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TOEFLとは?
TOEFLは世界的に認知された英語試験です。
TOEICよりもTOEFLの方が、世界における認知度は上です。
- TOEFLはTest of English as a Foreign Languageの略
- TOEICを制作しているEducational Testing Service(ETS)により開発されている
- 「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定する
TOEFLには以下の2種類があります。
TOEFL iBT(Internet-based Test) | 主に大学・大学院レベルのアカデミックな場面で必要とされる、英語運用能力を測定する試験。コンピュータ式。 |
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TOEFL ITP(Institutional Test Program) | 学校・企業等で実施できる団体向けTOEFLテストプログラム。ペーパー式。 |
以後は、皆さんの多くが受験するであろうTOEFL iBTについてご紹介していきます。
TOEFL iBTの試験内容
▼試験の流れ
セクション | 制限時間 | 問題 |
Reading | 60~80 分 | 36~56 問 |
Listening | 60~90 分 | 34~51 問 |
休憩 | 10 分 | — |
Speaking | 20 分 | 6 課題 |
Writing | 50 分 | 2 課題 |
※表は左右にスクロールしてご覧ください
受験の際は試験会場で1人1台コンピュータが割り当てられ、全てのセクションをコンピュータ上で受験します。
ライティングもキーボードでタイピングする必要があるので、タイピング力を鍛えておきましょう。
- 各セクション30点満点、合計120点満点で採点される
- 全てのセクションでメモをとることが可能
自分の目標を明確にする
海外の大学へ進学したいためにTOEFL受験をするという方が多いと思います。
そこで、自分の目指す大学に合わせた目標設定が重要です。
▼海外大学進学に必要なTOEFL iBTスコアの目安
必要スコア | |
一般的な四年制大学 | 80点 |
アイビーリーグなどのトップ校 | 100点 |
二年制大学 | 60点 |
※表は左右にスクロールしてご覧ください
まずは自分の実力を把握しよう
まずは、公式問題集を一回やってみることをおすすめします。
TOEFLにおいて自分がReading, Listening, Writing, Speakingでそれぞれどれくらいの点数を取れるかをまずは把握しましょう。
TOEFL公式問題集を本番と同じ環境で1回で解くことで、自分の苦手セクションや問題構成などTOEFL試験の全体像を知ることができます。
また自分の現在の点数もある程度把握できるため、今受験したらどれくらい取れて、目指している点数までの距離を埋めるには何をすべきなのかがより明確になります。
ちなみにTOEFLの公式問題集は英語版と日本語版の二種類出ていますが、内容としてはどちらを選んでも大丈夫です。日本語での解説が見たいひとは日本語版、英語は英語で勉強したいと思っている人は英語版を買うといいでしょう。
TOEFLの勉強法
ここからさっそく、本記事の本題に入りましょう。
①TOEFLの頻出単語をマスターする
英語力のベースは文法と単語です。
まずは軽くでも良いので1日数回必ず単語に目を通しましょう。
ある程度覚えてきたら、日本語を見てすんなり書けるかどうか試してみます。
一番良いのは、瞬時に頭の中でその単語を「書ける」ことです。
CDで音声を聞いてすぐに頭の中でスペルを思い浮かべられるか練習をすると効果的に覚えることができます。
人は忘れる生き物ですので、こつこつと積み重ねることが単語を暗記する上ではとても重要です。根気よく単語と向き合っていきましょう。
以下がTOEFL勉強に置いておすすめする参考書になります。
②リーディング
TOEFLのリーディングはアカデミックな内容ですので、理系文系に関わらず幅広い範囲のアカデミックなリーディングが出てきます。
そもそも日本と違って、英語圏では理系と文系が分かれておらずLeberal arts & scienceと呼ばれているので、留学する事を考えている場合いずれにせよ幅広い知識が必要です。
普段からなるべくアカデミックな内容のことを本や新聞で蓄えるということがTOEFLの試験対策に有用になっていきます。
おすすめは勉強法パラグラフリーディングとノートテイキングです。
パラグラフリーディング | 文章を構成する各段落の最初の一文を読み、その段落の要点をつかみながら、あるいは推測しながら文章を読み進めていくこと |
ノートテイキング | 聞き取った内容をノートにまとめること |
また、速読力を鍛えるにはシャドーイングもおすすめです!
シャドーイング | 英語を聞きながらそれを真似して発音する通訳訓練法のこと |
おすすめ参考書は以下の通りです。
さらに、リーディングにおいて高得点をとれるようになるテクニックは以下の通りです。
- 周囲の騒音を気にせず回答できるようトレーニングする
- 長時間の集中を鍛える
- 問題集以外の小説やニュースの英文を読んでさまざまな表現を覚える
③リスニング
上記のリーディングの項でご紹介したノートテイキングはリスニングにもおすすめです。
聞こえてくるほとんどをキャッチしなければと堅くならずに、初めはだいたいをつかもうという構えでいきましょう。
ノートテイキングによって重要となる要点をメモしていくことで、頭でまとめ理解しながら聞いていく力を鍛えられます。
やったことが無い方でも、練習していけば案外スラスラ書いていけるかもしれません。
おすすめ参考書は以下の通りです。
④スピーキング
スピーキングの場合、とにかく「喋る」ことが肝心です。
最初は自分の本当の感情に左右されてしまいがちですが、 TOEFLはあくまでも英語の能力を判断する試験ですので、受験者に起こった出来事や、考えを正直に述べたところで関係のない事です。
テストでは自分が話しやすいトピック選びも重要です。
おすすめの参考書は以下の通りです。
⑤ライティング
ここでも、先ほどから申し上げているパラグラフリーディングとノートテイキング力は必要となってくるので、まずはこの2つのテクニックを抑えてください。
その後に、参考書などの問題を活用します。
ライティングで一番必要なのは、要約力です。日本語でも難しいなら英語になればそれは当然難しいです。
まずは、日本語で文章をまとめることをしてみてください。
また、ライティングでは、予め書くキーワードを定めておくと、どんなトピックが出ても必ずそのキーワードに繋げていけます。
自分の書きやすいトピックを探して見てください。
まとめ
どうしてもやる気が出ない時は息抜きをするのもたまには重要です。
うまくモチベーションを維持しながら受験勉強に取り組みましょう!
本記事がTOEFL対策のお役に立てば幸いです。