益岡 想 慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。 英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
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高校生が海外留学するメリット
国際化の波の中で、英語を学ぼうという社会意識が強くなってきました。
そして実際に外国に出て学校で生の英語を学ぶ留学も人気が上がってきています。
その中で高校時代に留学をしようと試みる10代の男女も増えてきました。
一昔前は学生の英語留学と言えば大学生の留学が一般的でした。
しかし今では高校生の英語留学も常識として社会に浸透しています。
この記事では高校生の英語留学について見ていきます。
まず、高校時代に海外留学で英語を学ぶ事にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
英語学習のモチベーションアップ
高校時代の英語留学がおすすめできる理由としてはまず英語学習に対してのモチベーションが上がる事が挙げられます。
10代は感性が多感で、この時期に海外を経験する事により、その後の生活に好影響を与える多くの事を吸収できるでしょう。
海外で生活してみる事によってその土地が好きになり、そこで生活をしたり仕事をしたいと思うようになるかもしれません。
また外国人の友人ができる事によって、その相手ともっと深く話し合って分かり合いたいという欲も生まれるでしょう。
そういった思いが、その後の英語習得に対しての良い熱意に繋がる事が挙げられます。
文化交流の機会になる(視野が広がる)
留学というのは国際的な視野を持つ上でも良い体験です。
今まで外国生活を経験した事がない高校生にとって、海外で生活する事は何かしらのカルチャーショックに繋がるでしょう。
海外の留学先ではその国の人はもちろん、他国からの留学生にも多く出会います。
外国人との交流に中で接する考え方や風習には、日本人から見れば想像できない事も含まれてきます。
それらはショックであると同時に、良い刺激にもなるでしょう。
そこで日本人である事を見つめ直す事にもなり、また多様な文化を知る事により様々な立場の人の理解にも繋がります。
高校生の語学留学は、このようにして視野を広げる貴重な機会となります。
英語のアウトプットができる
英語留学のもう一つのメリットは英語のアウトプットができる事でしょう。
日本の英語教育にはインプットばかりを詰め込むという欠点があるとされてきました。
日本の英語教育では文法や慣用句を情報として詰め込んでいきますが、それらを実際に使う機会がほとんどないのが現実でしょう。
海外で生活する事によって、外国人と実際に英語で会話するという有意義な体験が得られます。
知識として詰め込んだ文法が実際には使いこなせなかったり、文法は間違っていても意味は通じたりという経験をするでしょう。
英語を英会話として使う経験ができるのも英語留学の大きな意味となってきます。
高校生の留学の種類
高校生の留学について見ていますが、高校生の留学には大きく分けて3つの種類があります。
それは、正規入学、短期入学、そして交換留学です。
それぞれの特徴を見てみましょう。
正規留学
高校生の語学留学の1種類目は正規留学です。
正規留学は現地の学校での単位の取得や卒業を目指す長期の留学を指します。
正規留学では、現地の学校で現地の学生と同じ授業を受ける方法が一般的。
単なる語学の授業の学習だけでなく、総合的に現地の学生の中に溶け込まなければならないので、精神的にも大きく成長するチャンスです。
短期留学
高校生の語学留学としては短期留学もあります。
短期留学は現地の英語レッスンや生活を体験するために短期で行われる留学で、夏休みや春休みを使って行われるのが一般的。
留学期間は休み期間中の1週間から8週間のスパンが一般的と言えるでしょう。
英語中心のスパルタ式留学から現地の観光にも重点を置いたもの、ホームステイで現地の家庭に溶け込むといったスタイルのものもあります。
交換留学
高校生の語学留学、最後に挙げられるのは交換留学です。
交換留学はその名の通り、日本に来る留学生と交換で海外に留学するプログラムです。
交換留学の場合、交換留学を行っている団体に書類を提出して選考を受ける事になります。
