GSETってどんなスクール?4つの英語スキルを習得するメソッドとは

 

記事監修者紹介

益岡 想

慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。

英語検定一級TOEIC990点TOEFLiBT 110点超えTOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。

ビジネスパーソンを中心に話題となっている「GSET」。

英会話スクールでも、発音矯正スクールでも、コーチンスクールでもない、新しいスクールです。

そんなGSETはいったいどんなスクールなのか、徹底解説していきます!

 

 

GSETとは?

GSETは主にビジネスパーソンを対象とした、英会話スクール。

以前は「English for Everyone」や「e4e」という名前で知られていましたが、大幅リニューアルに伴い「GSET」に改名されています。

そんなGSET、いったいどんなスクールなのでしょうか。

対面レッスン×オンラインレッスン

GSETの最大の特徴は、対面レッスンとオンラインレッスンが組み合わされている点。

週1回50分間の対面レッスンと、トレーナーとの30分程度のオンライン宿題トレーニングを週6回繰り返すことで英語の定着を図ります。

遠方にお住まいの方など、対面でのレッスンが難しい場合は、Skypeでレッスンを受講することもできます。

英会話に必要な4つのスキルを鍛える

GSETでは、英語と日本語の共通点の少なさに着目。

日本人が英語を話せるようになるには、以下の4つの英語のためのスキルを身につけることが必要だとしています。

<発声法>
日本語と英語では異なる発声法。
日本語の発声法のままでは発音できない音やリズムなどもあるので、英語の発声法を習得する必要があります。
<音>
カタカナ英語で話しても英語話者には伝わりません。
これは英語と日本語では音が異なるから。
英語の音を習得することで、英語を聞くこと、話すことをマスターできます。
<リズム>
日本語ではすべての音節を均一に発音しますが、英語ではストレスというものを中心に強弱をつけて話します。
同じ文章でもストレスによってニュアンスが変わることも。
英語のリズムを身につけることは英語を話すうえで欠かせません。
<英語思考>
思考は日本語、そこから英語に翻訳……という流れでは英語を話すことも聞くこともできません。
思考から英語を使うことで、スムーズな英語での会話を実現します。

GSETはこれらを学習するための「長期記憶化学習法」を独自に開発。

この学習法で身についたスキルは一生消えないとしています。

GSETのレッスンの流れ

PDCAの積み木

GSETには日本語と英語の違いを考えた上で、英会話に必要な4つの能力が重要だと考えています。

ここからは「発声法」「音」「リズム」「英語思考」を身に付けるための具体的な1週間の流れを紹介していきます。

1日目

GSET 1日目の流れ

1日目では週1回のネイティブトレーナーとのレッスンを行います。

日本語と英語の違いを理解しているネイティブから英会話に対する考え方から、発音の技術まで丁寧に学んでいきます。

週2回以上のレッスンを推奨する英会話教材もありますが、GSETは無駄なく、短時間で本格的な技術をインプットすることに長けているようですね。

全てオンラインで完結させることができるのも魅力ですね。

2〜7日目

GSET 2〜7日目の流れ

2〜7日目は1日目のレッスンで学んだことを活かしながらのトレーニングがメインになります。

次のレッスンの間、宿題を出すだけでなく、毎日トレーニングの結果をトレーナーに確認してもらうので、みっちり1週間トレーニングを継続できる環境が整えられています。

 

GSETの料金プラン

気になるのは料金プラン。GSETの料金プランはひとつだけ。

レッスン回数4週間「毎日」
料金52,000円(+税)
ポイント入会金・教材費無料
毎日レッスンを受講
トレーナーは全員ネイティブ

長期契約ではないので、自分のタイミングで始めることができます。

実際どれだけのレッスンが用意されているかは気軽に無料体験で確かめてみるのが良いでしょう。

GSETの効果

独自の学習方法を提案するGSETですが、その効果はどれほどなのでしょうか?

実際に受講した人の感想を紹介します。

発音がクリアになる

GSETでは入学直後は発音練習をひたすら行います。

カタカナ英語と本来の英語の正しい読み方の違いをきちんと教えてくれるため、正しい英語を理解した上で学習できます。

レッスンでは、講師が細かい発音やリズムまでチェック。

ネイティブの英語に近づけるためのアドバイスをもらうことができます。

リスニング力が格段に上がる

発音練習を繰り返し、自身が正しい発音を身につけることで聞き取りの能力も向上した、という口コミが多数。

またネイティブの会話のリズムやスピード感、フィーリングなども知ることができ、実践的な学習ができるという意見もありました。

発音やリズムを学ぶ学習体系が、聞き取り能力の向上にも大きく貢献していることがわかります!

ネイティブ講師から学べる

GSETに在籍する100人以上の講師は全員ネイティブ。

ネイティブの講師と第二言語として英語を使っている講師では、やはりネイティブのほうがおすすめ。

より質の高いレッスンが期待できます。

GSETでは「音の出し方」「筋肉の動かし方」「呼吸の仕方」など、かなり感覚的な部分まで学習することができます。

英語の決め手となるこれらの要素をネイティブから学ぶことができるのは、大きなメリットです。

料金が高い

GSETの感想として多かったのは、料金が高いというもの。

確かに1ヶ月で5万円はなかなか気軽に出せる値段ではありません。

しかし、受講者の中には料金の高さよりも、ネイティブのレッスンを毎日受けられるという質の高さを評価する人が多いのも事実。

ビジネスシーンで使える英語を身につけたい人など、ハイクオリティなレッスンを求める方はぜひ一度無料体験をしてみると良いでしょう。

 

 

GSETの口コミ

本格的な英会話の技術を学ぶことができるGSET。

実際に受講した方の口コミを紹介します!

