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海外旅行保険について
海外旅行保険とは、海外旅行中に起こったトラブルによって発生する経済的な負担をカバーしてくれる保険です。
旅行中に病気や怪我をしてしまった時の治療費や、他人の物や他人を傷付けてしまった時の賠償責任、携行品の窃盗にあった時の補填が主な補償対象となっています。
またオプションで、航空機の遅延や欠航などによって生じる宿泊代や交通費、食事代、空港に預けていた荷物が無くなってしまった時の生活必需品の購入費なども補償対象になります。
では、どんな時にどのような補償が受けれるのか詳しく説明していきます。
どんな時に保険対象になるのか
海外旅行保険の保険対象は大きく分けて次の3つに分類されます。
- 旅行先で怪我や病気になった時
- 他人を傷つけてしまった時の賠償責任
- 携行品の窃盗にあった時の補償
旅行先で怪我や病気になった時の補償
海外旅行のトラブル発生割合で一番高いのが治療・救援費用です。
旅行先で病気や怪我をしてしまった時、日本と違い病院の診察代や入院費は非常に高いです。
例として1週間ハワイで痙攣で入院すると600万近く治療費・入院費としてかかります。
小さいお子さんなどがいる場合は体調を崩したり怪我をよくしてしまうので、こうした高額の費用に対して備えるためにも海外旅行保険の加入はおすすめです。
他人を傷つけてしまった時の賠償責任の補償
旅行先でお子さんが他人の物を傷つけてしまったり、何かの拍子に他人に怪我をさせてしまうかもしれません。
例えば、子供がお店の物を展示物を壊してしまったり、スノーボードをしていて他人に衝突し怪我を負わせるてしまう事があります。
その際の損害賠償は一千万円を超える場合もあります。
そんな人生を左右するような賠償責任を保険で支払う事ができるので、海外旅行保険に加入しておいて損はありません。
携行品の窃盗にあった時の補償
日本と違い海外では窃盗が頻繁に発生しています。
特にスマートフォンやカメラなどを盗まれるケースが多く、その場合に盗まれた物の代金を補償してくれるのが海外旅行保険です。
また、火災などで旅行に持ってきたものが燃えてしまった場合なども海外旅行保険の補償に含まれています。
保険入会費と補償額
海外旅行保険は、旅行先や日数によって異なりますが、1週間程度の旅行であれば4,000円程度でとても安価です。
4,000円でどの程度の補償額を受けられるかは下の表をみてください。
項目 | 治療費損害 | 携行品盗難損害 | 個人賠償損害 |
補償額 | 1,000万円 | 30万円 | 1億円 |
*エイチエス損保の場合
海外での治療費などは日本の健康保険などは適応されないため非常に高額になりやすいです。
特に他人を怪我させてしまった場合は莫大な損害賠償を支払うことになる可能性があるので、海外旅行保険に加入することをおすすめします。
妊婦でも海外旅行保険に加入できるか
妊婦さんでも海外旅行保険に加入することはできます。
ただし、妊娠や出産、早産、流産などで発生した治療費用や救援費用は海外旅行保険の補償対象外となってしまいます。
妊娠初期(21週まで)の場合のみ、海外旅行保険が適用されるものもあるので、海外旅行保険加入の際は必ず確認しましょう。
妊婦が海外旅行に気をつけること3選
- 海外の医療費は高額
- 保険に加入の有無で病院の対応が違う
- 検査などに1日以上かかることがある
海外の医療費は高額
日本と違い海外の医療費はとても高額です。
例えばアメリカで救急車を使い点滴治療を受け、一日入院した場合かかる費用は約30~40万円となります。
海外旅行保険に入ってない場合はこれらを全て負担しないといけないので保険に入っておくことをおすすめします。
保険に加入の有無で病院の対応が違う
もし万が一怪我などで入院が必要になった場合に、保険加入者と未加入者では病院側の対応が変わってきます。
治療の優先順位が保険加入の有無で変わることも多く、入院する病室が保険適用患者は個室、保険不適用患者は大部屋になったりします。
