益岡 想 慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。 英語検定一級、TOEIC990点、TOEFLiBT 110点超え。TOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している。数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。
TOEICを受けるからには、できるだけ高いスコアをとりたいでしょう。TOEICのスコアをあげるには、様々なテクニックが重要となります。
テクニックなしで受験するのと、テクニックを活用して受験するのでは点数が異なってきます。そこで、そこで今回は、TOEICの点数をあげる裏技テクニック8選を紹介します。
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TOEICの点数をあげる裏技テクニック8選
みなさんはどのようにTOEIC対策を行っているでしょうか?TOEICの問題を解く際、どのようなテクニックを知っていますか?
当記事では、全体的に使えるテクニックからパートごとに使えるテクニックまで、TOEICの点数をあげる裏技テクニックを紹介します。
総合編
TOEICの問題全般に使えるテクニックを紹介します。
すでに知っている方が多いかもしれませんが、知らない方は知らないと損するテクニックばかりですので、把握しておきましょう。
マークシートに慣れておく
皆さんご存知の通り、TOEICはマークシート式です。事前にマークシートになれておくことで、本番も焦らずに問題を解くことができます。
TOEIC対策の参考書には、様々なものがありますがマークシート付きの問題集がおすすめです。まずはマークシートのになれることが重要となります。
時間配分を工夫
時間配分を工夫しましょう。特にリーディングパートでは、時間が足りずに最後まで問題を解けない方は少なくありません。
TOEICは問題数が多いので、各設問に割り当てられる時間が限られてきます。そのため、TOEICの点数をあげるためには時間配分が重要となります。
まずは各パートの所要時間と1問あたりに割り当てられる時間を確認してください。TOEICのリーディングパートの所要時間は75分です。
各パートでは、part5に約15分、part6に約10分、part7に約50分に振り分けられます。
そこから、各パートごとの問題数をわると、part5は1問あたり30秒、parr6は1問あたり40秒、part7は1問あたり55秒となります。この時間通りに解くことが理想です。
諦めることもテクニック
問題によっては諦めることも重要です。すべての問題を理解できるのは、限られた一部の人のみだと考えた方が良いでしょう。
TOEICの対策を行ったとはいえ、わからない問題はいくつか出てきます。一度つまづいてしまうと、他の問題が解けなくなってしまいます。
パッとみた感じでわからないと判断したら、諦めてすぐに次の問題へいきましょう。特に語彙問題は、問題をみた瞬間に「知っているか否か」で瞬時に判断可能です。
文法問題や長文読解は考えたらわかる問題ですが、語彙問題は考えたところで答えは出ません。
リスニング編
ここからはパートごとの裏技テクニックを紹介していきます。まずはリスニング編です。
それでは、TOEICのリスニングパートで点数をあげるための裏技テクニックを紹介していきます。
問題文を先読み
質問文が読まれる前に問題文を先読みしましょう。先読みすることで、リスニングする上で聞き取るべき重要なワードや文脈ががわかります。
そのため、全てのワードを聞き取れなくても、要点さえ聞き取れていれば、高得点に繋がります。
ただし、質問文を読みながら、音声を聞くのは避けてください。音声がながれている時は、音声だけに集中しましょう。
なぜなら、人間はマルチタスクが苦手なためです。マルチタスクとは、同時に複数の作業を行うことです。
人間の脳はマルチタスクに対応していないがために、リスニングと質問文の先読みを同時に行うと、かえってどちらも頭にはいってきません。
単語をひろわない
先ほどのテクニック「問題文を先読み」の際に少しふれましたが、単語をひろうのはやめましょう。単語ではなく、文脈を意識してください。
細かい単語が聞き取れなくても、文脈が理解できていれば、点数に繋がります。文脈を理解するポイントは、「主語」に注目することです。
話されている内容はだれのストーリーなのか、主語を意識することでストーリーの中心をとらえることができ、単語が聞き取れなくても文脈を理解できるようになります。
リーディング編
リスニングに続いて、次はリーディング編です。それでは、TOEICのリーディングパートで使える裏技テクニックを紹介していきます。
文法か文脈か見極める
TOEIC part5とpart6では、文法問題と文脈問題が混ざっています。リスニング編のテクニックと同様、質問を「先読み」し、文法か文脈か先に見極めましょう。
文法問題は単に知識の問題のため、すぐに答えを出せますが、文脈問題の場合は前後の文章を読む必要があります。文法問題に対して前後の文章を読む必要はありません。
先に文法問題か文脈問題か見極めることで、「文法問題に対して前後の文章を読み込むことによる時間のロス」を未然に防ぐことができます。
文を全部読まない
先ほどのテクニック「文法か文脈か見極める」に通ずるものがありますが、各文章を全部読むのはやめましょう。そもそも、文を全部読む時間はありません。
TOEICでは、質問に正しい答えを導き出せれば良いので、文章を全て理解する必要がないからです。文書は飛ばし読みをしましょう。
特に長文読解問題において、「飛ばし読み」で時間短縮ができます。むしろ、飛ばし読みをしなければ、時間は足りなくなってしまいます。
飛ばし読みのポイントは、2つです。まず、「主語」に注目しましょう。主語に注目すると、文章の中心が理解できるため、文章の概要を把握しやすくなります。
2つ目に、「述語」に注目しましょう。主語に直接かかっている言葉のみを拾っていくことで、より早くかつ正確に文章の内容をとらえることが可能です。
本文より先に設問を読む
すでに説明したテクニックと重複する部分がありますが、先に質問文を読むことが点数アップに繋がります。
質問文を読む際は、「主語」に注目することで、求めている情報がわかります。
例えば、「Where」だったら場所、「Who」だったら人物など、選択肢を狭めることができます。大半の問題では、質問を読んだだけでいくつかの選択肢を省くことができます。
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TOEICの点数をあげる裏技まとめ
いかがだったでしょうか?すぐに実践できるものから練習が必要なものまで、TOEICの点数をあげる裏技を紹介しました。
まずは前半に解説したTOEIC全般に使える裏技テクニックを試し、慣れてきたらパートごとの裏技テクニックも試してみるのがおすすめです。
今回紹介したテクニックを組み合わせることで、TOEICの点数があがるでしょう。ぜひ裏技テクニックを実践してみてください。
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