良い口コミ

吹き出し

英語力がぐんぐん上がる

当初1ヶ月は、ひたすら発音練習で上達するのか疑問だった。
しかし、今まで聞き取れなかった海外ドラマが字幕なしで理解できるようになり、洋楽も聞き取れるようになった。
リスニングのみならず、スピーキングの指導も丁寧。
会話力が着実に向上していると実感している。

メカニズムを理解しながら学習できる

会社の研修の一環で利用することに。
最初は「英語ってこうやって勉強するの?」と驚いたが、だんだんなるほどと思うことが多くなった。
3ヶ月経った頃から、明らかにリスニング力とスピーキング力が向上し、躊躇なく英語で話すことができるようになった!

ネイティブの英語を聞き取れるように

仕事上外国の人と話すことが多いため、GSETに入会。
そもそもネイティブの話は聞き取れないことが多かったが、GSETで学習するうちに耳がかなり変化して、早口の英語も聞き取れるようになった。
最近では取引先の人から発音を褒められるほど成長することができた。

オンラインでも問題なし

地方の田舎に住んでいるので、オンラインで受講。
オンラインでも対面のような感覚でトレーニングを受けられる。
半年学んでいるが、半年前とは全く違う。
聞き取り力も上がり、会話が途切れずスピーディーに話ができるようになった。

 

会社の研修の一環で使用されるなど、やはり本格的なビジネスの場でも役に立つことが立証されているようですね。

そして、最も多かったのは「発音が改善された」という意見。

英語を発音する細かな技術を理解した上で身に付けられる点はやはり効果的なようです。

GSET トレーニングの効果

公式でも受講前と受講後の音声を載せており、GSETは発音矯正に対してかなりの自信を持っているといえるでしょう。

悪い口コミ

ばつを出す人形

質はいいが高価すぎる

仕事で英語を通ことが多いが、なかなか相手に通じず、オンラインで学習できるサービスを探していたところ、GSETが良いと評判なので無料体験を受講。
確かにレッスン内容は良かったが、1ヶ月に5万超えは厳しい

他社と価格を比べてしまうと……

1ヶ月に3,000円台のオンライン英会話と比較してしまうと、さすがに入会を躊躇してしまう。
これなら対面式のスクールに通ってしまってもいいのかも?

特殊な学習メソッドについていけなかった

英語はリズムと言われても、どうもピンと来ず。
無料体験だけでやめてしまった。
私には合わなかったみたい……。

良い意見も沢山ある一方、不満な点もやはり見受けられました。

最も多かったのは「価格が高い」という意見。

月額3000円〜5000円が相場のオンライン英会話と比べるとやはり高く見えてしまうのは事実です。

メソッドが特殊で人によっては合う、合わないもあるかと思うので、無料体験で必ず見極めるようにしましょう。

GSETをおすすめできる人

?の積木

GSETはその料金や学習頻度、学習方法から万人向けのスクールではありません。

ここからは具体的にGSETをおすすめできる人の特徴を解説していきます。

ビジネスで英語を使用している人(または使う予定の人)

電話をしている男性

GSETは発音の矯正を中心に、英語を伝わるようにトレーニングを行う英語スクールです。

そのため、実際にビジネスなどの商談で英語圏の人とやりとりがある方は受講をおすすめすることができます。

「日本語であれば詳しく伝えられるのに、英語になると発音に自信がなくて話せない…」

という方はGSETのプログラムを活用し、「発声法」「音」「リズム」「英語思考」の4つを身に付けることで、自信を持って商談の場に臨むことができるようになるでしょう。

短期集中で英会話を学びたい人

スケジュール帳と時計

GSETは4週間毎日英語に向き合い、英語力を向上させていくプログラムです。

そのため、短期的に発音を矯正し、伝わる英語を話せるようになりたい人におすすめすることができます。

捉え方によってはスパルタと捉えることができますが、毎日ネイティブ講師から発音の確認などがもらえるので、強制力が強い環境が整っています。

伝わる英語を本気で身につけたいけど、まだそういった環境を作り出せていない方はGSETに入会することで学習環境を整えることができるかもしれません。

GSETをおすすめできない人

頭を抱える女性

GSETは使う人が上手く使えば、効果的な学習プログラムですが、前述の通り万人受けという訳ではありません。

ここからはGSETをあまりおすすめできない人の特徴を解説していきます。

英会話初心者

初心者マークを持つ女性

GSETは独自のメソッドによって、伝わる英語の技術を身に付けることができる一方、毎日一定の時間必ずトレーニングを行わないといけないため、初心者には少しハードルが高いプログラムです。

また、週一回のレッスンしか行わず、英語をインプットする機会が少ないため、基礎的な英語力はある程度身についていることが望ましいです。

そのため、初心者の方はまず、英語学習に慣れ、基礎力を養ってからGSETに入会することをおすすめします。

 

オンライン英会話初心者の方はこちらの記事をチェック!

日常英会話レベルを目指している人

スイカを食べる男女

GSETは細かいニュアンスや発音の技術を身に付けられるため、ビジネスなどの重要な場面での齟齬をなくすことに役立ちますが、日常会話レベルであればそこまで細かい技術は必要ないのではないかと個人的には考えています。

もちろんコミュニケーションを図る上でなるべく誤解はしたくないし、させたくもありませんが、単純な接触回数やボディランゲージを活用すれば、そこまで大事には至らないのも事実です。

ある程度英語は話せるけど、発音まで完璧に身に付けたいという方はGSETを受講するべきですが、費用や学習頻度の点から、それ以外の日常英会話レベルを目指すのであれば、あまりおすすめはできません。

まとめ

とにかくネイティブレベルの英語を身につけたい、質の高いレッスンを受けたいという人におすすめなGSET。

料金が原因で二の足を踏んでいる方は、1度無料体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか!

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