整っていないことや、治安の悪さから盗難の被害など不測の事態を鑑みると海外旅行保険に入っておくことをおすすめします。
病気や大けがをした時に支払いができないから治療を受けられない、盗難にあったがどうしようもない…楽しい旅行中にそんな出来事に遭うのはできれば避けたいですが、どんなに注意していても起こってしまうことがあります。
せっかくの海外旅行、万が一に備えておいて安心して過ごしたいですよね。
そのためにも保険に加入しておきましょう。
ベトナムの高額医療費について
ベトナムで日本のような高度な治療を受けようと思うと、私立の医療機器の充実した病院にかからなければなりません。
適切な治療が受けられなかったばかりに悪化してしまう、回復が遅れる、などは避けたいところです。
しかし、ここで問題となるのがこういったクリニックではかなり高額の治療費がかかったり、その支払い能力を証明するものなしには受診もできなかったりなどのリスクがあることです。
旅行者に多い重度の熱中症や重大な怪我などの速やかな対処が望まれるケースでは、日本に帰国するよりも前にベトナムでの受診が必要です。
現地の医療では対処できないと判断され、より高度な機関のある他の地域や国に搬送された場合にも多額の費用が必要になります。
そのような事態で保険に未加入であるがために治療が遅れることは望ましくないですよね。
ベトナム旅行におけるリスク
それでは、具体的にどのようなところに危険が潜んでいて、保険が必要になるのでしょうか。
ベトナム旅行では、誰でも遭遇する可能性がある危険が存在するのです。
実際に現地に行ってみないと気が付かないリスクもあるでしょう。
ベトナム旅行時に注意したい4つの観点からのリスクについてご紹介したいと思います。
衛生面におけるリスク
主に食事の際に気になるのが衛生面の安全性です。
ベトナムは気候的にも高温多湿で雑菌などが繁殖しやすい環境になっていることに加え、食べ物の取り扱いについて安全対策が万全とは言えません。
食中毒のリスクは日本と比べてしまえば非常に高いと考えられるでしょう。
むしろ普段日本で完璧に安全性を管理された食品のみを口にしている方はより敏感に反応してしまう可能性があります。
実際に腹痛や吐き気などで病院に行かざるをえなくなる観光客も多いです。
食事の際にはなるべく清潔そうなレストランを選んだり、食器を使う前に口に触れる部分を除菌ウェットティッシュなどで拭うなどの対処をしたりすることがおすすめです。
また、多くの人が利用するような場所のトイレも掃除が足りなかったり、使用済みペーパーをごみ箱に貯める習慣から衛生的でなかったりするため注意が必要です。
虫や動物におけるリスク
ベトナムでは、「やけど虫」と呼ばれる危険な虫の被害が相次いでいます。
体液に毒が含まれており、触れてしまうとやけどの跡のようなミミズばれが起き、人によっては治っても跡が残ってしまうようなことになるのです。
特に9月前後に発生しやすく、注意が必要となっています。
他にも日本にはいないような危険な虫が生息しているため、安易に触れることがないようにしてください。
また、日本ではほぼ感染の可能性がないと言われている狂犬病もベトナム含め東南アジア諸国ではまだ発症例が認められています。
犬からだけでなくその他の哺乳類を媒介しての感染もありえるので、万全を期すためには事前の予防接種も視野に入れましょう。
治安の悪さによるリスク
ベトナムでは、経済の発展による貧富の差が拡大し、都市部に貧困層が流入した影響もあり近年治安の悪化が進んでいます。
命の危機に関わるような凶悪犯罪は少なく、外務省による渡航に関する注意喚起の対象にはなっていないものの、日本での生活と同じような心構えで過ごすことは危険でしょう。
路上やマーケットでは通行人、バイクなどで混雑しスリやひったくりが頻発しています。
スマートフォン、パスポート、財布などを盗まれてしまわないようしっかりと管理することが求められます。
貴重品を同じ場所にまとめて入れない、現金を必要以上に持ち歩かない、などの工夫をしましょう。
交通におけるリスク
ベトナムで見落としがちな危険は、「交通事故」です。
ベトナムの主要な交通手段はバイクで、通りでは想像を絶する交通量になっています。
毎月600人以上もの人々が交通事故によって命を落としているそうです。
さらに郊外や夜間の都市部では監視がゆるいためスピード違反、反対車線走行、飲酒運転など危険運転が多く見受けられます。
道路の横断にはかなり勇気がいるような状況であることも珍しくありません。
そもそも、ホーチミンやハノイなどの大都市ではバイクだけでなく通行人も多く、日本の満員電車並みの混み具合のことも多々あります。
そんな中、怪我をしてしまう可能性は十分にありえますよね。
海外旅行保険会社を比較
海外旅行保険は様々な企業が提供しており、それぞれに特徴があります。
旅行当日に空港で加入できる保険もありますが、事前に内容を照らし合わせておいた方が安心ですし、料金も安くなることが多いので旅行前に申し込んでおくことがおすすめです。
さらに現在ではインターネット上での申し込みが主流で簡単に加入できてしまいますので、利用しない手はありません。
オンライン申込の方が割引が効くという会社も珍しくありません。
それぞれの特徴から比較検討して自分自身と旅行に合ったものを選びましょう。
- 損保ジャパン日本興亜
