【決定版】英検準2級のリスニング対策はたったこれだけ

 

記事監修者紹介

益岡 想

慶應義塾大学経済学部卒のアメリカ在住12年間の帰国子女。

英語検定一級TOEIC990点TOEFLiBT 110点超えTOEICは990点を一度だけでなく、3回連続で出している数々の日本の英語検定系の試験を受けてきて、高得点を叩きだしてきた。

英検準2級のリスニングは意識して勉強しないと合格できないレベルの試験です!英検準2級のリスニング問題は【1】会話の応答文選択・【2】会話の内容一致選択・【3】文の内容一致選択の第3部で構成されています。各10点満点。

基礎的な英語力が問われる問題が多いな〜

とはいえ、対策すればすぐに合格可能!対策ポイントなどをまとめました

リスニング1部 会話の応答文選択

【1】会話の応答文選択では、2人の人物が登場し2人目の発言を選択することになります。全10題を答えることになります。

英検5級・4級・3級の第1問目にはイラストが提示されていましたが、英検準2級ではイラストの提示がありません。

英検準2級の第1問は音声のみでの回答になります。

ただ、基本的には英検5級・4級・3級の第1問目と同じ回答形式なので、注意する必要はありますが、慌てる必要はありません。

冷静に問題の趣旨を理解できれば、容易に回答できるでしょう。

リスニング2部 会話の内容一致選択

【2】会話の内容一致選択では、【1】会話の応答文選択同様2人の会話が繰り広げられます。【2】会話の内容一致選択では、全10題を答えることになります。

しかしながら、【1】会話の応答文選択とは違い、最後の会話に関する質問が問題になるんですね。

▼設問

 

例えば、人物Aが彼女の状態について質問したとしましょう。

応答として、人物Bが「彼女はソフトボールの試合を見ていたよ」と言ったとします。

その場合の問題は、人物Bはどのように答えたでしょう?のようなものになります。

この例の場合だと答えは1になりますね。

基本的には、【1】会話の応答文選択とそこまで変わりませんが、回答の種類が異なるので注意しましょう。

会話の内容一致選択も10点満点を狙って9/10を取りたいところです。

問題形式は【1】会話の応答文選択と似ているので、しっかりと音声を聞くことができれば、問題ないでしょう。

リスニング3部 文の内容一致選択

【3】文の内容一致選択は、1人のスピーカーがナレーションをします。その後ナレーションに対する質問が流れるので、それについての適切な説明をしている文章を選択します。

▼設問

▼回答

例えば、ナレーターが料理についての英文を読んでいたとしましょう。

その後、同じナレーターから料理についての質問を問われることになります。

そこで初めて適切な回答を選ぶことになるんですね。

前問題と同じく、2人で会話が繰り広げられると思っていたら問題自体が終わってしまうので、注意が必要です。

文の内容一致選択は最後に配置されており、前2つの問題形式とは異なるので少し難しいかもしれません。

なので、満点を狙いつつも10/8を取ることができれば十分でしょう。

つまり全体30点満点中26点を取ることが英検準2級のリスニング合格点となります。

英検準2級リスニングのコツ

 

リーディング問題を早めに終わらせる

英検準2級の試験ではリスニングの前にリーディングの問題があります。

このリーディングを早めに終わらせるのが、リスニングで得点を稼ぐために非常に重要です。

なぜならば、リーディングを早く終わらせることで、リスニングの問題を先読みできるからです。

リスニングの問題を先読みすることで、どんな問題が出るのかを多少把握することができます。

そうすることで、気持ちに余裕が生まれるため、冷静にリスニング問題を解くことができるのです。

文頭の疑問詞を聞き逃さない

英検準2級のリスニング試験では、質問の文頭でどの疑問詞が使われているかを把握するのが重要です。

whenであれば時間を聞かれており、whoであれば人物を聞かれています。whereであれば場所のことが聞かれており、それらを理解することで、正答率がぐっと上がります。

なので、流れてくる英文の中で特に文頭の疑問詞を聞き逃さないのが非常に重要となります。

前の問題に固執しない

英検準2級のリスニングに関わらずですが、前の問題に固執しないことが非常に重要です。

いざ問題を解いてみると、高得点を狙うあまりリスニングが聞き取れなかった問題に多くの時間を割いてしまうことがあります。

それが原因で、次の問題の英文、さらにはその後の英文すら聞き取れなくなる可能性があります。

そのため、前の問題でリスニングが聞き取れなかった場合には潔く次の問題に集中することが非常に重要でしょう。

英検準2級リスニングおすすめの参考書

英検対策には専門の参考書が必須!

良い参考書が多いですが、今回はおすすめの4冊を厳選しました。

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普通に使える英検準2級の参考書が結構多いですよ!

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「英検準2級 でる順パス単」は英検のデータを分析して頻度順に掲載してまとめた英検対策単語本。

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難関大学の受験にも使用できるおすすめの参考書となっております。

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「【音声アプリ・ダウンロード付き】2019年度版 英検 準2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)」は過去6回分の試験が収録されているの過去問題集。

英検の出題傾向をしっかり掴むためには大切な一冊となっており、「別冊解答」には確実に問題を解くためのテクニックが豊富に掲載されています。

解説では解答のポイントだけではなく、基礎的な英語力をみにつけることもできるので、解いていくうちに自然と実力が上がっていくでしょう。

一次試験だけではなく二次試験の対策方法も掲載しており、面接の対策もこれ一冊でしっかりこなすことができます。

また、二次試験の対策のため、Web特典で面接の流れを把握することが可能。英検準一級を受ける際には必ず手に入れたい一冊です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、英検準2級のリスニング対策について執筆させて頂きました。

英検準2級は高校1年生〜2年生レベル。

基礎がしっかりしていれば難しいテストではありませんので、まずは基礎力を伸ばしましょう!

お金をかけずに基礎力を伸ばすトレーニングとしてオススメしたいのはやはり音読とシャドーイング。

どちらも音源・テキストさえあればできますが、おすすめは本や音声を使うこと。

シャドーイングのトレーニングは書籍やオーディオブックを使うのがおすすめ!

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