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留学ローンと奨学金の違い
留学ローンと奨学金の違いを、端的に説明して行きましょう。
留学ローンは金利がお金を借りた翌日から発生します。
それに対して奨学金は在学期間中は利息が発生せず、卒業後に発生します。
これは、返済義務のある奨学金の場合です。
留学に関わる奨学金は返済不要の場合が多いのですが、その分狭き門なのです。
その点留学ローンは審査さえ通れば借りられることが多いので、奨学金よりはお金が借りやすいというメリットが。
返済不要の奨学金が得られればそれが一番良いですが、もし得られなければ留学ローンを検討する必要があるでしょう。
留学ローンとは
留学ローンとは、その名の通り留学する場合にお金を借りられるローンのことです。
留学ローンではなく、教育ローンも留学に使える場合がありますので、その種類は豊富です。
留学ローンには、公的ローンと民間ローンの2種類があります。
公的ローンは金利が低いですが審査が厳しい。
ですが、返済期間が長めに設定されています。
民間ローンは利息が高めですがその分、審査が通りやすくなっています。
ただ、返済期間が短い場合がありますので、注意が必要です。
奨学金と比較したメリット
奨学金と留学ローンを比較すると、留学ローンの方がお金を借りやすいことがメリットです。
奨学金には給付型（返済不要）と貸与型（返済あり）の2種類がありますが、ほとんどが給付型になっています。
給付型の奨学金は返済する必要がありませんので、多額のお金がかかる留学には、多大なメリットがあります。
ただその分人気があるので、給付型の奨学金を必ず得られるとは、いえないのです。
留学ローンは審査さえ通れば、借りられるお金です。
つまり、奨学金よりは留学費用を得やすい、というメリットがあります。
奨学金と比較したデメリット
奨学金と留学ローンを比較した時のデメリットは、返済義務があること。
留学ローンには金利もかかりますので、借りた以上のお金を返済しなければいけません。
また、1番注意したい点として、奨学金は入学後に受け取れるので、入学前に入学金や授業料を支払う必要がある場合、奨学金では間に合いません。
その場合は留学ローンを使うしかないケースもあります。
教育一般貸付
教育一般貸付は、日本政策金融公庫が行う、国の教育ローンです。
金利が1.66%と低く、返済期間も15年とかなり長く設定されています。
海外留学の場合、海外の教育施設に3ヶ月以上在籍する場合は450万円まで借りることが可能です。
家庭の状況や扶養するお子様の人数によって金利や返済期間などの優遇があります。
金利が低い上返済期間が長いので、月々の返済額が低くなりやすいので、返済の不安が少ないといえるでしょう。
みずほ銀行
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/education/index.html
みずほ銀行の教育ローンは、留学費用など教育関連全般に使うことができるローンです。
最大300万円、返済期間は10年間で設定可能です。
もちろん審査がありますので、借り入れ希望額によっては借入額が低くなる、または借りられない場合もあります。
変動金利と固定金利があり、どちらも3％以上の金利となります。
ただ、在学期間中は最長で5年の元金返済据置がありますので、在学中は金利のみを支払えば良い場合も。
来店不要で申し込みから審査までができるのも、良いですね！
三菱UFJ銀行
https://www.bk.mufg.jp/kariru/kyouiku/index.html
三菱UFJ銀行の教育ローンは、変動金利3.975%、返済金額が30万円〜500万円、借入期間6ヶ月以上10年以内のローンです。
基本的に授業料のみのローンですが、留学費用にも使えるということですので、詳細は問い合わせてみると良いでしょう。
元金返済据置がありますので、在学中は金利だけを支払えば良い形になります。
事前審査のみならネット上から申し込みができ、即日メールで回答されます。
申し込みから借り入れまで、4日で可能な場合も。
繰り上げ返済の手数料がかからないのも、魅力ですね。
すぐに留学ローンを組みたい時は、最適なローンです。
三井住友銀行
https://www.smbc.co.jp/kojin/mokuteki_loan/kyouiku_m/
三井住友銀行の教育ローンには、無担保型と有担保型があります。
無担保型は、10万円〜300万円まで、300万円を超える留学ローンを組みたい場合は、有担保型に申し込みましょう。
教育関連資金として使うのならばOKなので、幅広い留学費用に当てることが可能です。
ただ、元金返済据置がありませんので、在学中にも金利と元金を支払う必要があります。
金利は変動金利型です。
年2回、金利が変わる可能性がありますので、そこは注意した方が良いでしょう。
りそな銀行
https://www.resonabank.co.jp/kojin/edu/
最大500万円まで借りることのできる、りそな銀行の教育ローン。
入学金、授業料の他、証明さえできれば教育関連資金も50万円まで借りることが可能です。
支払済でも3ヶ月前のものまでなら、借り入れOK！
返済期間は最長10年までですが、元金返済据置がありますので、在学中の返済負担を減らせます。
地方銀行
地方銀行の教育ローンは、ご紹介した都市銀行よりも比較的、金利が低めなのが特徴です。
借り入れ期間も日本政策金融公庫なみに10年以上になることも。
自宅の近くに地方銀行があれば、申し込みを検討すると良いでしょう。
地方銀行には、契約先を増やすことに力を入れているところもありますので、審査が甘くなる訳ではありませんが、申し込みはしやすいです。
ぜひ留学ローンを借りる先として、候補に入れてはいかがでしょうか？
まとめ
留学とその費用は、当たり前ですが切っても切れない関係。
十分な留学資金がない、という場合は、ローンをうまく使って留学という目的を果たす手段も。
留学は、いつでもできる訳ではありません。
一度チャンスを逃したら、次に留学できるのはいつになるか分かりません。
せっかくの留学チャンスを逃さない為にも、留学ローンの検討は必須でしょう。
色々な留学ローンを調べて比較検討し、申し込みましょう。
もちろん審査の結果によっては借り入れができないこともありますので、いくつかの留学ローンに申し込んでおくと、安心です。
無事に留学できることを、信じましょう！
留学は、留学する地域の治安を始め、準備しなければいけないもの、必需品、語学学校の事情など様々な情報が必要となります。 もちろん時には勢いは大切ですが、転ばぬ先の杖と言いますし、できれば日本にいるうちから情報を集めておくのが大切です。 世界23カ国の留学に対応し、4000校以上の語学学校の情報を掲載、紹介しています。 情報サイトでありながらエージェントでもあるため、留学の申し込みをそのまま行うことができるのが強み。 
