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カナダ留学にどのビザが必要なのか
カナダ留学に必要なビザには種類があります。
ぴ１カナダに留学を予定している方は、以下の表にて自分にどのビザが必要なのか必ず確認してください。ぴ２
| ビザの種類 | 滞在可能期間 | 就学可能期間 | ビザ取得 | 仕事の可否 | 申請費用 |
| 観光ビザ | 半年 | 半年 | 申請免除 | 不可 | $7 |
| 学生ビザ | 半年以上 | 半年以上の就学期間 | 事前申請が必要 | 特定の学生は可 | $238 |
| ワーキングホリデービザ | １年間 | 半年 | 事前申請が必要 | 幅広い仕事への従事が可 | $338 |
学生ビザやワーキングホリデービザは、出国前に事前申請が必要ですが、観光ビザは現地に到着してから取得することが出来ます。
また、観光ビザの場合はeTA(電子渡航認証:Electronic Travel Authorization)を$7払い必ず取得しなければいけません。
事前申請の必要ない観光ビザ(ビザ無し)
カナダ留学する際、ビザが必要ないケースが存在します。
実は、6ヶ月未満の留学の場合は、ビザを取得する必要がありません。
ビザなし留学の特徴
ビザなし留学は無査証入国なため、就労をする事が出来ません。
ですが、有効期限が６ヶ月以上残っているパスポートさえあれば入国することが出来る手軽さがあります。
しかし、帰りの航空券の提示を求められることもあるので、用意しておいたほうがいいでしょう。
期限
ビザを取らず滞在できるのは、入国してから半年間です。
eTA費
半年未満のカナダ留学の場合は、ビザを取得しなくとも留学可能です。
ですが、eTA(電子渡航認証:Electronic Travel Authorization)を取得しなければいけません。
申請から発行まで約72時間以内に行われますがE-mailの方へと結果が届きます。
(以前は空港での申請で間に合いましたが、最近は間に合わないケースが多いので注意してください)
申請費用に$7必要になり、現金ではなくクレジットカードのみの支払いとなっています。
eTAについての申請や、もっと詳しく知りたい方は「カナダ政府ホームページ」をご利用ください。
事前申請が必要なビザ
ここでは留学目的別に事前申請が必要なビザをご紹介します。
先ほど紹介した、ビザが必要ないケース以外は必要となるので必ず確認してください。
- 学生ビザ
- ワーキングホリデービザ
学生ビザ
カナダに学生で語学留学する人は年々増えてきています。
そんなカナダに留学するための学生ビザの特徴などをご紹介します。
特徴
学生ビザの最大の特徴は、出発前にビザの申請や手続きなどがカナダ留学では一切必要ないという点です。
他の国では必要になることが多いので、他の国に行こうと思っている方はお気をつけください。
また、90日以上の留学期間が必要となります。
期限
正規留学は1年毎に更新が必要で、大学や専門学校のコースを受講している場合は、コースの全期間＋3か月です。
| 種類 | 期間 |
| 正規留学 | １年毎に更新が必要 |
| 大学などのコースの留学 | コースの全期間＋3か月就労 |
ワーキングホリデービザ
特徴
ワーキングホリデービザの最大の特徴は、年間6,500人までと人数が制限されています。
また、学生ビザに比べて、就労などの規制が緩く自由度もすごく高いです。
期限
ワーキングホリデービザは最長１年間で、延長はできません。
| 種類 | 期間 |
| ワーキングホリデービザ | 最長1年間(延長不可) |
就労
学生ビザと違い、滞在中であれば時期によって勤労可能時間の変動はない。
| 時期 | 勤労可能時間 |
| 滞在中 | 1日8時間(週40時間) |
【留学目的別】ビザの申請方法を解説！
ここでは、各ビザの申請方法をご紹介します。
学生ビザ
カナダの学生ビザは、入国後に申請出来ますが、事前に用意しておかなければいけない物もあります。
ここで紹介するものは、必ず用意していきましょう。
ビザの申請に必要な物
ビザの申請には下記の物が必要です。
事前に用意しなければいけない物もあるので、注意しましょう。
- パスポート
- 語学学校の入学許可証
- 住所証明書
- 滞在費証明（現金や銀行預金残高証明書など）
- 保険加入証明書(滞在期間中有効な事)
- 電話番号
- 申請料 $238 (現金での支払いは出来ません)
ビザ申請方法
申請方法は少しややこしいので、よく確認しましょう。
- カナダ移民・難民・市民権省（IRCC）のサイト上で 『GCKey』を作成する。
- 『GCKey』にて必要書類をアップロードし、クレジットカードにて各申請・登録料を支払う。
- 学生ビザ申請後 24 時間以内に 『Biometrics Instruction Letter』 がオンライン上で届く。
- カナダビザ申請センターへ事前予約をする。
- カナダビザ申請センターへ予約日時に出向き個人識別情報登録を行う。
- 審査結果の通知書受領まで待つ 平均3週間。
- 『GCKey』上で発給された通知書をダウンロードし、内容を確認する。
- カナダ入国時、入国審査官に印刷した許可通知書を提示することでビザが発給される。
ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザは6,500人の抽選ですが、基本的に定員オーバーになることはありません。
安心してカナダにワーキングホリデービザで留学しましょう。
ワーキングホリデービザ申請条件
ワーキングホリデービザに申請するには、以下の条件を満たしている必要があります。
- 現在日本在住
- 年齢が18歳以上30歳以下
- 扶養家族の同伴不可
- 渡航中に有効期限がきれないパスポート保持
- 銀行に50万円以上の預金がある
- 滞在期間中の保険に加入している
- 犯罪歴がない
- 過去にワーキングホリデービザでカナダに渡航したことがない
ビザの申請に必要な物
ワーキングホリデービザビザの申請には下記の物が必要です。
英文で用意しなければいけない物もあるので、注意しましょう。
- パスポート(原本とコピー)
- 申請許可のE-mailのコピー
- 申請書
- 写真2枚
- 履歴書(英文)
- 残高証明書(英文)
- 卒業証明書または在学証明書(英文)
- 医療保険証券または付保証明書(英文)
- 航空券(原本とコピー)
- 警察書類
ビザ申請方法
- カナダ移民・難民・市民権省（IRCC）のサイト上で『GCKey』を作成する。
- 『GCKey』上でビザ申請アカウントを作成し IEC へ参加登録をする。
- 1~4週間で届く就労ビザ申請招待状 (Invitation) 受取。
- 『GCKey』 にて必要書類をアップロードし、クレジットカードにて各申請・登録料を支払う。
- カナダビザ申請センターへ事前予約をする。
- カナダビザ申請センターへ予約日時に出向き個人識別情報登録を行う。
- 『GCKey』上で発給された通知書をダウンロードし、内容を確認する。
- カナダ入国時、入国審査官に印刷した許可通知書を提示することでビザが発給される。
まとめ
カナダは6ヶ月未満の留学であれば、ビザの必要のない便利な国です。
留学してみようと思った時に、準備もしやすく気候的にも過ごしやすい国となっています。
しっかり準備をして、有意義な留学になることを願っています。