- 三井住友海上火災保険
- エイチ・エス損保
損保ジャパン日本興亜
損保ジャパン日本興亜は、顧客満足度ランキングで7年間1位を獲得しており、大手保険の一角を担っていると言えます。
インターネットを通した申し込みで55%割引き、ファミリープラン・カップルプランなどお得に利用できるのも魅力です。
さらに、必要な補償のみを選んで契約できるオーダーメイドプランもあるので、クレジットカードの付帯保険で不足している部分を補うという使い方も可能になっています。
保険料 | 2270円 |
障害死亡・後遺障害 | 3000万円 |
治療・救援費用 | 各2000万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 10万円 |
携行品損害 | 50万円 |
損害責任 | 1億円 |
※パッケージプラン・4日間・個人申込・補償を充実させたプランでの1人分の料金
三井住友海上火災保険
三井住友海上では、「ネットde保険@とらべる」を利用してインターネット上で申込することで最大69%の割引を受けることができます。
24時間365日日本語での対応が完備されており、万が一のトラブルにも迅速な対応を受けることができるのです。
さらに、よく海外旅行に行くという場合にはリピーター割引として5%お得に加入できるのも嬉しいポイントですよね。
保険料 | 2720円 |
障害死亡・後遺障害 | 各3000万円 |
治療・救援費用 | 3000万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 10万円 |
携行品損害 | 50万円 |
損害責任 | 1億円 |
※4日間・個人申込・補償を充実させたプランでの1人分の料金
エイチ・エス損保
インターネット上での加入によりかなりリーズナブルに利用できるのがこちらの保険です。
特に注目したいのが治療費の補償が無制限である点です。
それに対し航空機寄託手荷物遅延等費用などが他の保険に比べ安くなっていますが、どちらかというと怪我や病気が気にかかる、という人にはおすすめの保険になっています。
保険料 | 1980円 |
障害死亡・後遺障害 | 各3000万円 |
治療・救援費用 | 治療費:無制限、救援:3000万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 1万円 |
携行品損害 | 30万円 |
損害責任 | 1億円 |
※4日間・個人申込・補償を充実させたプランでの1人分の料金
クレジットカードの保険も必要?
少しでも旅行に関わる費用を抑えたいという方の中には、クレジットカード付帯の保険の利用を検討している方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードによっては、無料で海外旅行保険が付帯されるものがあります。
さらにそのうち、カードを所持しているだけで保険を利用できる「自動付帯」と、そのカードを使って旅行費を払った場合にのみ適用される「利用付帯」の2種類があります。
既にクレジットカードを持っているという方は、自動付帯か利用付帯か、をはじめ補償内容などを確認してみましょう。
クレジットカード付帯保険の内容
比較的簡単に加入が可能なので便利ですが、気を付けたい点はクレジットカードの保険では完璧な補償は望めないということです。
具体的に言えば「疾病死亡」「航空機遅延」など重要な項目についての補償がない、それぞれの補償額も保険会社による保険に比べ少なくなっているのです。
また、治療費などの利用する可能性が高い項目も補償額の上限が低く設定されていることも多く充実度では劣ってしまいます。
さらに治療費など一旦立て替えてからの補填となる場合もあるので要注意です。
長期間の旅行には向いていないと考えて良いでしょう。
クレジットカード付帯保険のメリット
しかし、保険に改めて加入するより安く、または無料で気軽に利用できることはクレジットカード保険の良い点です。
また、事前に期間を限定していないため旅行が延長した場合や、何度も海外旅行に行く場合に便利なのも嬉しいポイントです。
10日間未満の短期間の旅行ならばクレジットカード付帯の保険でも間に合うでしょう。
また、ベトナムをはじめ海外旅行ではクレジットカードでの支払いが便利であることが多いため、持っていて損はないのでまだお持ちでない場合はこれを機に1枚作ってみてはいかがでしょうか。
以上の事からも、クレジットカード付帯保険で不足している項目のみを選んで契約できるプランを探して組み合わせることが、費用を抑えた上で安心を確保する方法としては最善です。
まとめ
今回は、ベトナム旅行の際に入っておきたい海外旅行保険について詳しく解説しました。
本記事のポイントは以下です。
- ベトナム旅行に海外旅行保険は必須
- 衛生面、治安の悪さ、交通事故のリスクがる
- 複数の保険を比較して決める
- クレジットカード付帯の保険も活用する
旅行前にしっかりと保険を吟味したうえで加入しておき、不測の事態に備えることで安心して思い切りベトナムを満喫することができます。
本記事を参考に、自身に合った海外旅行保険を検討し楽しいベトナム旅行にしてくださいね。
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