海外で余計な心配ごとを増やさないためにも海外旅行保険加入はおすすめです。
検査などに1日以上かかることがある
海外では日本と違い医療の分業化が進んでおり、エコーやレントゲンなどは病院ではなく検査専門の施設で行われるため、一通りの検査を終えるまでに数日かかる事もあります。
また、海外では病院の数が少ないため探すのにも時間がかかります、海外旅行保険に加入していると24時間日本語サポートデスクがあるので安心です。
海外旅行保険にはいらないリスク
海外旅行中の事故発生率
ジェイアイ傷害火災保険株式会社の発表によると2018年度に発生した海外旅行時の事故発生率は3.7%と発表されました。
海外旅行時の事故はとても身近なものだと認識して、保険などで前もって対策をしておきましょう。
海外旅行中の事故具体例と補償額
過去に実際にあった海外旅行中の例と補償額をご紹介します。
ワイキキビーチで段差に躓き転倒し受診。大腿骨頚部骨折と診断され8日間入院・手術。家族が駆けつける。
ハワイ 支払保険金 864万円
腹痛と下痢のため受診。腹部痛と診断される。
アメリカ 支払保険金 1,081万円
子供が他人の荷物を触り落下、カメラが破損し弁償になる。
イタリア 支払保険金 10万円
海外旅行保険加入方法
旅行代理店
旅行代理店で海外旅行のツアーを申し込んだ場合、セットで海外旅行保険に加入することができます。
自分にあったおすすめの海外旅行保険を紹介してくれるので便利です。
しかし最近では、保険料が安いという理由からインターネット申し込みが主流になりつつあります。
保険代理店
海外旅行に行く前に、自分で保険代理店に足を運ぶ必要がありますが、自分にあったおすすめの海外旅行保険を紹介してくれます。
こちらも同じく最近では、保険料が安いという理由でインターネット申し込みが主流になりつつあります。
空港のカウンター
海外旅行当日に、海外旅行保険への加入を忘れていた方におすすめなのが空港のカウンターでの入会です。
出発当日でも日本の空港内で海外旅行保険に申し込むことができます。
ただし、自宅を出発してから空港に向かうまでのトラブルにも海外旅行保険は適応されるため、事前の登録をおすすめします。
インターネット
最近人気なのがインターネットでの海外旅行保険への入会です。
下記の3つの理由から人気が出ています。
- 他の加入方法よりも保険料が割安
- 24時間いつでも申し込み可能
- ネットに繋がりさえすればどこからでも申し込み可能
保険料が他の加入方法よりも格安って点が一番人気の理由となっています。
ネットに繋がりさえすれば携帯やPCなどから海外旅行保険にどこからでも入会することができます。
デメリットとしては、支払いがクレジットカードでしかできないためご注意ください。
クレジットカードの付帯保険
クレジットカードに海外旅行保険が自動で付いている場合があり、必要なことはクレジットカード入会だけとなっています。
年会費無料のクレジットカードの付帯保険などもあるので、入会しておいて損などはありませんのでおすすめです。
今回の記事では妊婦の海外旅行保険についてご紹介してきました。
事故や怪我などは自分には関係ないと思っていても、意外と身近に事故などは潜んでいるものです。
万が一にも他人を怪我させてしまったり、自分が怪我してしまった場合多額の治療費などがかかってしまいます。
とくに、小さな子供を連れて旅行に行くと体調を崩してしまうこともあるので、海外旅行保険には入ることをおすすめします。
もしこの記事を読んで保険の重要性を知っていただき、役に立てたなら幸いです。
旅行中にうっかりスマホを壊してしまった時にとても便利でした。
デジタル世代のクレジットカードはこれに決まりといっても過言ではありません。
かくいう私も学生時代の旅行ではエポスカードに頼りきりでした笑
海外旅行保険の保障の手厚さや、盗難保険の完備など基本的なポイントを抑えているので、初めての海外旅行におすすめです。
Pontaポイントはローソンをはじめ国内の色々な場所で使うことができるのも魅力。