留学先については、国は選べますが地域は選べないケースが一般的。
現地にホームステイして公立の高校に通うケースがほとんどです。
留学期間は半年から1年程度が一般的と言えるでしょう。
おすすめの留学エージェント
このように高校生の英語留学は年々人気を増してきています。
実際に留学をしてみたいと考えている高校生も多い事でしょう。
しかしいざ留学を計画しようとすると解らない事だらけかもしれません。
そのような場合に頼りになるのが留学エージェントです。
留学エージェントは留学に際しての手続きを代行する代理店です。
代表的な留学エージェントを3社紹介しましょう。
高校留学ワールド
留学エージェントとしてまず紹介するのは高校留学ワールドです。
高校留学ワールドは1999年から20年、学生の留学サポートを行ってきています。
高校留学ワールドではアメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、イギリス、アイルランドの6ヶ国への留学をサポート。
正規、短期、交換留学全てをサポートし、留学前から、留学中、帰国後の入試に至るまでサポートしています。
日本で不登校や学校中退となった人に対してのサポートを行っているのも高校留学ワールドの大きな特徴と言えるでしょう。
留学ジャーナル
留学エージェントとしては留学ジャーナルも優れた団体です。
留学ジャーナルでは業界でも最大級と言える650以上の海外校と提携。
アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、イギリス、アイルランドの6ヶ国以外にも留学の新興国とも関係を持っています。
その中にはヨーロッパの小国マルタや東南アジアの国々などが含まれます。
体験用の無料セミナーも行われているので、まずはセミナーでエージェントの雰囲気を知るのも良いでしょう。
AFS
おすすめ留学エージェントの紹介、最後はAFSです。
AFSはニューヨークに本部を置く団体で、世界で最初に高校生留学を始めた団体としても知られています。
AFSと交流がある国は英語圏でも約70ヶ国あります。
AFSは営利目的の団体ではないので留学費用が安い事が最大のメリットと言えるでしょう。
1年の留学なら生活費込みで150万円強で行く事も可能です。
留学がおすすめできる人とは
高校生の英語留学について取り上げてきましたが、最後に留学がおすすめできる人の特徴について見てみましょう。
自分の性格や将来の視野について以下のような特徴を持っている人は留学におすすめできると言えます。
しかし留学の第一歩は自分の興味とやる気なので、以下の特徴に当てはまらなくてもやってみたいという意思が強ければ留学を試みるべきだと言えるでしょう。
英語が好きで、英語を話すのが好きな人
海外留学に向いている高校生としてまず挙げられるのは、英語に興味があり他人と話す事が好きな人です。
海外留学は、日本ではなかなか体験する事ができない生の英会話を日常的に体験するチャンスです。
外国語をマスターする方法はまず積極的に話してみる事だと言われます。
失敗を恐れて尻込みしてしまう人はなかなか英会話に慣れる事ができません。
失敗を経験だと思って常に積極的に話せる人が英語留学には向いています。
英語力をさらに高めたい人
留学に向いている高校生のタイプとしてもう一つ、英語力を高めたいと思っている人が挙げられます。
特に英語圏では積極的に主張する人が認められる傾向にあります。
英語の学習に対して確固たる目標を持っていて、留学生活に目的を見出している人が向いていると言えるでしょう。
英語学習に目的がなく、授業にも積極的に参加できなければ取り残されてしまう可能性があるかもしれません。
まとめ
この記事では高校生の英語留学について取り上げました。
高校生の英語留学には正規留学、短期留学、交換留学の3種類があり、留学をサポートするエージェントもあります。
まずは留学エージェントの無料セミナーで留学について知るのも良いでしょう。
留学は、留学する地域の治安を始め、準備しなければいけないもの、必需品、語学学校の事情など様々な情報が必要となります。 もちろん時には勢いは大切ですが、転ばぬ先の杖と言いますし、できれば日本にいるうちから情報を集めておくのが大切です。 世界23カ国の留学に対応し、4000校以上の語学学校の情報を掲載、紹介しています。 情報サイトでありながらエージェントでもあるため、留学の申し込みをそのまま行うことができるのが強み。